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第三章
それから、何日かが過ぎた。
仕事をして、
帰って、
本を読み、
眠る。
変わらない毎日だった。
買った本も少しずつ読み進めていた。
面白いからというより、
続きを知りたいと思ったからだった。
読み終えたあと、
湊は本を閉じる。
静かな部屋だった。
時計の針だけが、小さく音を立てている。
ふと、時計を見る。
まだ少し早い時間だった。
このまま眠るには、少し惜しい。
窓の外を見る。
街の灯りは、まだ消えていなかった。
湊は立ち上がる。
財布と鍵をポケットへ入れ、
玄関の扉を開けた。
どこへ行こうかと考えたわけではない。
歩いているうちに、
自然と足は、一軒のバーへ向かっていた。




