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054 ブサメンと新居の日常2

 玄関から出て一服。

 至高の時間だ。

 この世で俺を虐めないのはお布団とお金とタバコだけ。

 前日で慣れたもので、魔術で着火、ガス臭くない、火薬臭くない、ポッケにライター入れずに吸える。

 winwin。


「ふうぃいぃ~…やっぱタバコは寒いとウメぇな」


 肺から煙を吐ききったら、覚醒した意識をエナドリで追撃。


「うーん、やっぱりフィルターチップにソリッドかリキッドでも入ってんのかな?」


 これは燃えた蜂蜜の匂いではない、明らかに加工されている。

 健康に悪そうだ。

 まぁでも吸う、おいちいんだお。

 スパスパやると体が冷える、まぁニコチンと一酸化炭素で血管が閉まってなんとやら。


「これもタバコの醍醐味ってやつなのかな」


 やっぱり一本10mgとかあるんだろうか?紙巻の比じゃないぞ?

 屋内の音を感知し、俺は葉巻を熱魔術で蒸発させ、エナドリの残りを一気に呷る。

 うーん、甘くてシュワシュワ。おいちい。ぼくこれすき。

 やっぱり俺みたいな底辺人間には紙巻が合っているのだろうか?どうしても漂白済みパルプのタールが恋しい、お慕いしておりました…


「サリアさんも起きたようですし、俺もやる事をやるとしましょうか…」


 なんかおしっこ行きたい、ほら。

 女の子って小でも時間かかるじゃん?まぁ俺が待てばいいか、別に二分以内に膀胱ダム放流予定とかじゃないんだし。

 彼女がトイレに入る間、探査魔術で音を聞こうかどうか考えて辞めた。

 流石にそこまで飢えて無いわ、最底辺の不細工オジサンだけど、性犯罪でハメられたからこそ性犯罪はしない。

 俺は現代に降り立った光の御子、祝福無き勇者、聖なる童貞。言葉にするなら神聖童帝。


 玄関を潜り一階のトイレへと入って用を足す。

 ちょっと前まで美少女が乗っていたかと思うと便器すら淫靡だ、実に罪深きは俺の性欲の強さ。

 これで顔がイケてたら多分ラムセス三世の百倍くらいは血縁関係の子供がいたと思うね。


 半起フランクフルトを取り出してベルトを下して着座でファイヤー。

 皮被りの邪悪な物体から便器への洗礼。

 これは聖戦なんだ、これは聖戦なんだ。


 皮を向いてトイぺで拭って席を立つ、サニタリーボックスにアレが入って居るかと思うと思わず手が伸びそうだから我慢。

 アレをやっている時より手に入らない時のほうが何事も愛おしく思える。


 飲む物も飲んで準備万端なサリアと居間で合流し、車は近場の総合ショッピングモールへと旅立った。



「簡単そうに見えるが…実際の所はどうだ?」


 助手席に座った彼女を見る、あんまり暖かくなさそうな格好だけれど寒くは無いのだろうか?

 まぁでも焚火ってあんまり暖かくないしな、電力インフラの発達していない東欧の所だとあえてドラム缶を囲むそうな。

 火で服が燃えるリスクよりも、金属から柔らかく放射される熱のほうが安全で暖かいそうな。


 うーん、俺は別に頭が良い方じゃないけれど頭が悪いわけでもないしなぁ…でもそうだな、たいていの人なら直ぐ覚えられるだろう。

 IQは動作性にほぼ直結する、よって彼女の戦闘力を見るに彼女は非常に理想的な人材で有る。


「貴女なら直ぐに覚えられますよ、剣術の駆け引きより少なくともずっと楽です」


 合成物質と発がん性の煙を吐く息から放出しながら俺は答える。


「そうか…自動車な…私もいつか自分の物がほしい」


 そうだよなぁ…若い時ほど良い車に乗りたいもんだ、デカい外車のSUVとか、大きめの高級セダンとかさ。

 でも結局ハイブランドのコンパクトカーが一番、年食うと段々デカいの運転するの嫌になる。


 若い時のいつかの非正規雇用で支配人と寝て仕事もせずに出勤してから帰るまでランドリールームでタバコだけ吸って給料貰ってたオバサンも言ってた、結局コンパクトカー一択って。


