第7章 現場検証が始まった
刑事課の1係の名良橋秀秋捜査一課長が来た。「どうして、君達が居る?組織犯罪対策課の出張る芭蕉じゃなかろう?羽生さん。」名良橋が羽生の目をじっと見つめた。「はい!私達は草刈警視正に直接言われ来ました。住民からの苦情が出てるから見て来いと!」羽生忠次警部は弁解した。「そうだったのか?ビックリしたよ。眺めは荒らしてないだろうな?外は雪で駄目だ!足跡も取れないだろう?鑑識も来るから、君達はそこを動かんでくれ!」名良橋が羽生の目をじっと見つめた。そこに鑑識が10名到着した。「ご苦労様です。すぐに始めます。」鑑識の高倉昌幸鑑識課長が名良橋の目をじっと見つめた。そして鑑識による調査が始まった。疑問、足跡、犯人が残した物をチェックした。全員のマスクを取ると鑑識課員から悲鳴が出た。「全員10代、20代の女性だ!それにこの矢は全て心臓を射抜いてます。弾丸は全て心臓か額に命中してます。」と山口係長が怒鳴った。高倉鑑識課長が名良橋捜査一課長に「これは、プロの仕業ですよ。課長!矢がお腹とか足と腕に当たり倒れた者は出血死です。相当の腕前です。後は解剖待ちです。」林秀家検視官が名良橋捜査一課長に報告した。それを聞いた、羽生と石井はヤバいと思った。なんせこの二人は警察の拳銃大会で何時も1位、2位をわける銃の使い手でありプロ級の剛腕である。「遺体は女性ばかり40体です。課長!」山口係長が名良橋捜査一課長に報告した。「そうか!手分けして遺体を運ぶとするか?遺体収容車呼んでくれ。」名良橋捜査一課長が部下の佐藤捜査員に言った。1時間経つと10台の居た搬送車が来た。手分けして全員を何回かに分けて遺体を運んだ。検視官は鑑識と一緒に来て遺体の状況は殺しと判断した。「良し!全員引上げよう。捜索終了だ。署に戻り詳しく検証するか?佐藤と石川は残って現場保存してくれ」名良橋捜査一課が号令を出し全員撤収した。全員つくば警察署へと帰って名良橋捜査一課が草刈警視正に「大量虐殺事件になります。総勢40名の若い女性が死んでおります。やり方としてはプロの仕業だと私は踏んでおります。捜査状況を随時報告いたします。」名良橋捜査一課が草刈警視正に直接報告を上げた。「はい。ご苦労様でした。わかりました。捜査本部がココにできそうだな?準備しておけよ。」草刈警視正が名良橋捜査一課長の目を見つめた。「羽生君、マズイ事になった。帰って来たら署長室に顔を出してくれ。」草刈警視正から羽生の携帯電話に電話が入った。「今、署に着きました。すぐにお伺いします。」羽生はそう言って車を降りた。石井直政警部補は車を駐車場へ停めて後を追いかけた。二人は署長室をノックする中から「入れ!」と草刈の声がした。「失礼致します。」二人そう言って署長室に入った。「羽生君、石井君、大変マズイ事になったな!コレからどうするか作戦会議だ。まあ、座りなさい。」三人は応接室のソファーに座り草刈警視正から話を切り出した。「名良橋捜査一課は、まだ君を犯人だと気づい居ないからその内に偽装考査する。まずは安藤組にガサを入れ銃弾を押収して来い。拳銃もだ。あると思うから捜索令状は俺が頼んでみる。君達はコレから毎日安藤組に張り込みをしてくれ。」草刈警視正が二人の目をじっと見つめた。「草刈警視正、あの拳銃を私達が試し撃ちしたってのは駄目ですか?どうせ線状痕でバレますよ。安藤組の張り込みはやりますが。ゴテゴテですね。それでは、安藤組の張り込みに行って参ります。」羽生忠次警部と石井直政警部補は席を立って署長室を出て行った。竹園にある安藤組組事務所へ覆面パトカーを走らせた。それから3日後にガサ入れ令状が届いた。組織犯罪対策課の刑事の松浦が令状を二人の元へ届けた。あくる日、組織犯罪対策課の刑事10名で安藤組事務所のガサ入れをしたが捜査一課が乗り込んでくる。まずは朝9時から組対のガサ入れが始まった。「ガサ入れだ!チャカあるなら正直に出せ!」羽生忠次警部のひと言でガサ入れが始まった。「旦那、チャカなんぞ、ありませんぜ!何かの間違いじゃないですか?」組長のアンダーが羽生の目を睨み付けた。「安藤、金庫開けてくれ!」石井直政警部補が安藤の目を見て言った。安藤は金庫開けて石井に確認させた。「ない!」石井が叫んだ。「違う所見てくれ。」羽生が号令を出すと一部の組員がガードしている部屋を見て羽生が「あそこの部屋だ開けさせろ!」羽生が号令を出すてと一斉にその部屋へなだれこんでその部屋のクローゼットの中からチャカ3丁に銃弾100発を発見した、「ありました。」石井が声をあげた。「安藤テメエもう隠してないだろー!あるなら正直に出せ身のためだ。」羽生が安藤の目を睨み付けた。「旦那、もうありませんぜ!」安藤は羽生の目を見てニヤリ笑った。「ありました。」新庄刑事が声をあげた。テレビ台の中からチャカ1丁と銃弾10発を見つけた。さっきの拳銃と合わせて3丁銃弾110発を段ボールに入れ帰ろうとした時捜査一課の刑事10名が部屋になだれこんで来た。「また、意外な所でお会いしましたね。羽生忠次警部。」名良橋捜査一課長が羽生の顔を見てニヤリ微笑んだ。「ガサは終わりました。全員しょっぴきます。我々で」羽生が名良橋捜査一課長の顔を見た。「羽生さん。安藤をうちに引き取らせて下さい。聞きたい事が山程あるので?」名良橋捜査一課長が羽生の顔を見た。「お好きなようにどうぞ!うちはチャカと銃弾だけいただければ。お先に失礼致します。」羽生が名良橋の顔を見て頭を下げて組員5人を覆面パトカーに入れ署へ帰った。羽生が押収物を押収室に預け押収室警備の警官に銃弾を15発だけ抜いて渡しサインをした。15発の銃弾は前回押収した箱の中へ入れ押収物室を後にした。




