黒き狂気
遅れましたすみません
暗い.....暗い....何も....見えない.....何も感じない....ただ感じるのは黒い黒い感情が渦巻いている.....と言う事だけだ俺は何をしていた.....今何をしている俺は
ソレは今自分が今何をしていたのか、そして何をしているのか朧げなで曖昧な記憶を思い出していた
そう俺はボブゴブリンを追って......だがそれは罠で......そしてもう一人居たはず.....だけど確かその一人が毒矢に.....当たって......うっ!.....なん.....だ思い......出せ......ない
ソレは思い出そうとしてもまるで黒い何かに塗り潰された様に思い出せないそして無理に思い出そうとすれば苦痛が走った
くっ!...ダメだ本当に思い.....出せない.....なら......もういっその事.....思い出さなければ.....
ソレは苦しいのならばもう思い出さずこのままにしておけばと言う感覚になる
そうだ.....此処は心地いいんだ......だから....もう....
......
?なんだ....誰だ?
.....
ソレは何かを聞き取るだが分からない何を言っているのかそもそも何処からするのかだが声は絶えず聞こえる
.....
なんだ.....この声は.....なんなんだ
.....ろ
ソレはその声を聞くたびに苦しくなる、だが声は徐々にだが大きくなっていく
.....ろ
一体誰だ!誰なんだこの声は!やめろ!
....ロ
ソレは叫ぶもう苦しみたくないと、一生此処に居たいとだが声はそれを否定する様に大きくなっていく
....ロ!
やめろ!グッ!ガァァァァァ!苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい!苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい!
ソレは叫ぶ思いのままに苦しと弱音を吐くだが叫び続けるとその声は小さくなっていった
はぁはぁはぁはぁ....もう大丈夫...か?
その事に安堵した次の瞬間
クロ!
なっ!うっ!うぁぁぁぁぁぁぁぁ!
その名を呼ばれ、ソレは叫びそして周りは大きな光に包まれるそして叫んで居たソレもその光の奔流に飲み込まれその光の中で色々な光景がソレの頭の中で浮かび上がる
これ......は
それは己の記憶、己の名前ソレは全てを思い出す今自分が何をしていたのかも
そうだ........俺はミーニャと一緒にボブゴブリンを討伐しようとしてだけどゴブリンメイジの罠に掛かってそれで毒矢からミーニャを守ろうとしてそれで俺は守れなかったそこから俺おかしくなって
クロ!
!この声はミーニャ!
するとまたある光景が浮かび上がるそれは自分かミーニャに向けて拳を放つ瞬間であった
なっ!やめろ!くそ!どうすれば!
あっちに向かって走れ!
誰だ!
ミーニャではない声が聞こえ警戒するが何処に向かうべきか何となく分かる、そしてその声の言う事はなんとなくだが信じられた
あっち......だな迷ってる暇はない、うぉぉぉぉ!
そしてソレは走り出すそしてその背中を見る光の塊の様な人がソレの背中を見ながら
走れ、そのまま迷う事なく、それが一番君らしいのだから
俺は!色葉黒だぁぁぁぁぁ!
ソレはいや色葉黒はその事に気づく事なく夢中で走り続け最後に自分の名を確かめるように叫びながら光へ包まれたのだった
時間は遡りミーニャは黒と分かれた後、ボブゴブリンを討伐する為に駆けていた
「居たニャボブゴブリン二体」
「「ギャ!ギャ!」」
ミーニャはボブゴブリンを見つけ時間を掛けず速攻を仕掛ける
「まずは鉄剣を持っているお前.....じゃなくて後ろのお前ニャ!」
「ギ!」
ミーニャは鉄剣を持っているボブゴブリンを狙うと見せかけそのまま後ろにいる弓を持つボブゴブリンを狙う
「まずは一匹ニャ!」
「ギャ!」
弓のボブゴブリンは抵抗を許す事なくミーニャは首を跳ねる
「ニャ!」
ミーニャは後ろに居たボブゴブリンが攻撃を仕掛けてくる気配を読み、後ろを向いたまま蹴りを放ちボブゴブリンの持って居た鉄剣を弾き飛ばす
「ギギ!」
「これで終わりニャ」
そのまま回転してボブゴブリンの首を跳ねる
「ふぅ〜これで何体目ニャ、結構やったと思うニャけど」
ミーニャは目を瞑り軽い集中状態に入る
「うーん、む!後三匹ニャねしかもこれで最後ニャさっさと終わらせるニャ、それに.....」
ミーニャはそれ以上言わず直ぐにボブゴブリン三匹の元へ駆け出す、直ぐに三匹を片付けて、クロの元へと駆けつける為に
「ふぅ〜かなり手間取ったニャぁ〜、あの最後の三匹中々だったニャ」
ミーニャは森の中を駆けながらそう呟いていた
「多分この先にいるニャねクロは......」
ミーニャは一瞬だけそこに行くのを戸惑いその足を止めていた何故ならそこからは異様な空気、気配が漂っていたからだ
「でも、この先にいるニャら、行くしかないニャ!」
ミーニャは意を決してそこに歩みを進める、そしてミーニャが見たのは、そこには息も絶え絶えで緑色の血に塗れて居たゴブリンメイジと思しき者とそしてそれにトドメを刺そうとして居た黒だった
「ク.......ロ?」
ミーニャの呟きに黒の体はピクリと反応してミーニャに振り返る
「ヴゥゥゥゥ!」
そこに居たのは黒だが理性のかけらも無い瞳をし黒い何かを纏った獣の様な黒が何処に居た
「お前は何ニャ?