 そうして一度のタバコ休憩を挟み、俺たちは言葉を交わしあった。


 車が少ない停め石のない所を選んでアクセルを緩め停車。


「じゃぁ色々言って行きますから、先ずはのんびり走らせましょうか」


 キーを彼女に押し付けて俺は運転席から助手席側へと回り込む。

 彼女は助手席から運転席へスライド。

 ロリおててやーらかい。


 嬉しいドキドキスキンシップを交えながら手取り足取り。

 


 結論から言うと十五分もしないうちに彼女は運転をマスターした。

 やっぱり頭いい奴は違うわ、これは勝てん。

 もっと彼女の匂いを嗅ぎたかった、一緒の閉鎖空間に居たかった。

 我が野望終了のお知らせ、今、ユメ、破れて。


「なぁ…自動車って便利すぎないか?」


 それは俺も思った、最初に機械で『車輪』を動かす事を考えた人は最強だと思う。


「ですが維持費が馬鹿にならないんですよ、一応飛ぶ前にディーゼルに入れておきますけど、足りなかったら入れてください、と言ってもタバコを吸うためにちょくちょく顔は出しますけどね」


 ガソリンとかいうやべー奴、二重に税をかけられた悪魔の産物。

 維持費払えないし生活保護だったから自分名義の車とかマジサイコー、ありがとう神様。

 ちょっと前まではガソリンどころか灯油すら買えなかったよ、嫌がらせでさぁ…

 ってかマジで日本って中世土人国家ジャップランドだよなぁ、顔を理由に不当弾圧とか、それも福祉側の人間がだよ。

 人権意識の進んだ先進国家ならそんな奴十年単位の懲役だよ、仮に反撃してやっつけたら五年で出てこられる。

 なんなら出所後も一時間100ドルのカウンセリングを週3九時間で公費持ち、再犯防止の自助会に就職サポート。

 ホント終わってる。

 

「まぁ俺はこの国見捨てるんで関係ないですね」


 満足げに俺は呟く、義務教育からも排除された俺だが無限の言語を扱えちまうんだ、こんな文化後進国の人権軽視国とは何時でもオサラバよ。

 このヤマ終えたらどっか幼女が綺麗な国にでも金移してロリータハーレムを永遠に愛でようか迷う。

 もちろん顔も変える。


 と、ひと昔前の俺なら言っていたような事を否定する。

 だってさぁ…白人幼女より異世亜人のが可愛いし?

 なんなら黄色人種ってだけで通り魔にあうネオナチのいる国とか行きたくねぇ。


 やきもきしたものを抱えながら、俺はサリアの運転する車の助手席から朝もやの立ち上る地方都市を眺めつつ、今日の朝食と広くて暖かい浴槽に思いを馳せる


 新居に帰ってきた、運転席以外から降りることに戸惑いながらも、俺は玄関に腰掛ける。

 ふと、頭髪の上から柔らかい温度と感触が。


「ありがとう宗一、教えてくれて。助かった」


 体勢の関係で彼女の顔は見えなかった。

 でも、きっと、彼女は笑っていたと思う。

 そうだったら俺も嬉しいな。


 いくら体が強くても腹が減ると辛い、まぁ俺の場合普通の人間よりか遥かに空腹耐性があるんだけどな。

 伊達に二日に一食で生きちゃいねぇよ、その程度で死ねるなら、俺は今タバコを吸えてない。


「やっぱり紙巻のほうが好きかも分からんね…」


 葉巻も良いんだが取り回しが悪い、まぁ要はFPSでいう『拳銃に比べると高性能だけれど、拳銃スロットに装備できないから産廃扱いすらされないサブマシンガン達』みたいなものだ。

