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夕飯食べて、宅飲みする。おじ二人

「ここが俺んち。」

「でか。気に入らん。」

一軒家だった。俺はずっと一人だったからマンションだったのでうらやましい。

玄関からはいると、だだっ広いリビングが広がっていた。


「他のご家族とかいねぇのか?」

普通に世間話のつもりで、聞いた質問だった。

「四ヶ月前死んだ。流行り病だとよ。」

「それは、すまない。思い出させてしまったか、忘れてくれ。」

少し悲しい顔をさせてしまった。ミスったぁぁぁぁぁぁ。家に泊めてくれる時点で家族、というより女の気配もしないんだし聞かなきゃよかったぁぁぁぁ。ちょっと後悔。


元気づけてやるかぁ。

「おい、なんか作ってやるから元気出せよ。」

「気使わなくていい。この家に人を招くとか久しぶりで、ちょっとくらっただけだ。」

くらってんじゃねーかよ。今日は宅飲みするかぁ。お酒わくわく。


「なあ、夕飯の後に二人で飲まないか?色々教えてくれよ~」

「わかった。」

「夕飯は止めてもらうお礼におれがなんか作るぞ?」

「楽しみにしておこう。」


ラインは俺に一部屋開けてくれた。飯を作っている間に、掃除してくれていたらしい。

「ここがお前の部屋。」

「すげえきれいだな~、ありがとう。飯も本気で作ったぞ。」

そう、食材が豊富ではなかったので力を出し切れていないが、できる限りやった。傑作である。


まずは、照り焼きチキンに頑張って近づけたもの、言わば照り焼きチキンもどき。

添え物にキャベツを千切りに、トマトをカットしたものをカフェっぽくきれいに添える。

丸い形のパンをハンバーガーみたいに切り分けその中に、チーズ、ケチャップ、ベーコンを挟んだハンバーガーもどき。


結構頑張った。うまそうである。

「どうだ?うまそうだろ。新メニューとして出してもいいぞ?」

「あ、あとケチャップも商会で売るのはどうだ?売れるだろ、多分。」

「いいなあそれ~」

うまい、うまい言いながら食べるラインを見ていると自然と笑顔になった。 


食べ終わり寝る支度を済ませ、自分の部屋に向かうときにラインがまだ起きていたので声をかけた。

「まだ起きてたのか?」

「おう、お前も飲もうぜ?」

こっちから誘ってやろうかなと思っていたらもう飲んでいた。

「じゃあ、なんかつまみでも作ってやるよ。」


ちゃちゃっと、チーズを焼いただけの簡単でうまいつまみを出す。

「おーうま、すぐこんなうまいの出来るのかよ。」

「うまっ酒が進む~。」

二人で今後について酒を飲みながら話し合うのだった。



二人とも気がつくと、朝。二人とも寝てしまっていたらしい。

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