第二話:死闘! 可愛い犬にも牙はある。
前回のあらすじ
本稼働版のゲームを始めたアラシェ。
NPCの多さに怖気付いて逃げ、ただのカフェ(に見える建物)でモンスターの情報を聞こうとするなど情緒不安定に見えたが……?
紆余曲折あり、次なる敵を見据えることとなる。
第二話:死闘! 可愛い犬にも牙はある!
門を出て、森の奥まで続く道を歩く。
草原と森の境界こそ曖昧だけれど。木々の増えるにつれて空気も変われば、もう、そこは森だった。
まだまだ続きそうではあるのだけど、すでに獣道と言っても差し支えなさげな道のりを軽やかな足取りで奥へ奥へと歩み進む。
森に入ってからすぐに、草原では数を見たスライムにはめっきり会わなくなった。でも、入りはじめの頃は違いなんてその程度で、犬っころと小人ばかりのエンカウントで。
しばらく歩くうち、森の雰囲気がやや薄暗くなっているのに気づく。まあ、これも明確な変化ではなかったから、私がそれにようやく気づいたのは、分かりやすい別の変化に気づいたからだった。つまるところ、エネミーの変化があったのだ。犬っころ(大)と大人が現れたところで、私は森の変移に気がついた。
この流れでいけばこの森はきっともう二度変化するだろうと思い、注意深く進んでいくうちにハタと雰囲気が変わったのに気がつけた。お犬様と王人の縄張りだ。
そうして、じゃあ次の切り替わりは──なんて意識する暇もなく、お犬様ライダー王人が現れるようになって、すごく面食らった。
ああ、ああ。流石に気になった? 私がこんなにも余裕ぶっこいて歩いてるのか、さ。
もちろんのこと、戦闘をしていないから落ち着いているのです。
犬っころと小人を倒し続けたことでランクが上がったスキル、ウルフ殺しとゴブリン殺しの影響で、こちら優位にレベル差があるウルフ系統とゴブリン系統のモンスターは近寄ってこなくなるんだ。
さらにもうしばらく歩くと、お犬様ライダー王人すら見かけることはなくなった。
と言うか、エネミーそのものがいなくなってしまっていた。
はてさて、灯台もと暗しとはよく言ったもので。
おのぼりさん──もとい、おくだりさん──の様相を呈していた高度文明人のわたくしめには、刻々と変化する森しか目に入っておりませんでしたことよ。
ええ、ええ。お察しの通りに。噂に聞こえた噂の祠が、噂のとおりに森の奥にありました。
こぢんまりとした木造の、背の高くない祠です。
突然意識の裡へと躍り出たその祠、しかし噂の通りであればお犬様の大親分がいらっしゃるはずだけれど……。
と、思案がその辺りに達したそのとき、森の中にふさわしくはない──とはいえ、ゲーム内なんだしふさわしくないも何もない──事務的な声が響き渡る。
つまり、まあ、久方ぶりのアナウンスさんですね。
〔『ライダーゴブリンの王冠』を奉納しますか?〕
そんな、定型の文章。
奉納、すなわち納め奉る。
アイテムボックスから件の王冠を拾い出し、祠の前にあった空の台に起き供える。
〔奉納を確認。戦闘フィールドを展開します〕
と、簡素な音声ののち、ドーム状の薄膜が祠を中心に半径100mくらいに広がって展開された。
なるほどなるほど、なるほどね。この中で戦うのね。
ボス戦! なんて甘美な響き! 強いのかな? ドロップ品は美味しいのかな? 希望は尽きない。
そんなふうに勇んで待っていたけれど、出てきたのは犬っころよりも一回り小さい子犬だった。拍子抜けにござる。
まあ、いいのです。そんなことは。
私が今すべきこと、そして今したいことは、祠オオカミをくたばらすことだけなのですから。
手加減はしない。弓を引き絞り、射つ。
ひょうふっと放たれた矢は、祠オオカミの首に吸われるように虚空を切り進み、なんか普通に避けられた。
射る。避けられる。射る。避けられる。射る。避けられる。イラつく。
フラストレーション溜まってきたので反則技でシメましょう。
スキル:必中、発動。
説明を読む限りアクティブスキルのスキル、必中。
クールタイムがなんと24時間。そのぶん効果は強力無比。とくにこの後戦う予定はないのだし、手札を切るにも躊躇はないよ?
