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不器用な善意は、世界を再構築するAIに選ばれた 秘密結社ARK 世界征服の物語  作者: My little world
第ニ章 暁商店街

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第八章 第二十一幕 家族のバイク

風香のために、

ハーレーをフルカスタムすることにした。

フレームは現地のカスタムショップに依頼した。

発注したのは静香だ。

フレームとパーツが届くと、

毎日少しずつ風香とバイクを組んで行った。

風香がボルトを締める時、

藤三郎が「もうすこしだ、ボルトをなめないように気をつけろ。」

と教えた。

「そろそろ休憩したら?」

静香がコーヒーとサンドイッチを持って現れる。

藤三郎にとって素晴らしい時間だった。

夕食の時、

「風香が大人になったら、3人でツーリングに行こう。」

藤三郎が言った。

「私、キャンプもしたい。」

風香も言った。

「いいわね、たのしそう。」

静香も話に乗ってきた。


藤三郎は満足していた。

「これだ。俺はこの家族の会話がしたかったんだ。」


数日後、

風香のバイクが完成した。

藤三郎が試乗してみる。

「走る。曲がる。止まる。」

しかも、エンジン音が気持ちよかった。

ガレージの前にバイクを止めて、

藤三郎は風香にこう言った。

「文句のつけようがねぇ。」

「こういうのを完璧っていうんだろうな。」

風香はそれを聞いて嬉しそうだった。

「名前、このバイクに名前を付けよう。」

「なんだ?鳳だからフェニックスとか?」

「違うよ、このエンジン音、嵐みたい。」

「それに私の名前は風香、風よ。」

「だから、サイクロンよ」

「……。」

藤三郎はどっかで聞いた名前だと思ったが、

風香がつけた名前ならこれでいいかと思った。



その日の夜日本から連絡が入った。

藤三郎の父が救急車で運ばれた。


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