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碧い稲妻・剛腕と呼ばれた男〜confusion〜  作者: やましたゆずる
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第9章 憂鬱な日々が始まった

翌日、羽生が出勤すると草刈警視正から直接スマホに電話があった、「出勤したなら署長室へ顔を出せ。」というものだった。羽生は組対の部屋に入り「おはようございます。」職員に挨拶をすると「直政!ちょっと草刈警視正から呼び出しだ。すぐに行くぞ。」羽生は石井警部補顔見た。「はい。行きます。」石井は椅子から立って羽生の後を歩きエレベーターで3階段の署長室へ向かった。ドアをノックすると「入れ!」署長の声がした。「失礼致します。」二人は署長室へ入った。「応接室へ入りたまえ」草刈が二人の顔を見た。「はい。」二人は応接室へ入った。草刈警視正が来るまで座らずたったままでいたがすぐに草刈警視正が入って来て「どうぞ、かけたまえ。」来るが言うと二人は草刈が座るのを見てから座った。「羽生と石井は昨晩の民放のニュース見たか?昨日の事件の話題でどこの局もいっぱいだった。たぶん、今日から取材が沢山くる。覚悟しておけ。それと県警と合同調査本部がここに本日立つ。県警のトップが来る。組対も手伝ってくれ、最後にもう一つ、これはコンフュージョンの世界だから現実ではない事を君達に明らかにしておく。」草刈警視正は二人の顔を見た。「いつからコンフュージョンの世界だったんですか?」羽生が草刈警視正に尋ねると「昨日の朝からだ。俺がニューナンブM60じゃなくて押収品の拳銃を渡した所からだ。多分近いうちに事件の全貌がはっきりする。俺達の辞任論まで出てくると思う。だから懲戒免職だけにはしないから依願退職にしてやるから辞表を今日のうちに出してくれ、懲戒免職だと退職金出ないから依願退職なら満額は出ないが出ないよりはマシだろう?二人は多分、死刑にはならない、無期か15年ってところだろう?でも2〜3年で出してやる。いやもっと早く出してやる。なるべく運動しろよ、特に昼休みはな?」草刈は二人の目をじっと見つめた。「はいわかりました。草刈警視正、どんなトリック使ったんですか?おかしなとは思っていました」羽生が言った。「トリックはない!偶然が重なった。救急車の黒見君と長嶋君には協力してもらって睡眠薬を二人に飲ませてもらった。後本当の事は内緒にしてもらった。異世界やコンフュージョンと言葉を使わせた。そろそろ県警本部長が来る時間だ。お迎えにでよう。」草刈が章氏に話し、席を立った、羽生と石井も席を立った。草刈警視正の後を追って歩きエレベーターに乗った。正面玄関には刑事課全員が並んで県警本部長の到着を待っていた。署長以下副署長と一緒に羽生も石井もその列に加わった。すると県警のパトカーが5台正面玄関の前に停まった。まずは、富里義重茨城県警本部長を先頭に茨城県警刑事課1課長西野政宗と県警のそうそうなる面子が登場した。「ご苦労様です。」一斉につくば警察署の面々が挨拶をする。つくば警察署刑事課永野巡査部長が県警の面々を3階の会議室へと案内した。会議室は万全なる準備が整っていた。県警本部長富里義重と県警捜査一課長西野政宗が上座に座った。県警本部長富里義重の隣につくば警察署署長草刈匡が座りその隣につくば警察署副署長白石氏治が座りその隣につくば警察署捜査一課長名良橋秀秋が座った。捜査会議が始まり各班に別れ聞き込み調査が決まった。組対の羽生と石井はどこにも入らなかった。最後に「本部長、今朝、筑波大学柔道部監督の今泉小夜子という人物から電話があり全貌を知っているから話をしたいと申し出があり私はそちらへ行きます。」名良橋捜査一課長が口にした。「名良橋君、今泉小夜子だと元70キロ級世界チャンピオンだった人だ。」富里義重本部長が言った。「はい。私も存じ上げております。だからビックリしています。今泉小夜子も関与している見たいです。」名良橋捜査一課長が富里茨城県警本部長の顔を見た。「それでは行って来ます。」名良橋捜査一課長が新人刑事の中西を連れて捜査本部を出て行った。羽生と石井の顔が曇った。草刈警視正は二人と署長室へ戻り対策をねった。「もうバレるのが目に見えています。僕達が関与している事ゲロしましょう。