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「流石に生きては・・・居ないみたいですね。脈が感じませんよ。」
「何しれっと触ってるんだよ。それも素手で。呪われてもしらねーぞ。」
「大丈夫ですよ。この程度で呪われるようなものでしたら、私耐性ありますし。それにしても、綺麗ですねー。」
本当にこいつなら、耐性があってもおかしくないが・・・。
流石に同性だとしても、いきなり胸を掴んで計れるか~?
それに、状態次第では、触れた時点で風化して砕けそうなものだが・・・意外と何ともなさそうだな。
「何だ、こういうのが好きなら持って帰るか?幸い今なら俺は依頼を見てないし、うちに来る途中で行方不明って事にもできるぞ?」
「流石にそれは不謹慎ですよ。そうでは無くて、腐敗状態とかもそうですけど、この服とか見てください。汚れどころか、埃すらついてません。」
「確かに、妙だな。」
いくら開かない様にしていたって、腐敗が進めば色々と布は汚れるだろうし、人だったものだって、弦家をとどめない。
それに、仮に特殊な処理をされていたとしても、あの状況で埃すらついてないのは気になる。
まぁ、飲食店で働くのならば清潔な事に越したことはないが・・・。




