助ける
作者(カ〇トの天を継ぐもので……ガ〇ックと一緒に戦ってるカ〇ト、絶対アレ天〇じゃないな……誰だ?
まさか、田〇さん?〇イティ〇だから変身出来るし、キャストの中にも俳優さんがいるし……)
【渡辺 進】
「やっぱ強くなっても、肉体がまだ適応出来てないね。」
(チオニスであったお前が最強になりすぎただけだ。今のままでも、桐島とかと戦った時に比べて遥かに強くなってるぞ。)
滞空魔法と呼ばれる、修行してた異世界で習得した魔法。
その魔法で僕は空を飛び、剛達を探していた。
「剛は、豚田……だっけ?あの時の城にいたから、多分そこら辺にいると思うんだけど……」
この世界ではまだ数時間しか経っていなくても、僕らにとっては18年も間が空いた。
忘れないようにメモを残したりしていたが、それでも忘れてる事が多い。
《ピロロロロロロロロロロロロロロロロ!》
「……ん?電話?」
電話の主は……131番?
……誰だっけ?
「……はい、もしもし。」
『おい、大丈夫だったか!?お前の残機が減ってるんだが……』
「えーっと……」
誰だったっけ?
確か……
「長谷川?」
『あぁ、長谷川だが……どうした、そんな今更な事を聞いて?』
「ちょっと頭を刺激しちゃてさ……記憶が曖昧なんだよね……」
18年も修行したとか言ったら、訳分からない状況になりそうなので、嘘をついた。
「一回そっちに戻っていい?場所ってどこだっけ?」
確かうろ覚えだけど、長谷川は”マップ”機能で僕の現在位置が分かるはず。
『あぁ、そうか。場所は……』
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「……遠かったはずなのに、随分と早く帰って来たな?」
「まぁ、ね。」
長谷川という存在がいたのは覚えてたけど……確かこんな感じの部屋だったね。
「……この後どうするんだ?」
「豚田のいた城に戻ろうと思う。」
「……豚田って誰だ?」
あ、そういえば……ずっとここにいた長谷川は、豚田っていう名前を知らないんだ。
「レイド対象になってた男の所。」
「そうか、製鉄所での鉄の回収がまだらしいからな。」
「……そんな約束してたっけ?」
「……覚えてないのか!?つい数時間前に言ってたんだが!?」
「えーっと……記憶が曖昧で……」
本当にそんな約束、記憶になかった。
「そうか……というかさっきから気になってるんだが……」
「ん?」
「勇気の仮面なしで、何でそんな前向きに話せるんだ?」
「……あ。」
コミュ力があるのは異世界に行ったおかげで、まだ渡辺 進としてはコミュ障という扱いだった。
「……長谷川ならいいかなって。」
「吹っ切れたのか……?まぁいいや。少し休んでから行くか?」
「いや、覚えてる内に回収しに行こうと思う。」
「そうか、気をつけろよ。もう死んでも生き返れないぞ。」
「うん。」
「あのレイド対象……豚田がいた城はここだ。」
「ありがとう、じゃあ行ってくる。」
僕は長谷川のいる場所から出て、再び滞空魔法で空を飛んだ。
ここからは一直線だ。
【桐島 剛】
「はぁっ……はぁっ……!」
俺達は結と力を合わせて戦っていたが、やはりこのモンスターには歯が立たない。
結の時間停止魔法。それは自分自身にしか効果がない上……
「ぜぇ……ぜぇ……」
結自身があまり強くない。
時間停止は超強力だが、それ以外の決定打がなく、コイツとは相性がかなり悪い。
「ぐっ……うぅ……!」
奈珠波は強力な麻痺状態になってしまい、ヒーリングが使えない。
今度こそ終わりなのか……!?
「シャアアアアアアロン!」
「きゃっ!?」
モンスターが結を狙ってきた……!?
結の時間停止は、ポーズを取らないと発動しない……
そして結は疲れてるから、ポーズを取る事が出来ない……!
「きゃあ!?」
「くっ……!?」
(ピキーン!)
「シャロオオ!?シャ……」
「……え!?」
それが起きたのは突然だった。
突如として……モンスターの体のほとんどが……氷漬けになっていた。
「氷魔法か……?」
「僕達を助けた……?」
「私達の仲間で……こんな事が出来るのは……」
壮真達は驚きの表情を浮かべる。
まさか……
「……やあ。」
「……進ぅ!!」
渡辺 進が俺達の前にやって来た。
この氷漬けの魔法……まさか進が……!?
「……りーくん?」
「えーっと……」
「シャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアロオオオオン!!」
再会も束の間、凍ってない部分を切り離すように体を分離させ、氷漬け状態から脱出し……
再び融合して元に戻った。
「シャアアアロロロォン!ロン!」
明らかに怒っているのが分かる……!
「進……?」
進は冷静にモンスターを睨み始めた。
「安心して、僕が終わらせるから。」
修行で超が付くほど強くなったであろう進。
桐島や結を助け、モンスターとの戦闘に挑む!?
どれ程強くなったのか!?
次回『瞬く』
つづく!




