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不器用な善意は、世界を再構築するAIに選ばれた 秘密結社ARK 世界征服の物語  作者: My little world
第ニ章 暁商店街

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第六章第五幕 三代目

「みんな、腹一杯食ったな。」

影山は周りのみんなを見渡した。

「みんな、俺さ、社長になるんだ。」

「本当っすか、おめでとうっす。」

仲間はみんな嬉しそうだ。

「いやいや、そんな大したことじやない」

影山は頭をかいた。

「そこでだが、みんな俺についてこないか?」

「……どういう意味っすか?」赤井の顔色が変わった。

「暁グループで、人材派遣の会社をするんだ。」

「でもな、人が足りてないんだ。」

「今仲間を探している。だから今日は来た。」

「影山さん、今は俺が三代目です。」

赤井は少し不機嫌になった。

「どうして最初に俺に話を通してくれないんですか?」

「そうだな、悪かった。赤井からもみんなに頼んでくれないか?」

赤井はコーヒーを一口飲んだ。

「影山さん、そういうとこっす。どうして簡単に謝れるんすか、初代でしょ?」

影山は笑った。

「そんなのどうでもいい、いいか、よく聞け。」

「うちの会社の偉い人がな、俺に約束したんだ。

全員社員旅行に連れて行くってな。」

「行きたいだろ?沖縄、北海道。みんなで騒ぎたいだろ?」

「今度はお酒入りだぞ。」

「飲めや歌えのどんちゃん騒ぎだ。」

赤井は呆れた。でも、知ってた。影山はそんな人だった。

だからみんなから好かれ、自分も好きなのだ。

「影山さん、チームロードキング三十名全員影山さんについていきます。」

「いいな、みんな。」赤井は全員に言った。

「押忍」全員が返事した。

「でも、三代目は俺です。」赤井が言った。

「分かってるって」影山は肩をすくめて

「でもなぁ、俺たちは、暴走族じゃないぞ、ただの走り屋だ。」

「もっと気楽に行こうぜ」そういうと、影山は、

マスターにノンアルコールビールを二杯注文した。

「飲め」赤井にジョッキを渡すと乾杯した。

赤井は、苦笑いをしながら、ジョッキを飲み干した。


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