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不器用な善意は、世界を再構築するAIに選ばれた 秘密結社ARK 世界征服の物語  作者: My little world
第ニ章 暁商店街

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第十四章 第二幕 役割

元GL会議室。

そこには、元GLの役員たちが座っていた。

そこへ、影山と赤井が入ってきた。

すると会議室が急にざわつきだした。

「片桐里美CEOが来られるのではないのか?」

「誰だ、君たちは」

一人の元役員が影山に食って掛かった。

「こんにちは、暁グループ傘下、ロードキング社長の影山です」

影山はいつものように、少し笑いながら言った。

「GLは俺の会社の傘下に入ることになりました」

「よろしくね」

「……よろしくお願いします」

元役員たちは不満そうな顔を見合わせたが、ひとまずは話を聞こうと席に戻った。

「赤井」

影山が促した。

「俺が副社長の赤井です。よろしくお願いします」

「さて、まず皆さんに聞きます。あなたたちは何ができますか?」

一人の元役員が、明らかに不快そうな顔をした。

「ちょっと、失礼じゃないか? 仮にも我々は、上場企業の役員だったんですよ」

影山は、初めて知ったような顔をした。

「そうなんですか。では、役員として何をしていたんですか?」

元役員たちは、少し呆れたように答えた。

「我々は、組織を統括し、重要案件を承認してきました」

「役員全員で、会議を毎日のように行い、経営判断をしてきました」

「なるほど」

「それで今に至るということですね」

「では、それ以外は? 何ができますか?」

さっきまでざわついていた会議室は音を失った。

影山は静まり返った会議室で、少し困ったように言った。

「う〜ん。ちょっと抽象的な質問だったかな?」

「赤井」

「はい」

「お前は何ができる?」

「影山さんが連れてきた仲間を見て、ふさわしい部署に配置できます。

仕事も取ってきます。必要なら俺も現場に出ます」

影山は少し笑いながら、元役員たちに言った。

「とまぁ、暁グループなら、こういうふうに答えるんですよ」

影山は、元役員たちを見回した。

「で、何ができる?」

元役員たちは、一斉に顔色を変えた。


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