 ゲームによると強い物もあるんだろうけどね、でも大抵のゲームでは貫通係数強い弾使えんからやっぱりカスだわ。

 アナログちっくなダメージ計算システムだと、ダメ高いのあるかもしれんけどそういうゲームは環境がリッチじゃない。

 大抵飽きて辞めちゃうものだ。

 やっぱり最新は部位ごとのヘルス管理と装甲設定、弾毎の貫通力設定、後は飲食睡眠有りのゲームが良い。

 没入感ね、ゲーム内のアイテム縛りでリアル配信するロシア人とか居たなぁ…ゲーム配信序盤はダイエットソーセージと生のジャガイモだけしか食えなくて腹壊してトイレに駆け込んでたっけなぁ…


 段々年食うとアニメとかゲームも見るの辛くなってくる、大抵の主人公は健常者だし、大概ヒロインやら友人がいるから見ているだけで精神がゴリゴリ削られる、弱者男性は生きていちゃいけないのかってね。


 ピザか…おいしそうだぁ…

 やっぱり油は旨いんよなぁ、一番エネルギー稼げるから報酬系で上位に設定されてるんやろなぁ、油に適応できない人は寒波やら飢饉やらで淘汰されてきただろうし。


 さて、んじゃ皆揃ったらピザあっためて店開けるか。

 朝からお風呂に入って湯気から立ち上る美少女粒子をオジサンの鼻の奥に届けてくれても良いのよ?オジサン期待しゃうゾ。


 といってもまだ五時か、こりゃオーブンにピザ入れて紙巻買いに行っても十分間に合うな、無人スタンド有ったし油も入れちゃお。

 思いっ立ったら即行動、これが出来ると人生変わる。


 帰ってきた、まぁ生活に困っているわけでもないし、紙巻くらい高いのでもええやろ。

 なんならこれからもっと稼げる。


 サリアは自室に帰った、ルサルカもアンリも多分まだ寝ている。

 

