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不器用な善意は、世界を再構築するAIに選ばれた 秘密結社ARK 世界征服の物語  作者: My little world
第ニ章 暁商店街

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第十二章 第三幕 写真

暁グループ拠点。

会議室には、先日、風香たちとツーリングした写真が飾られた。

富士山をバックに、風香を真ん中にして、みんな笑顔だった。

赤井はその写真を見つけると、数秒間眺めた。

そして赤井は赤い顔をして、影山に詰め寄った。

「どうして、どうして誘ってくれなかったんですか?」

影山は、赤井の圧に気圧されながら、

「わりい、わりい、急に決まったんだよ」

少し目線を逸らしながら、小さく言った。

赤井は今度は庄屋に目を向けた。

「う、」

その赤井の圧を見た庄屋は自然に目線を逸らした。

「庄屋さん、あのZ1……」

庄屋は少し困った顔をした。

「あぁ、立花さんから譲ってもらった」

「立花さんから?」

そのまま赤井は魂が抜けたようになり、

しばらく自分の席でなにかブツブツ言っていた。

庄屋は、少しかわいそうになり、

「今度一緒にツーリングに行かないか?」

そう誘ってみた。

「……風香さんは?一緒に行くんですか?」

庄屋は、あぁ、そういうことかと察した。

「今度はみんなで行こう。また誘ってみるから」

そう言うと、赤井は元気を取り戻した。

会議室の一番奥、優作の席。

優作は彼らのやり取りを眺めていた。

里美が優作にコーヒーを持って来た。

優作は風香がグループの仲間になって、空気が少し変わった気がした。

「そんなに楽しいなら、俺たちもバイクに乗るか?」

優作は里美にそう言った。

「ふふ、私はいいわ、遠慮しときます」

里美は優しく微笑んだ。

ARKは今日も彼らを学んでいた。


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