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ウバク神文明




 ウバク神文明について調べる為、竜の口のサンドラの元を訪れた。グリムに挨拶をして、巨大な部屋の中に入る。


「お師匠様、ステラさんこんにちは!」

「おお、我が弟子よ良く来た、しかしいつもながら突然来るのう」

「カルちゃん、この前はごめんね」

「いえ、お師匠様の言ってる意味が良くわかりました」

「そうであろう、ステラは目を離すと大量の酒を欲するのじゃ、自分は大丈夫のつもりでいつの間にか人に迷惑をかけておるのじゃ、我も何度迷惑をかけられたことか…」

「えへへ、ごめんね」

「まったく反省はしとらんの…」

「だってお酒好きなんだもん」

「あのー、今日はお2人に聞きたい事があって伺ったのですが」

「おお、そうであったか、してなんじゃ聞きたい事とは?」

「ウバク神文明をご存知ですか?」

「ウバク神文明、そうじゃのう…」


 サンドラは顎にてを当てて考えている。そんなサンドラを見てステラが言う。


「お嬢、光の巨人!」

「うむ、そうじゃ、どう説明しようと思っていたのじゃが」

「ご存知なのですね?」

「ああ、もちろん知っておるウバク神文明…ウバクの国が滅んでもう久しいのう」

「うん、私が生まれる前ね」

「我もまだ生まれてなかったのう、それほど昔の話じゃ」

「ククルカン様は知っていたみたいです」

「何と、ククルカンに会ったと申すか?ほほう、あの羽蛇め、まだ生きておるか」

「生きていると言えるのか…」


  カルはセシルが手に入れたナイフにククルカンが宿っている事を話す。


「なるほどの、思念を武具に宿したのじゃな」

「本物とは少し違うわね」

「うむ、自分の思念や記憶を武具に宿し、血によってそれが現れるように設定したのじゃ、でも記憶は本物故、良く出来た模造品みたいなものじゃな」

「そうですか、簡単に言うと、本人の記憶を持った偽物が現れるということですか?」

「うむ、じゃが力も少しは使えたはずじゃ」

「はい、セシルは飛べるようになりました」

「面白い事をしたのう、羽蛇にしては上出来じゃ」

「それで、ウバク神文明のことなんですが」

「そうじゃ、ウバクの民は敬虔な信徒でのう、光の巨人と言うのを崇めておった」

「光の巨人…」

「何でも終末思想によると、世界が闇によって滅ぼされ、光の巨人が現れ世界を再編するというような話を信じておったのじゃ」

「そうね、光の巨人以外のものは邪神とか魔神とか呼ぶのよね」

「それで僕はある遺跡の調査していて、遺跡の塔に光の加護あるものに幸運が訪れるというような事が書かれていました」

「光の加護のう」

「それがどういう事なのか…」

「何か呪文のようなものを唱えるのかな?」

「.うむ、魔力と関係がありそうじゃな」

「ほかに闇の力満ちし者が触ると死が訪れる、のような事も書かれていました」

「光と闇…そういう事か」

「何かわかったのですか?」

「光と闇とは昼と夜、つまりは太陽と月を表しておる」

「太陽と月…」

「太陽と月とは東と西そして男と女じゃ、つまり日の光を浴びた男、天子のことじゃ」

「天子、王様、皇帝…つまりウバク国の王族の血をひいた男子という事でしょうか?」

「うむ、仮説じゃがな」

「そもそも光の巨人とはどのようなものなのでしょうか?」

「例えば東国では竜は神になっておるじゃろう?しかしその竜を統べるのは我じゃ、光の巨人とは神々を統べる存在と思われておったらしいの、光の巨人と言っても変身したり光線は出しはせんがの…」

「理解しました、ありがとうございます」

「そうか、それでまたすぐに戻るのか?」

「はい、また伺います」

「カルちゃん、今度はみんなを連れてきてね」

「はい、それでは失礼します」


  …成る程、さすがはお師匠様だ。光の巨人、神々を統べると考えられている存在…お師匠様の最期に言った変身の件は良くわからなかったけど、ウバク国の王族の子孫があの塔に行けば何か起こるかもしれない。


 カルはそう考えて街に向かい巨大な部屋を出て行く、グリムに挨拶して戻って行った。キンクウでゆっくりしたいけどまた後で会いに来ます、カルはそう考えて竜の翼で空に繰り出した。キンクウの村はすぐに小さくなっていった…

今回はほぼほぼ会話ばかりです。読みづらいとは思いますが、よろしくお願いします。拙い文章ですが、感想やレビューも参考にしますのでよろしくお願いします!

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