表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
test  作者:
49/160

Interlude「自己と彼女」

 Interlude


「よかったの?残ってあげなくて。」

 茜は廊下へ出ると、近くにいた想太へ尋ねる。

「別に構わんよ。」

「でも、あのままだと想志君‥‥‥何処かに行っちゃうかもだよ?」

「それならしょうがない。アイツらはきっと、俺には計り知れないぐらいの何かがあったんだろう。それに、想志だって色んなことを考えてああいう行動を取っていることぐらいはわかる。だったら、それでもアイツらと距離を取るって選択をしたのなら、俺はそれを尊重するだけだよ。」

 想太は目を伏せ、静かに答える。

「そっか。優しいんだね。」

「バカいうんじゃねえよ。それはアンタもだろ。こんなアイツらが関わり続けるための部活に入れられて文句一つ言わないのはスゲーことだろ。」

 茜はふっと微笑み、今にも消えそうな声音で返事をする。

「どうかな‥‥‥。私はただ‥‥‥それが一番良いって思っただけだから‥‥‥。」

「そうかい。」

 想太には彼女の笑みが自嘲しているかのように見えた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