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story  作者: 岸村 改
1665/1670

22-10

「私の指ならギリギリ入りそうですけど・・・開けますか?」


「いや、やめておけ。それが狙いかもしれないからな。」


「んん?どういうことですか?」


以前にもこういうトラップがあったんだよな。


指がギリギリ入りそうな状況になっていて、そこへ指をかけると中のトラップが起動して最悪指が切断されるという。


あの時は、欲をかいたおっさんが犠牲になったから助かったが、下手したら俺もやばかったからな。


「こういうのは、墓荒らし対策とかがされてるもんだ。一見正攻法に見える方法を取ると、それが弱にトラッブだったりするんだよ。」


「なるほど。では、どうするんです?蓋閉めるんですか?」


「ここまでやって蓋を締め直すのは、かって悪手だろう。こういうのは、想定外行動で対応をするんだよ。」


まだ切れはするが、切れ味が落ちて研ぐにもそろそろ限界になった包丁を台所の戸棚から取り出す。


これなら最悪折れても問題ないし、襲ってきてもそこまでの影響にはならないはずだ。多分。


そのまま包丁を逆手持ちすると、棺桶の前に立って位置調整をする。


大体この辺りだな。


「危ないから、下がってろ。呪いが無いとは決まってないからな。」


「わかった。まぁ安心して、呪われても母様なら多分なんとかなるから。」


「・・・いや、これは何ともならないと思うが。」


この子の母親だと、本当になんとかしそうなんだよなー。

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