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おいおいおい!マジで、この元気っ娘、何も考えずに開けやがったぞ。
と言うか、呪詛が無くても十分石櫃は重いはずなんだが・・・本当にどういう筋力してるんだ。
「開いちゃいましたね。あら?・・・ちょっとこれ、見て貰えます?」
「開いちゃいましたねーじゃねーよ。ん?何だこれ。木櫃?」
「マトリョシカですかね?」
いや、墓でマトリョシカはしねーだろ・・・いや、するか。
そいや、エジプトでそんな作りのあったな。
って、今は中身か。
「見たところ、こっちは何も止められてないみたいだな。」
「釘等も見当たりませんね。で?どうします?開けますか?」
「開けると言ってもな・・・俺の指じゃ入らねーぞ?」
これも一種の防犯対策か?
外側の石櫃と中の木櫃のサイズがギリギリすぎて、恐らく蓋だと思われる板を持ち上げるスペースがねぇ。
どうするんだよこれ。




