表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
19/28

胸騒ぎ

放課後、あたしは郁哉くんに送ってもらった。

遠いからって断ったのに、どうしてもって言われて仕方なく、だけど。


「今の家……ここなの。」


「ふぁー、でかい、さすが金持ち。」


「あれ、日和帰ってたの?」

庭の方から匠の声がした。


「あ、匠ももう帰ってたの?」


「うん、今日は早くてね。」

匠が庭の方から門の方へやって来た。


「あ、君……。僕は結城匠です。改めて宜しく。」


「俺、鈴原郁哉です。こちらこそよろしく……。」


「母さんが日和を連れて帰るって言い張ってて、それで今はこの家に。鈴原くんも少し安心した?」


「あ、はい。日和も安心してるみたいだし」


「僕は日和のこと全然知らないから…もし何かあった時君に頼ってもいいかな。」


「逆に俺も頼ると思う。」


「じゃあお互いに頼るってことで 」


「そだな!」


「男子軍仲良くなった?」

匠も郁哉くんも話してて何だか楽しそう。

友達増えたみたいだし、良かったのかな?



「じゃあ日和また明日ね。匠さんも。」


「うん!また明日ー!」


「気をつけて!」

郁哉くんの背中、何度も見た。

何かあの背中を見ると安心出来る。落ち着く。


「そろそろ入ろうか。暗くなるし。」


「そだね。」

あれ、何だろう。胸騒ぎがする。

きっと気のせいだよね。そう、気のせい。


「日和?顔色悪いよ?」


「何だか……胸騒ぎがするの……。」


「鈴原くん?それとも小春ちゃん?」


「分からない。けど……。」

あたしはそのまま倒れた。

胸騒ぎだけで倒れるなんて、あたしって……。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