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俺のリロードもレボリューションして欲しい  作者: はち
Shotgun Marriage in Detective
21/30

act.21

 さて、何がどうしてこうなったのか。


「ルールは簡単だ。

 先に倒れた方の負け。最後まで立っていた方の勝ちだ。勝者にはガンスリンガーのアキと交際する権利が与えられる」


 目の前ではコッホが司会をしてルール説明をしていた。


「禁止事項は、相手の命を奪う事。

 なんでもあり(オールガンズフリー)だ。確認事項は?」

「はい」


 手を挙げるとコッホは勿論、観客や見届人達が全員僕を見た。


「何だ?」

「何故、僕が商品に?」

「お前を取り合って二人の女が戦うからだ」

「では、僕の意志は?」

「無い」


 おい。


「おい」


 流石の僕でもこの仕打ちには怒るぞ。


「刺されて死なないだけ有り難いと思え」

「知るか。

 そもそも、何故アリスが僕をベルナドットと取り合っている。

 確かに、余り好ましい状況での交際とはいかないが、僕としては落とし所は付いているしベルナドットは大喜びだ。

 他がどう思うか知らないが、僕とベルナドットとしては納得尽くの結果だ」


 もしベルナドットが本物の犬ならば庭駆け回ってる所だろう。


「お前……本当に知らないのか?」


 コッホが信じられんと言う顔で僕を見た。何だよ。

 周りを見ると苦笑いしていた。何だよ。


「何がだ?」

「……その事は俺からは言えん」


 何だよ。言えよ。

 アホくさ。


「それで何でもありの殴り合いだか撃ち合いをしてるならば世話無いな」


 バカらしい。コッホにさっさと続きをしろよと促すと、コッホが懐からラフィカを取り出し、弾倉を抜く。そして、一発だけ弾を取り出すと掲げた。


「弾を放り投げる。落ちたタイミングで戦う様に。

 構え!」


 コッホが叫ぶと、アリスがホルスターに収まるリボルバーに手を置いた。早打ちのスタイルだ。

 対するベルナドットはニヤリと笑い、大型のカランビットナイフみたいなナイフを取り出した。

 なんじゃありゃ?

 ベルナドットはそれを持って格闘家が良くやる両手を顔の少し下辺まで上げて両手を開くポーズを取る。何ていうんだろうなあのポーズ?

 そして、そのまま両肩を回す様に動かし出す。


「何だあの動きは?」


 しかも、普通に左右に動いていた。アリスに狙いを付けさせないためか?

 まぁ、アリスなら外すだろう。僕なら水平方向に2連射して仕留める。アリスを見れば案の定動揺していた。

 コッホはピンと指で弾丸を弾き上げる。くるくると空を舞う弾丸は太陽光を受けて鈍く光る。僕がやれば。欠伸が出るほどに楽勝な結末。

 弾丸が地面に落ちると同時に、と言うと語弊があるが瞬き一回分位の合間にアリスがヒップショット。ベルナドットはその動きに合わせて大きく左にずれる様に動く事でその一撃を躱す。


「おお」

「何今の……」

「スッゲ……」


 エマやデブ、同居人の弟子は驚いた様子だった。ウチの生徒はじっと決闘を見ている。

 初撃を躱されたアリスは少し焦った様に右手でリボルバーを構えると撃つ。ベルナドットはゆっくりと前に歩き、アリスの射撃を再度例の動きで躱していく。

 真面目過ぎだな。見ていて何も面白くない。マリーを呼び、近くの武器屋でゴム弾を買って来るよう告げる。


「試合を見たいです」


 マリーが告げる。


「見る意味が無い。

 アリスの負けだ。ああ言う存在をどう倒すか教えるから、6発買って来なさい」


 意味のない事はさせない。


「まぁ、待ちなさい。

 私が代わりに行こう」


 お師匠はそう言うとマリーの頭をポンポンと叩き、歩いて行ってしまった。

 マリーはありがとうございますと頭を下げて試合の方にすぐ向いた。何がそんなに楽しいんだろうか?僕が視線を戻すとあと一歩近付けばベルナドットの加害範囲に入る距離で二人は対峙していた。

 アリスは左手を左のホルスターに納まるリボルバーに掛けている。ベルナドットは相変わらずウネウネ波を打つ様な動きをしている。

 勝負をつけるなら次だろう。

 シガリロを取り出した所でアリスが撃った。


「そこまで!」


 コッホが叫び、ベルナドットの構えるナイフがアリスの首にあてがわれていた。それ見ろ。


「勝者!イレーナ・ベルナドット!」


 当たり前だ。見るまでも無い。

 アリスはグッと涙ぐむと走り去って行く。その後を待てよとくるみ子さんとデブが追いかけて行った。デブは早くも離されてるけど。


「どうだい、私の勝利は?」


 そしてベルナドットが二ィッと笑いながらやって来るので咥えたシガリロに火を付ける。


「ボクシング選手が赤ん坊を打ん殴って喜ぶ奴が何処に居る」

「そんな頭のおかしい奴が居たらぶち殺してやる」

 

 ベルナドットが平然と答えるので頭が痛くなった。


「お前が勝つのが当たり前の勝負を見てどうもこうもないと言っているのだ」

「つまり、私が勝つのを信じてたのかい?」

「卵を地面に叩き付ければ割れると言うのを信じるもクソもあるか?」

「よく分かんねーけど、愛する妻を信じてたんだな!