追加発動、スキル:曲芸射:三ノ型《矢降雨》、発動。
《矢降雨》。私が編み出したスキル体系、曲芸射の一種。
魔力を纏わせた一矢は最高高度に達したのち百を超える数に分裂。狙った地点を中心に、にわか矢の雨が降るでしょう。
そうして必中と矢降雨を同時に発動すると、放った百矢はまるでそこが帰るべき場所のように祠オオカミに吸い込まれていくのであった。
祠オオカミの回避行動も、スキル必中の前には無力。
祠オオカミのHPゲージはみるみるうちに減り尽くし、からっぽになってしまったのだった。
……敵を倒したら、リザルトを見る。そんなごく日常的な無意識的行為でも、無かったら気づいてしまうものなんだなぁ、と思いが浮かぶ。
戦利品の獲得も、経験値の獲得も、なんなら倒したはずの敵の名前すらも、一切が表示されない虚無時間。たとえるなら、まだ戦闘は終わってない、みたいな不審な間。
それに、一番の問題は戦闘フィールドを形取る薄膜の結界が健在のこと。
逆にこれで戦闘が終わってたら、すっごく困るよ。
さて!
前方へ前転しつつ振り向きつつ弓を引き絞りつつ、状況判断にいそしむことにする。
状況は至ってシンプル。
『成長した祠オオカミが襲ってきた』!
戦闘中に変身するタイプのボス戦のようだ。
まあ確かに面倒なことこの上ないけれど、とにかく死ぬか死なすかの勝負をしなければいけないことに変わりはない。
どうでもいい話だけど、さ。変身するタイプのボス戦ってあと何回変身するのか分からないと動きにくくて仕方がないよね。
まあ、閑話休題ということで手始めに一矢射掛ければ、さっきの子犬サイズの時よりも俊敏性が下がったのか掠らせることは出来た。
当たるならきっと勝てないことはない。
とは言っても、無限に使えるのは矢だけ。
時間は有限だし、私の集中力も有限なので。戦術リソースと集中力とを天秤にかけて、集中力をとることにするのです。
はてさて、反則をいたしましょう。
スキル:必殺、発動。
スキル・必殺は簡単。当たれば死ぬ。当てれば死ぬ。
ただし、とーーっっても長い専用射撃モーションに加えて飛距離は無いに等しい3m、ついでに矢の速度もかなり落ちて、そんでもってきわめつけにスキル併用不可って感じに凄い使いにくい。
まあ、必中と必殺を同時に使えないのは仕方がないことだと思うけどね。
とはいえ、併用不可なのはスキルだけで、特殊アイテムなんかは許されてるようで。
直前に街で買った不可思議なアイテム、不可矢をつがえて射ることに。
見えない矢に必殺を載せて無理矢理に撃ち込む。
……勿論避けられる。さすがに、モーションで何処狙ってるか分かるくらいの判断力は有るみたい。
でもそれがいい。
自分のターンとでも思ったのか、祠オオカミが回避動作のままにこちらへ向かってくる。
なんのひねりもない突進を矢を射た方向へ走り抜け躱す。
実のところ、レベルがあるので俊敏性やら力やらステータスは人並み越えてある自信がある。まあ、どうでもいい話だけれど。
さて、この刹那の攻防についてこられないモノがひとつ。
そうです。我がスキル・必殺さん付きの不可矢です。
こちらでわちゃわちゃやってる間も、のろのろと空中を亀の歩みで進んでいた必殺付不可矢。これを地面に落ちる前に捕まえてしまいます。
携えていた弓を一旦放って、必殺付不可矢を右手に祠オオカミと相対する。
気分は暗器を手にした暗殺者。
突進を躱されたのちこちらを向いた祠オオカミは、口を大きく開けつ跳びかかってくる。
身体の軸をずらし避けるとみせかけて、左腕を祠オオカミの口に突っ込む。
無論、噛まれるしかなり痛いけれど。これで相手の動きは封じたことになる。
目の前に広がる白い毛並みに、右手に持った必殺付不可矢を刺してこのラウンドは終了。私の勝ち。
さてさて、次のが出てくる前に回復をば。
回復ポーションを患部にかけて少々放置。買っておいてよかった。
ちなみに、不可矢が4500G、回復ポーションが50G、所持金が5000Gだったから回復ポーションは100本買った計算になる。
いま3本使ったけどまだまだ残ってはいる。
……そろそろかな?
