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スーパーインポッシブル作戦によって無賃乗車。

『スーパーインポッシブル作戦』詳しく説明すると、そう狐のような小動物なら、乗せてもらえるのではないか?そういう猫や犬を愛でるように狐も愛でてしまっても仕方ないだろう。

天才か?完璧だな。かわいい系に弱そうなおじさんか、美少女どちらかだな。


『ポンっ』

狐モードになったぜ。よーし誰にこの作戦の礎になってもらおうか。

おっと見つけた。人生疲れてそうな、おじだ。


「きゅうーん、きゃっ」落ちたか?

「ちっ子供の狐かよ。食えねぇよ。殺すのも面倒くせぇからどっか行けよ。ほらっ」


即逃亡。恐ろしすぎる~ 

え?え?え?今なんて?かわいくなかった?私、食べ物になりかけました?怖すぎる。

次だ、次、人が悪かったのね、

おっと次の人は魔法少女か。荷台に乗ろうしているのか。


「きゃん、きゃっ」こい。落ちろ。素晴らしくプリティな鳴き声に骨抜きにされるがいい!!

「めちゃかわー、あっでも馬車もう出るみたいだから、じゃあね。」

いけるな。押せば行ける。


魔法少女が乗った馬車の荷台まで、『ちよちよちよ』歩くとこまでかわいいぜ俺。

おっとパーティーだったのか、四人パーティーなのか。冒険者ギルドとかもあるんだった。(図書館調べ)

ちなみに男三人か。俺が座るべき場所は一つしかないな。あの子の膝の上である。そこ以外はむさ苦しい、俺のかわいさにかかっているのだ。


「きゅうーん」ぴょんと荷台に乗る。

「きゃん、きゃん」

「あら、来ちゃったのね。うちの子になろうか?ふふっ」


おっと素晴らしい、抱っこされている。あはっあはははは。作戦通りだぜ。

「じゃあ行くぞ~」業者のおっちゃんが言うと、馬車が動き始めた。


役得、役得♪じゃなかった、ここですべきことは情報収集。会話に集中するんだ。

要約すると、

一つ、王都に入るのに身分証のない者は銀貨一枚入場するために必要なことがわかった。それはこの子に抱っこされながら入れば行ける。

二つ、彼女らのパーティーの一人の町が貴族からの重税できついとか。それは可哀想である。

三つ、二ヶ月後、王都にて建国周年記念パレードがあるらしいのだ。この子たちは、その時の警備のお仕事を受けに来たのだとか。二ヶ月前から王都に行くというのは少しだけ速いそうだが、その分仕事を選べられるなどメリットもあるらしい。


決めた。建国祭パレードの時までに商会を作って、商売を軌道に乗せよう。国内一有名な商会になるための第一歩や。

そんなことを考えていると、


「おーい、王都着いたぞー。」と業者のおっちゃんが教えてくれた。

「久しぶりの王都だなぁ」とか口々にパーティーメンバーも言っている。


王都の門付近で何やら、騎士さんになんか見せてるよ。お?

パーティーの奴らは冒険者カードなる物だろう。業者のおっちゃんは、商売者カードなんだとか。

やはり、王都で最初にやることが決まったな、それは商売者カードの獲得。つまりこの国での身分を獲得することである。

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