「俺も寝るとしましょうか」


 自室に帰って服を粗方脱いで空調で温まった高級ベッドにIN。

 もう幸せ、ホカホカだし、新品の匂いで何だかテン上げ、アラームを爆音でセットして照明を落とすと俺は微睡んだ。



 アラームが鳴る、何だよ。もうちょっと寝させてくれても良いじゃないか。

 少しの不満と大いなる満足感を抱え延長ケーブルから繋がれた充電器を手繰りアラームを停止。

 まぁ、部屋も暖かいし着替えも苦にならん、ササっと何時もの服を着てリビングへと赴く。


 皆が揃っているのでトースターを使ってピザを再加熱。

 やっぱりチーズって熱くないと旨くない気がするんだ。

 本日のピザはアンチョビシーフード、カマンベールクォーター、チーズハニー、マルゲリータの四枚。

 不況で今日日ピザ屋も苦しいらしく、店に行って買うと一枚分の値段で二枚買える。

 味の濃い順に食べて冷えたコーヒーで流し込む。

 こういうのって最高に糖尿病の導入チックで背徳感がビンビンと。


「美味し~ね!また食べたいな!」


 アンジェリカは脂が好きなのでそんな反応をする、オークも糖尿病に罹るのかどうかは知らないが月一くらいにしといた方が良いと思うぜ。

 まぁ、もっとも?俺は糖尿病程度なら瞬きする間に治せるんですけどね。


「あの葉っぱ美味かった」


 ルサはルッコラが気に入ったようだ、まぁ普通の稼ぎだとあんまり食わんよな。


「お魚とお芋の塩漬け、良いアクセントですね」


 ルカはアンチョビとダイスポテトが気に入ったようだ、あれはコーラで流し込むともっと化けるで。


「…蜂蜜、もっと付いていれば良いのに」


 サリアさんは甘いものを欲しているようだ。

 まぁなんだ、俺の居ぬ間にコンビニスイーツでもパクパクして幸せになってください。



「今日は店を開けましょう、お金は幾らあっても困らない」


 だからさ、君たちは今から風呂に入ってくれ。

 美少女エキスを風呂釜と言う名の聖杯に満たしてくれ。

 俺は割らずに飲むぜ、それはもうゴクゴクと、運が良ければ美少女の経血を啜れるかもしれない。

 それだけでノータッチパウァ余裕だよ。

 残り湯を啜って足ピンして「ウー」と唸るだけでドラゴニックパワーが発射される。


「…寒いから風呂に入ってもいいか?」


 サリアさんナイスゥ!俺は信じてたぜ、お前なら俺に福音を齎してくれるって。


「ルカ、一緒に入ろっか」


 おおっとぉ?ここで生理中の女の子のエントリーだぁ!むほほww


「じゃ~さ、最後はアンリね。ゆっくり入る~」


 これは良い出汁が出る、全国のロリコン出汁愛好家の皆様にパック詰めして売ってやりたいくらいだわ。

 きっと美女出汁で煮込んだ味噌汁は心の芯まで温まるような優しい味がするに違いない。

 心の中の邪悪さを隠すように俺は風呂を磨いて湯を張る事とする。


 脱衣所のコントロールパネルを見てふと思う。

 こういうハイテク機器見ると、やっぱり生活保護受給者って人間扱いされてないって良く分かるよね。

 必要なもの揃えて食費削っても月に肉を三パック買ったらもう自由に使えるお金とか無いもん。


 社会の闇から目を背けて、美少女汁を作るために無心で風呂釜を磨く。

 一時間半も寝ればホカホカの良いエキスが沁み出てるってもんよ、俺は脱衣所で足を拭いてタオルを五つ出して自室で睡眠。

 スヤァ。



 一階へと下りて湯上り美女のトークに耳を傾けながら脱衣所に。

 此処で重大な過ちに気が付く。

 そうだよ、生活していれば洗い物も出るわな、ブラはまぁ三日に一度洗えばいいとして…ひょっとしたらこの洗濯機の中にはこの世の幸せそのものが入っているのでは??


 期待に胸を膨らませ、タオルを引きずりだして中身を確認する。

 安堵、歓喜、興奮。

 全部あるじゃん、全部。

 しかし人間とは欲深いもので、ルサルカのショーツは論外だ、直前までナプキンを付けていたショーツなどタダの布切れだ、有難味などない。

 アンジェリカのブラもおばさんぽくてなんか嫌だ、サリアのショーツはちょっとシンプルすぎる。


 邪悪が、目を覚ます。


 もっと可愛い下着を買ってから洗濯物に悪戯するというのはどうだろうか?我ながら理にかなっているように思われる。

 一人一人が一騎当千の美少女なのだから、彼女たちが恵んで下さる至高なるオカズまで耐えればよいのでは?

 それまで俺は我慢出来て幸せ、彼女たちはハイブランドの肌触りの良い下着を着れて幸せ。

 簡単なことだ、そう思うと今まで下半身に滾っていた暑い熱も、どす黒い思考も雲散霧消した。



 仏陀の如き澄んだ心で入浴を終え身支度を整えると、すぐさまに指示を出して店を開ける。

 開店前から相も変わらず長蛇の列、整理券を配ってすぐさま営業開始。

 なんか身なりの良い若い女性と小遣い稼ぎの男性が多いな、アレか。ブサメンのご尊顔に惹かれてやってきたのか。

 俺は稀代の不細工だ、美醜逆転した世界においては傾星のイケメンと言っても差し支えないだろう。

 VIPコースは値段を吊り上げたにも関わらず、女性は俺の顔をチラリとみるとそれを肴に蒸留酒を呷る。

 複雑な気分、当人たちは美女や美少女のつもりなのだろうが、俺からすればぶっちゃけブスだ。


 そんな営業を四時間ほど続けて昼休憩。施錠をして日本へ帰る。



 今日は何を食べようかなぁ…口コミサイトをチェックしてちょっとお高めのとんかつ専門店に行くこととする。

 ダイニングチェアに座って軽く買いこんだコーヒーなど入れて一息つこうとしたところに、珍しいメンツが話しかけてくる。


「あのさ、タバコってやつさ、吸ってみたいんだけど。貰える?」


 ルカとサシで話すのは本当に珍しい。

 ルカが言葉を発すればルサが、ルサが話せばルカが言葉を続けるから二人ワンセットで扱っていた。

 こいつ等、肉体年齢はロリに戻したけど、元の歳はアラサーか。俺もアラサーなの。

 じゃぁ喫煙くらい許すか、俺も十六には吸ってたしな。


「良いですよ、ただ。最初は酷く咽るので注意してください」


 俺と彼女はコーヒーを持ち、連れ立って玄関を潜る。

 冬に入りかけの小春日和の冬の昼、日光で温められた玄関石に腰掛けてコーヒーのプルタブを開け乾杯。

 わずかに残っていた一番軽いワルボロのブラメンを彼女に咥えさせ注意を促す。


「最初は煙を肺まで入れなくて良いですからね、気持ち残り香を吸い込む程度で。それと慣れない内は一本吸ったら一時間は動けないと思ってください。では、火を点けるので軽く吸い込んで下さい」