お、きたきた。
お犬様と同程度、サイズ的には3m程度といったところ。
でもって見た目は荘厳って感じの薄水色。
ついでに王冠じゃなくてティアラを被っておめかしもバッチグーの美人さん! 犬の形しただけの顔面厳つきファミリーと同種とはとても思えない。
……そうだな、うん。きみのことは今から美犬っころと呼称しよう。
まあ、そんなどうでもいい話は置いておいて。さっさと倒したいところではあるんだけど。
すごくつよいです。えぇ。
さきほど投げ捨てた弓は回収し忘れ。
ここぞと言う時までとっておきたかった某脳筋弓を装備したのです。情報屋みたいなカフェで貰ったやつ。
ちなみに名前は《破城弓・三式》。一式二式はどこいった。
で。うすら分かってきたけれど。
今がここぞと言う時な気がしますね。ハイ。
と、こんな回想を繰り広げているのは余裕があるから、という訳でもない。
美犬っころの身のこなしがかなり上手く、密着状態を抜けきれず矢を射る暇がないのです。
しかたがないので、スキルを使ってこの状況を打開しましょう。
スキル:曲芸射:四ノ型《暴射》、発動。
ただただバカみたいに強く矢を撃って反動で後ろに吹っ飛ぶ技。ちょっとした反動ダメージに注意。
ばひゅん、と射る。美犬っころはばしんと矢を叩き落す。
ばひゅん、と私は後ろに吹っ飛ぶ。着地はミスった。どざぁ。
この射撃のいいところは、牽制と離脱を同時にできるところだね。矢の対処を押し付けつつ自分自身は離脱することで有利状況を自発的に作り出せる。
よし、目標との距離は70m程度。最初に犬っころと小人を撃ちまくってた時は数百m離れてた気がするし、この距離なら問題なく当たる。
問題、というのはむしろ……。
まばたきの間に接近してきていた美犬っころの噛みつきを、弓を引き絞りながら体を傾けて回避。
一息つかす間も開けずに脇腹あたりに接射。
作り出したはずの有利状況が、タダの駆け足ひとつでハーフハーフに持っていかれるのが問題。
間髪空けずに暴射。ふっとびつつ回復ポーションをごくり。
うむむ、埒が明かない。
何とかしてこの状況を打開しなきゃあ勝ち目がなさそうだ。
そんなこんなでしばらく逃げたり回復したりを繰り返して、ようやく一筋の光明が見えてきた。
──美犬っころには、行動パターンが存在する!
