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聖女ノアールの受難 〜私のMPはゴミクズ勇者のためにあるのではない〜  作者: 水上 空


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熱血の四天王!温泉上がりのゆでダコ無双


街道の対決


温泉街を出た一行の前に、周囲の空気を歪ませるほどの熱気を纏った大男が立ちはだかる。


フレイム:「クハハハ! 我が名は四天王フレイム! この世の全てを焼き尽くす獄炎の主よ! 貴様ら、灰すら残さず焼き……」


カイト:「(自信満々)……ふふん、甘いなフレイム。俺は昨日、42度の源泉(一回死んだけど)を克服した男だ! この程度の熱さ、サウナみたいなもんだぜ!」


ノアール:「(嫌な予感)ちょっと、カイト! 四天王の魔力火炎と、42度のお風呂を一緒にしないでちょうだい!」


三人の「活躍(?)」


カイトがフレイムの火炎放射に自ら飛び込んでいった瞬間、仲間たちが一斉に動き出す!


アイリス:「カイト殿、熱さを恐れぬその勇姿! 騎士として、さらなる摩擦熱をプレゼントしよう!!」

アイリスが「親切心」でカイトを高速回転させながらフレイムへ投げ飛ばす(物理的な摩擦で発火)。


ルナ:「……あ、熱そうです。……【過冷却:アイス・コフィン(氷の棺)】!!」

ルナが良かれと思って放った氷魔法が、カイトの周囲で急激な「温度差」を生み出し、カイトの心臓がヒートショックを起こす。


ノアール:「(もはや諦め)はいはい、予定通りね。……【いい加減にしろよこの中まで火が通ったバカイトォォォ・レザレクション】!!!」


三途の川


カロン:(ラウンジの扇風機の前でアイスを食べながら)

「……おかえりなさい。死因、『アイリス様の摩擦熱』と『ルナ様の急冷』による温度差死。……フレイムさん、一回も攻撃当ててないのにポカーンとしてますよ。はい、ピッ(年間パス)」


カイト:「……なんか、仲間の方が火力が高い気がするんだ……」


ノアールの特大レザレクションにより、カイトがフレイムの目の前で爆発的に蘇生する。その際、手に持っていた『エクスカリバツの柄』が、熱せられて膨張し、爆発した。


カイト:「(ガバッ!)ただいま! ……あ、バツ印の柄が爆発して破片がフレイムに!」


フレイム:「グハァッ!? な、なんだこの威力は……! 我が炎を利用して、武器を起爆させただと!? しかもこの男、死ぬたびに熱を吸収して蘇っている……!!」


さらに、アイリスの追撃タックルとルナの誤射(火炎魔法)が重なり、戦場はもはや誰が味方で誰が敵か分からない大混乱に。


フレイム:「バ、バカな……! 我が究極奥義『プロミネンス』を、死ぬことで無効化し、さらに蘇生時の衝撃波でカウンターを狙ってくるとは……! このパーティ、狂ってやがる!!」


フレイムは、自分より遥かに「熱苦しい」一行に恐怖し、火の粉を散らして退却していった。

イト:「(真っ黒に焦げながら蘇生)……勝った……のか? でもノアール、なんかスタンプがさらに増えてるんだけど」


ルナ:「……カイト様。さっきの混乱で、さらに2回ほど死んでましたよ。……通算40回まで、あと少しです」


ノアール:「(空っぽのMPポーションを投げ捨てて)……もういいわ。40回特典が『温泉無料券』とかだったら、私、本当にこの世界を滅ぼすからね……」


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