 そう言って指先に火を灯すと、彼女の咥えた先端に着くか着かないかの距離で近づける。

 吸気を開始したタバコが熱された空気を吸い込んで先端に火が灯りジジと音が静かな空間に響いた。

 誰もがそうであるように、彼女は喉に強烈なキック感を感じたのかタバコを指で摘まんで口から離すと盛大に咽る。


「ゥッフ!エフッ」


 誰もが最初はそんなもんだよ、俺も現場に立って鉄骨の下しの時吸わされたけど、昼飯何にも入らなかったもん。

 涼しい顔で俺は彼女の倍はキツイ紙巻をスパーっとやって旨そうに煙を吐き出した。


「凄いね…涼しい顔でこんなの吸えるとか…」


 段々慣れてくると喉が煙を異物と認識しなくなってキック感は消えるんだ、でも水タバコとか吸うと慣れた人でも咽るらしい。


「慣れるとですねぇ…ウマくて辞められなくなるんですよ」


 喫煙歴が合計二年もない俺でも、もう手遅れレベルの中毒なのだ。十年二十年と吸って辞められる奴はそうそういないだろう。

 最後はCOPDや肺がんで死ぬ、確定された結末だね。


「あークラクラする、でも気持ちい」


 君、ヤニカスの素質あるよ。

 その素質を存分に生かして、タバコ税を一緒に一杯払おうね。

 段々と慣れてくるとヤニクラすら起こさなくなるから勿体ないよ、とふと思い身体若化の魔法を二年分ほど自身に行使。

 その瞬間、一酸化炭素とニコチンの怒涛が血管を駆け巡る。頭がフラフラして、全身の血が冷える感覚。

 これこそヤニだよ、ニコチン最高。ナス科神。



 そうしてタバコを楽しんだ俺たちは他のメンツと合流して豚カツ屋に行く。

 味次第だが、ウマければ一杯食おう。


 着いた店は高級感に溢れる朱塗りの大型店舗だった、停まっている車も心なしか高級車が多い。


「豚か…まぁ向こうよりは旨いだろう」


 サリアはちょっぴりの落胆と僅かな期待を乗せて言った。


「あーお腹空いた」


 ルサは解毒魔術でニコチンを抜いてある、俺がこれにもっと早く気が付けば幾らでもヤニクラ出来たのに…時間を大分無駄にした感有るで。


「こちらの食べ物は美味しいので楽しみです」


 ルカは比較的前向きだ、でも現代人からすると牛と豚どっちか選べって言われたら迷わず牛かな。


「向こうだとねぇ、手に入るお肉は豚さんが一番美味しいんだよ!」


 アンジェリカはニコニコしながらおててでジェスチャー。

 ああ可愛い、胸を見るともっと可愛さが込み上げる。

 巨乳は不美人って相場が決まっているのに、それを用意に崩すアンリちゃんいと犯し。


 店内に入ってボックス席に案内され、ワンドリンクとお通しをつつきつつ注文。

 一番安いコースでファストフード五食分くらいの値段だ。


 折角なので『豚の奥義』コースを注文。

 なんでも部位にあった衣の付け方と揚げ温度、調味料で豚の旨味を存分に楽しめるコースらしい。


 待つ事数分、豪奢な皿に上品に盛られたまだ赤みの残ったカットされたトンカツを藻塩で頂く。

 部位が変わりワサビ醤油、洋風ドレッシング、最後は脂身たっぷりの厚切りロースをトンカツソースで頂く。

 米を食いまくって満腹、値段に比べると微妙だが、味自体は悪くなかった。

 最後にワンドリンク頂き帰宅。



 家に帰って午後の部を始める。

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