というのも、美犬っころにはスピードがある。わりに、得意とするのは接近してからの肉弾攻撃らしい。
……ということで、こちらから距離を取ると次の行動はほぼ突進による距離詰めに固定化されるのだ。
総合して瞬間的な移動速度が美犬っころを上回るスキル・暴射のおかげで分かった弱点だ。
まともな手段では美犬っころから距離をとることすら一苦労だろうね。唯一現実的と言えるのは多人数で挑んでヘイト回しで遠い距離へ向かせるくらいかな。
とまあ、それはともかく。
暴射をすると突進が来る。この後の話だ。
美犬っころは近接攻撃を得意としている、とは言っても四足歩行という構造上取り得る手段は限られてくる。
そして数個の攻撃パターンのうち、噛みつき攻撃はとくに与し易い。
暴射で距離をとったのち突進を誘い、さらにその次の行動を見定める……。
来た。噛みつき攻撃。私の胸あたりまで一息に噛みちぎらんとする一撃だ。
ひとつ大きなバックステップで噛みつきを避け、下がった頭に回復ポーションの空き瓶を叩きつける。瓶の破片が美犬っころの目に刺さり、一時視界をジャックできたはず。
するりと前肢の下へ潜り込み、未だ低い位置にある顎へとびきりのアッパーをぶち込む。
……と、予想外。美犬っころが軽いのか、私のパゥワーがハンパないのかは知らないが、少しばかり美犬っころが浮き上がった。
好機。
暴射を地面に撃ち込み、反動での吹っ飛びで浮いたままの美犬っころの下顎へ、前肢の辺りから渾身のタックルをぶちかます。
無論浮いたままで踏ん張りの効かない美犬っころは、成されるがまま大空へと飛び立った。
さあ、さあ。さあ! 私のターンだ。
飛べない犬はただの的なんだよ!
スキル:曲芸射:一ノ型《曲芸射/曲芸射》、発動!
スキル・曲芸射。私が開発したトンチキ射撃法(?)シリーズをまとめた逸品だ。
矢以外の物を撃つのは勿論、矢を軸に弓を放ったり、(弓の性能にもよるけれど)弦で切断属性攻撃をしたりだとか、はたまた弦で演奏するとか、人を射出するとか、挙句は自分を矢の代わりに射るだとか出来る。
まあ、出来るってだけでやろうとは思わないけれど。
今回は矢以外のものを撃ち出してみようと思う。
で、王人からドロップした短剣をつがえて。
追加発動。
スキル:弓術:拡散射
──発動。
弓術スキルは職業:弓使いの初期スキル。
拡散射は射た矢が増えて広範囲に打撃を与えるスキルだ。
はじめの祠オオカミ戦で使った曲芸射スキル内の矢降雨は、雨と名がつくとおりに矢が放物線が最高高度に達した後に増えて攻撃をするけれど、拡散射は射撃してすぐに増える、つまりは増えた矢が放物線を描き飛んでいくのだ。
このふたつは使い分けが重要で、遠くの集団を広く攻撃したいときに拡散射をしても散らばりすぎて大した打撃にはならないだろうし、近距離の相手を矢降雨で射撃しても矢が増える前に当たってしまって大した打撃にはならない。
というわけで使い分けて拡散射で、ついでに曲芸射で撃ち出したるは矢の代わりに短剣。
美犬っころよ、桁違いの重みを食らうがいい。
美犬っころには十数発くらい当たったよう。
お尻の辺りと後ろ足が、血が着いたみたいな赤色のダメージテクスチャになっている。
そのまま吹っ飛んでいったけれど(私と違って)綺麗な着地をする美犬っころ。
しかし、しかしだ。まだ距離がある。
私のターンを終わらせるつもりはない。
美犬っころは身を翻して、距離を詰めんと猛然と獅子奮迅のタックル姿勢。
短剣を撃ち出し牽制。
美犬っころはこの際一発や二発どうでもよくなったのか、避けようとすらせず突進してくる。
距離は詰まった。が、モーションは見えている。
美犬っころの右爪での引っ掻きを外に躱し、さらに暴射を発動する。
曲芸射の同時発動で飛んで行った矢代わりの短剣は、寸分違わず片目を穿った。
美犬っころはこちらを捕捉しようにも、もちろんのこと片目は見えない。顔ごとこちらに向き直す必要があって、そうなればそこに隙が生まれる。