覚悟は決まりました。どうせバレるなら早い方が良いと思います。」羽生忠次警部が草刈警視正の顔を見た。「私もその方が良いと思います。」石井直政警部補が草刈警視正の顔を見た。「俺もその意見に賛成だ。俺の娘も関与しているからな。」草刈警視正か二人の顔を見た。「捜査本部に行くか。依願退職の用意の気持ちで居るとはっきり言えよ。退職金がかかっているんだからな。」草刈警視正が二人の顔を見てニヤリ笑った。そして三人は署長室を出て捜査本部へと入り三人は富里茨城県警本部長の前に立った。「本部長、重大なお知らせがあります。今回の事件に組対のこの二人も関与しているという事実を聞かされました。後うちの娘の咲月も関与しているらしいです。報告が遅れて申し訳ありません。後この二人から依願退職の辞表を受け取りました。寛大な処置をお願い致します。」三人は本部長に頭を下げた。「あい!わかった。うちの西野が事情聴取を行うからよろしく頼む。」本部長は三人の目をじっと見つめた。「よし、沙汰は連絡する。なるべく依願退職にするから心配するな!二人の経歴は知っているから。懲戒免職だけにしない。下がってよし!」本部長はニヤリと微笑んで三人を見た。「ありがとうございました。」三人はそう言って、本部長に頭を下げた。三人は捜査本部を出て行った。そして羽生と石井は押収品保管所に行って銃弾を10発抜きとり昨日押収した銃弾の箱に入れ直した。そして、押収品保管室の渥美巡査に「俺達が今日来た事書くなよ。」羽生警部が言った。「はい。わかりました。室入記録には書きません。」渥美巡査が羽生警部に敬礼をした。羽生と石井は押収品保管室を出た。その頃、なら話つくば警察署捜査一課長はサザコーヒーに今泉小夜子を呼び出して事情聴取を始めていた。「事のほったんは、草刈つくば警察署署長の娘とうちの柔道部員のいざこざから始まった争いだったんです。関与したのはそちらの刑事の羽生さんと石井さんが拳銃を持って現れた途端、形勢が変わりまして羽生さんと石井さんが拳銃を撃ち始めうちの軍白タイツの方です。あっちにはうちの筑波大学弓道部部長の佐久間遥香がいたのが大きかった。負け戦の第一歩って所、だって佐久間はインカレ優勝のすご腕の持ち主だからね。弓矢部隊を壊滅させようとしたら返り討ちにあって後ね10人は始末したけどね。佐久間だけは最後まで討ち取れなかった。後、草刈咲月はうちの体育学部の駅伝の選手なんだけどあの子、足を矢で撃たれたからこれから走れなくなるわね。可哀想に。だから先頭したのは私と草刈咲月よ。羽生さんと石井さんは間違えて来たのよ。あの人達、柔道強かった。私と成田も一本負けした。おかげでこのザマだわ。情けない。骨折で全治1カ月ね。以上。全貌です。羽生さんと石井さんの処分軽くしてあげてください。お願い致します。」今泉小夜子は名良橋捜査一課長に頭を下げた。「わかりました。ありがとうございました。あの二人は柔道強かったですか?警察でも有名ですよ。柔道の達人で射撃の達人ですよ。うちの署でも誰も勝てません。剣道も段もちですよ。日本刀はどこから持ってきましたか?弓矢も同じくどちらから?」名良橋捜査一課長は今泉小夜子の目を見つめた。「日本刀は白タイツ軍のおじいちゃんのコレクションを黙って持って来たと言ってました。弓矢は東京の弓道店で毎月買ってました。皆でカンパしあってバイト代貯めたりして社会人の子がボーナスを貯めたりして安いヤツを買い集めました。」今泉小夜子は名良橋捜査一課長の顔を見てニヤリと笑った。「そうですか?買い集めていたと言う事は前もって準備していた事になりますね。これはマズイなぁ?」名良橋捜査一課長は今泉小夜子の顔を見た。「佐久間遥香の連絡先わかるかな?わかるなら教えてくれないか?わかったらココに連絡くれないか?」名良橋捜査一課長が今泉小夜子の顔を見て優しく微笑んで名刺を渡した。「直接は知らないけど、弓道部の監督ならわかるから、聞いて後で連絡します。」今泉小夜子が名良橋捜査一課長の顔を診た。「今泉さん、捜査協力ありがとうございました。終わります。ココの勘定は私がやりますから。また、結果が出次第連絡致します。これで終わります。ご協力に感謝致します。」名良橋捜査一課長がそう言って席を立った。

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