「ヴゥゥゥゥゥゥゥゥ!」
黒は唸り声を上げるだけでなんの返答もない、ただそこにあるのは破壊本能だけだった
「ヴゥァァァ!」
黒は一瞬吠えると、ミーニャに向かって拳で攻撃をする、ミーニャはその攻撃を間一髪避る
「ニャ!一体何が!いや今はそんな事考えてる暇はなさそうニャ!」
「ヴゥァァ!」
「くっ!いつものクロより早いニャ」
またも黒はミーニャに向かい攻撃をする、ミーニャはそれを避け続ける
「ヴゥゥ!」
「ニャぁ!」
ミーニャは黒の攻撃を避けながら反撃の隙を窺う
(今のクロの動きはかなり単調で読みやすいく避けやすいニャ、でも速度が上がってきてるニャ、こうニャったら強烈な一撃で気絶されるしかないニャね、我慢するニャよクロ)
「どうしたニャクロ!動きが単調ニャよ!」
ミーニャは隙を作ろうと黒をを挑発する
「ヴゥゥゥ、ガァァァ!」
そしてその挑発は効き黒は大振りの攻撃をする
(ここニャ!)
ミーニャは黒の背後へと回り込みそして強烈な蹴りを放つ
「これで目を覚ますニャクロ!ニャァ!」
「ガァァ!」
そのまま地面に倒れると思いきや、黒は踏ん張る
「ニャに!」
「ガァァァァァ!」
(しまったニャ)
拳の一撃を黒はミーニャの鳩尾へと喰らわせる
「ガハッ!」
黒の拳はミーニャの鳩尾にめり込みそのままミーニャは吹き飛ばされ後ろにある木に叩き付けられた
「カハッ!」
(不味いニャ、殴られる瞬間に背後に飛んだけど衝撃を吸収しきれなかったニャ、これはかなりまずニャ)
黒はミーニャへと歩き出す、ミーニャはそんな黒を見ながら無意識の内に黒の名を呼ぶそれは死にたくない故の最後の悪足掻きかも知れなかったがそれがミーニャの命を繋げる
「ク.......ロ」
「ヴッ!」
「?」
黒は自分の名前を呼ばれた時、苦しみだし途端に自分の手で顔を覆う、ミーニャは何故名前を呼んだだけで苦しみ出したのか分からないがこれが糸口だと思い一生懸命黒の名を呼ぶ
「ク......ロ」
「グッゥゥゥ!」
「ク.....ロ」
「グゥゥゥゥ!」
段々と苦しさを増したよ様に黒は叫び声を強めるミーニャは早く戻って来いとそう言う思いを込めて先程より大きな声で名を呼ぶ
「もどっ.....てくる....ニャ.....クロ!」
「ガッ!ガァァァァァ!」
黒は苦しみの原因にトドメを刺すべく拳をミーニャに振り上げる、そんな黒にミーニャはその血を流している口で最後の望みを掛けてその名前を最後の力を振り絞り叫ぶ
「くっ!戻ってくるニャ!クロぉぉぉぉ!」
「グゥゥゥゥァァァァ!」
黒はミーニャに拳を放つ、ミーニャはそれに目を瞑る、そして一秒、二秒、三秒と待っても来る事のない死に、不思議に思い目を開ける、目を開ければ黒の拳はミーニャの目の前で止まっていた
「ガッ!グアァァァァァァァァァァァ!」
「っ!」
黒は叫び出しそして黒に纏わりついていた黒い何かは黒が叫ぶと同時に黒と同じ様に苦しげに疼きそのまま一瞬にして霧散して消えた
「はぁ....はぁ....しん......ぱい....かけたな....ミー....
ニャ」
黒はふらつくとそのまま地面に倒れる
「クロ!」
「だい......じょぶ......だ....体に....力が....入らない..
だけだ」
ミーニャはそれに苦笑する、そしてクロに皮肉を込めて言う
「それはそれで心配ニャげと、一応言っておくニャお帰りクロ」
「ああ....ただいま....ミーニャ」
そんな皮肉に真面目に黒は地面に倒れながら微笑し答えるのだった
次回予告、今回は私ネリア・ロレイよ、黒くん貴方まさか魔王の力に、私は何もできないけどそれでも前に向かって頑張るのよ黒くん!
次回も楽しみにね
誤字、脱字、直すべき点、感想などよろしくお願いします