ここで、
スキル:曲芸射:二ノ型《飛射》
追加発動。
スキル:曲芸射:一ノ型《曲芸射/曲芸射》
スキル:弓術:拡散射
スキル:弓術:纏火
──発動。
曲芸射で短剣をつがえ、弓術纏火により火属性を帯びた、拡散射の効果で射た瞬間に増殖する、飛射による飛翔射撃だ。
ただし私ともども後ろ向きに飛行中なので、初速度は打ち消し合いかなりスローな矢群にはなっている。
美犬っころは慣れぬ視界の中状況を見誤ったのか、避けようともせず防御に備えている。
さらに、
スキル:曲芸射:二ノ型《飛射》
スキル:曲芸射:一ノ型《曲芸射/空射》
発動。
空中射撃を可能にする飛射。さらに矢を番えず射ることにより風魔法を発生させる空射を同時に発動。
風魔法は空中でスローペースを保っていた矢群をあおり、矢群は計画通り加速。美犬っころへと殺到する。
命中精度というか命中数というか、まあそこら辺の問題で土煙が舞い上がった。
暴射の反動ダメージを回復すべくポーションを飲みながら土煙の晴れるのを待つ。
かなりの手応えはあったし、実際土煙に隠れながらもダメージエフェクトはものすごい量が見えたのだ。きっと倒せたと思いたいところ。
土煙が晴れると、そこには大ダメージを受けながらもご健在の美犬っころの姿が。驚いた。
しかし驚いてばかりもいられない。満身創痍と言っても良さそうな美犬っころへ向け、射撃を繰り出す。
スキル:弓術:麻痺矢撃ち 発動。
弓術スキルの初期所持スキルで、麻痺属性の矢を撃つだけだ。名前も効果もわかりやすい。
技の詳細を読む限り、弱った相手に特に効果があるそうで。使うなら今しかないだろう。
一射二射三射と撃ち込むと、びりびりびりといった感じのエフェクトが出た。おおかた上手くいって麻痺したのでしょう。
ではでは、トドメと参りましょう。
情報屋で貰った謎の矢、覇矢をつがえる。
スキル:曲芸射:三ノ型《豪》
発動。
──じゃあね、美犬っころ。
骨は拾ってやる。っていうか落とせ。
ついでにティアラも落とせ。
【用語解説】
〇なんとか殺し
ウルフ系統、ゴブリン系統などモンスターの系統を数多く討伐することで得られるスキル。
対象の系統に対し無条件でダメージボーナスが入るほか、格下の系統種とエンカウントしにくくなるなどのメリットがある。
ただしデメリットも大きく、格上の系統種にやたら付きまとわられたりするし、テイムされた系統種に敵意をむけられたりもする。
このスキルは消去が可能で、世界に数箇所ある系統種を祀る祠で祈りを捧げることが条件。
〇おくだりさん
都会から田舎へ下ってきた者共をおくだりさんと呼んで田舎式の丁重なもてなしをする文化が東北地方各地に存在しない。
〇祠オオカミ(第一形態)
すごくかわいらしい仔犬。
でも仔犬にしてはちょっと大きい。
〇曲芸射
トンチキ射撃法シリーズ。
〇祠オオカミ(第二形態)
すごくかわいい犬。
でも大型犬より二回り程大きい。
〇回復ポーション
飲むとHP概念が回復する。
患部にかけるとHP回復量は減るものの、アバターの動かしやすさがニュートラルに戻る。
〇美犬っころ
〈怨積の孤狼〉クイーン・ウルフ。ネームドのレイドボス。
難易度としては『ライダーゴブリンをフルで少々の余裕を持って倒せるパーティーが最大数集まって戦略を練れば倒せる』くらい。
〇破城弓・三式
ある職人の破城槌より目立ちたい気持ちが具現化した──様な弓。作る奴も使う奴も脳が筋肉。
〇回復ポーションの空き瓶
回復ポーションの瓶は小さめのフラスコ程度の大きさ。あまり丈夫ではないが、いわゆるアイテムボックスを全員が持つ都合上とくには問題にならない。
〇曲芸射
トンチキ射撃法シリーズの曲芸射の中でも分類しにくいトンチキ射撃法を集めた分類。
〇短剣をつがえ
長さが足りないとか、重いとか、危ないとか、そういうのは曲芸射の前には無意味なのだ。
〇風魔法が発生する。
原理は不明。
〇骨は拾ってやる。
訳:ドロップ品は骨ですか。




