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キラボシダイアリ  作者: ランス
深淵の瑠璃
49/66

深淵の瑠璃 #3

…………。

現在、ロベルト国。

あの軌跡荘にいる。

「どうにか全員集まったわね……」

全員に連絡を取って、集めたのはルビアさん。

一度情報共有をすることになった。


▼日記の件。

▼戦争の件。

▼トパーズの件。

▼オリヴィアの宝石の件。

▼ラピスの件。

これらの情報共有をした。


「で、これで戦争って終わるのかな…?」

と、ルビアさんに尋ねた。

「……そうね、多分終わらないでしょう。」

「え?」

「だって、トパーズが死んだとはいえ、その…東雲とか、他のところも、宝石精霊探しを続けてるわけだから……」

「……ああ。ちなみに、この戦争に関わっていておかしくないのだと…?」

「まあ東雲機関がとりあえず関わっていて…。あと場合によってはロベルトも直接関わるかもしれないわ。えーっとそれから周辺国…とか、海の向こうの国とかね。」

なんてアバウトなんだ。

くっそ。

「……だから…オールトとか……マーキュリー、プルーティノ帝国とかかしら。」

………。

なんだろう、聞いたことのない国ばかりだけれど………。

すでに厄介な予感。

「一応聞くけど、抵抗はするかしら?」

「いやするよ!しないと拘束されるよ!」

「当然ね……となると、まあ少し作戦を練りましょうか。とりあえずは安全だし。」

「え、ここって安全…?」

「ロベルト国の国有の建物よ。使ってるのは私だけど。」

「ここもともと僕の建物なんですが」別の誰かと話していたスピアがツッコミを入れてきた。

「だから一応セキュリティもあるし…というか、なんならロベルトの軍を使うとか…」

「ちょっと待ってください勝手に凄い話進めないでください?」

スピアさんがやはり反応した。

「なによ。」

「いやあの、軍とか動かせないですから!」

「じゃああいつらは?えーとあの…暗殺者とかメイドとか…」

「え、うーん………動いてくれるかもしれませんが…!」


……。

誰もラピスちゃんの話を出さない。

向こう側の話もさりげなく聞いていたが。


みんな、ラピスちゃんの死を受け入れている。

僕だけだ、受け入れられてないのは。

「………割り切って、とりあえずは自分のことを考えるしか、ないのかな…」


弱音は吐かない。

彼女が死んだ以上、僕らは立ち止まっている暇はない…。

………。

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