小春の考え
日和が匠さん家で育てられる。
それと同時に私の婚約もなくなった。
「パパどう言うつもりなの!
私が匠さんのこと好きなの知っているじゃない……。」
「まぁまぁ小春。また新しい人を探すよ。」
「私は匠さんじゃなきゃ嫌なの!!」
「小春ちゃん……。」
「パパもママも酷いわ!
私のこと何も考えてない!匠さん家との交流も……もう無くなるし……。」
「そうだなぁ……。結城財閥との交流無くなるとかなりきついかもね。」
「じゃあどうしてあんな事言うの!!!」
「日和が要らない子だからだよ。桜のせいでも、結城のせいでもない。生まれてきた日和のせいなのさ!」
私は返す言葉を失った。
生まれてきた日和が悪い……。
「パパ、パパは日和のこと嫌いだったの?」
「好きだったとも。似ていないけど桜から生まれた子供だから、って。」
「じゃあ何で要らない子って言ったの?」
「育っていくにつれ、桜にも似ず、僕にも似ていないから邪魔に思えてきたのさ。」
「真実を知ってどう思ったの?」
「あぁ、やっぱりか。と思ったよ。
桜と結城の関係は初めて知ったけど、その後に結婚して何度も肉体関係を持っている。
それでも日和が結城の子と言うのならそれは本当にただの邪魔者だ。」
「……………。」
日和のことよりも匠さんとの婚約がなくなったことの方がショックだった。
私は慌てて部屋に戻った。
そしてベッドに寝っ転がり、色々考えた。
日和と匠さんは異母兄妹。
異母兄妹でも恋愛ってするのかな……。
もし、恋愛したとしたら……。
匠さんの初めては日和にとられる????
いやよ、匠さんは私のものなの。
日和何かに渡さないわ。
そうだ、学校一緒だもの。学校の時に……。
「匠さん……待っててね。」
日和が匠さんに手を出したら……ふふ。




