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俺の描いた物語による末路 ~300人の小説家のバトルロワイアル~  作者: この星にいる誰か
第3章「狂愛と その目に見える ”僕TUEEE”」
74/80

痛む

作者「もう一つの作品と同時進行で書いてるんですけど、実は向こうの作品とこの作品はほんの少しだけ関りがあります。向こうを見なければ分からないというのは極力なくしますが、異世界の時が止まった空白の18年とかが見たければ是非見てください。」


~少しだけ時間が遡る~

【桐島 剛】


進が死んだ……?

階段から転落した程度で?

もしギャグの特性が関わっているのなら、頭から落ちてもたんこぶができる程度で済むはずだ。

なのに……なのにか!?


修也や昇は声に出していないが、あまりにも予想外な出来事に驚いている。


そんな時だった。


「うっ!?うぁ!?うぐあぁぁぁ!?」


「……どうした!?」


「あっ!あっ!うぁぁ!?」


突然、柰珠波がうめき声を上げ、頭を押さえだした。


「大西……!?」


修也も大きな声を出して心配している。

何が起こったんだ?

まさか、洗脳されなかった事に関係が?


「ごめん……うぁっ!? 一人にさせて……」


そういって柰珠波は階段を降り、姿を消した。


「……ごめん桐島。大西が心配。」


そういって後を追うように修也も降りていった。


絶対に何かある。偏頭痛ではないのは確かだ。

今の頭痛といい、洗脳されなかった事といい……普通の女子高生とは考えられない。

ただ、もし普通じゃなくても、大切な仲間である事は確かだ。

俺は大西の安全を信じてる。


【相上 修也】


「……()……」


「……え?」


大西、今渡辺の事、進と言った?

この頭痛が偏頭痛だと思えない。

ただ、大西が苦しそうにしてるのが心配で堪らなかった。


「悪いけど一人にさせて。」


「……。」


自分は何も言わず立ち去り、気付かれない場所で大西の様子を見ることにした。

しかしそんな時だった。


「うっ!?」


大西が何者かによる爆発を受けた。


「……大西!?」


見上げた先には……

モンスター……!?


「ぎゃおおぉぉん!」


何でモンスターが!?

まさか、誰かによる使()()()!?


爆発の煙が消えると……大西の姿が見えなくなっていた。



【清水 空】


「……何だここは?」


美羽と相打ちになって一度死んでしまった俺は、人のいない深い洞窟の中にいた。

しかし、人がいないが……


「うおぉぉん!」


何故かモンスターがいる。

どういう事だ?今までモンスターは出てこなかったはずだ……


……新しい力を使ってみるか。


「《男禁止領域》!」


美羽が使っていた技だ。

この技によって、モンスターの9割程を吹き飛ばして壁や天井に叩きつけた。

技の名前からして、男やオスのモンスターを自分の周りに近づけさせないのだろう。

……随分と男嫌いな奴だったらしい。豚田に操られてたと知ってどう思ってるだろうか。


「……な、何だ!?何事だ!?」


誰か来た。

ヒョロガリの男が姿を現した。名前は……


()()……()()()()()()!?」


凄いキラキラネームだな……


「な……何故その名前を!?まさか、俺を殺したあの女の仲間か!?」


清水の前に現れたのは……影山!?

随分と前に、圭達によって倒された影山。残りの残機はどう使って戦う?

(影山の事を忘れてる方は、第1章の『躊躇う』を読んでください。)

次回『喰らう』

つづく!

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