 照れんなよ!」


 ベルナドットはそう笑うと僕の口からシガリロを掠め取って地面に落とす。そして、空かさずキスをして来た。

 そして、ぶぇっと離れる。


「タバコ臭いしタバコ不味い!」

「何がしたいんだ?」


 懐から新しくシガリロを取り出す。

 そこにお師匠が戻ってきた。


「やぁ、どうぞ」

「ありがとうございます」


 お師匠からゴム弾を受け取ってニューモデルネイビーに装填。


「マリー、こう言う敵の倒し方を教えよう。

 位置に付け」

「ゼッテーやだ」


 ベルナドットはベーッと舌を出すとマリーを前に持ってくる。


「人質だぞ?」


 そして、マリーの頭に指鉄砲を突き付ける。


「やれやれ」


 ため息を吐き、首を振って抜き、撃つ。ボブ・マンデンもかくやという早撃ち。ベルナドットの額に直撃し、後方に仰け反った。

 マリーはベルナドットが後ろに仰け反った所で慌てて頭を下げる。


「ほら、速く立て。

 もう一発食らうか?」


 チャーっとシリンダーを回すとベルナドットがムッとした表情で立つ。

 弾を一発補給して、再度待つ。

 ベルナドットはさっきとは違いより前傾で、より殺気を込め、より真面目な顔をする。


「ナイフは?」

「そんなの持ったら殺しちまう」


 言ってろ。

 コッホを見ると頷いた。リボルバーに手を置き、何時でも抜いて撃てる。コッホが弾を投げる。落着まで余裕がある。

 動きは単調だ。

 弾が落ちると同時にドローショット。一発目は左に避けられる。予定通り。このコンマ1秒後に僅かに左にズラして発砲。傍から見れば銃声は一つだろう。

 ダダァーンと聞こえている筈だ。


「えぇ?」


 ゲット・オフ・スリーショットの変化系。ゲット・オフ・ツーショットだな。


「僕みたいになりたいなら先ずは2連射。

 同じ場所に弾を当てるスポット・バーストショット。更に変化系の今の技。

 ま、簡単な技だから一週間もあれば習得出来るよ」


 お師匠にそうですよね?と見ると首を傾げられた。


「マリー君には少し難しいんじゃないかな?」

「そんな技使わなくても私が3点制限射撃出来る自動拳銃作ってあげるわよ」


 エマが呆れた様に告げる。ロマンが足らない女だな全く。


「おい!私はまだ倒れてないぞ!」


 そこでベルナドットが叫ぶので再度額に3発撃ち込んでやる。

 ベルナドットは今度こそ地面に倒れた。


「今のがスポット・バーストショットね。

 ベルナドットのオデコを見に行ってご覧」


 マリーを連れて倒れているベルナドットを見に行くと、ベルナドットはムスッとした顔をしていた。オデコには赤く腫れ上がった場所が一箇所。


「ここに着弾させた」

「痛い」

「同じ場所を攻撃すれば、どんなに厚い装甲でも破れるしこういう頑丈な奴にも対処可能だ」

「いーたーいー!」


 ベルナドットが両手をブンブン振り回す。何がしたいんだ?


「あの、起こしてあげては?」


 マリーがオズオズと半目で睨んで来るベルナドットを見ながら告げた。優しい子だ。


「……ほら」


 しょうがないので手を差し出すと満面の笑みでその腕を引っ張られ、体格差でそのまま倒れそうになる。何とか踏ん張るとベルナドットは口をへの字に曲げ、足払い。

 後は重力の法則に引っ張られてベルナドットに倒れ込む。


「よーしいい子だ。

 じゃ、帰るよ」


 ベルナドットはそう言うと僕を担ぎ上げて歩き出す。降ろせと抗議するも無視されたので嬉しそうに左右に揺れる尻尾を叩いてやった。

 腹立つわ〜

ベルナドットの技はwaveって技

某映画に出てきたアレ


主人公の技は某漫画に出てきたアレ

ボブ・マンデンもやってた


それと惑星WTにて漸く90式を開発出来た

やっぱり録音した音と生音は雲泥の差がある事を再確認した


後はクソ雑魚うんこナメクジなMCV君開発すれば日陸は終わり

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