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アート(絵画)と真理亜
「もう、いい。」
モナリザは、本当は誰なのかということを
説明したいけど、名前までは思い出せない。心に、モヤモヤとしたものを抱えて
、真理亜は、子供部屋に走って行った。
「何なのあの子。」
百合亜は言った。
勉強机に顔を付け、思いっきり泣いた。
「本当は、お母さんなのに。
何故、モナリザなんて、付けらたのか?
ゆるせない。
ゆるせない。
モナリザなんて、ウソの題だ。
だけど、あの絵を描いた人のお母さんの名前が、思い出せない。
どうしても思い出せない。
昔は、確かに覚えてたはずなのに。
悔しい、、、。
思い出せなくて悔しい。
絶対にお母さん。
間違いなくお母さん。
お母さんの名前のはずなのに、
何で別の女の人の名前になってるの?」
モナリザ
モナリザ
モナリザ
やっぱり、嫌だ。
ゆるせない。
真理亜は、しばらく泣き続けた。




