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最強になりたい厨二病は異世界で代償を背負う  作者: 無度


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13/14

全て硝子の様に砕ける

デヴィ「お前ら!何をした!?」


隆矢と千菜にあまりにも感情的に怒りをぶつける

デヴィその言葉に隆矢が冷静に反応する


隆矢「いや…なんかここに来てすぐに

   こうなったんですよ…

   貴方も見てたはずですが…」


その声に悪気の無さそうな声にデヴィは更に怒り

2人に怒鳴り続ける


デヴィ「それなら!こんな事には!

    ならないんだ!わからんがお前ら!」


もう少しで世界が終わる前

隆矢と千菜の見えていた景色が突如変わっていた


         ―??―

シルビア「本当にヤバいですね。」


とあまりにも冷静で静かな声に隆矢は


隆矢「そうっすね…で?何かあるんですか?」


少し煽った様な口調でシルビアに聞くと

千菜がわってはいってくる


千菜「流石にそれはあかんでしょ?

   煽る気まんまんやん。」


千菜がツッコミを入れるとシルビアが


シルビア「いえ。お構いなく。

     この状況を止めて欲しいのです。

     勿論。今は時間は止まってますから

     問題はありません。」


平気な顔で時が止まったなどと言っているシルビアを隆矢はおかしな奴を見る様に顰めっ面をしていた


隆矢「…はぁ。で、どうしろと?」


そう隆矢が聞くとシルビアは少し微笑み

2人の前に丸い球体を出し

こう語った


シルビア「その中に能力が入っています。

     それを触れて東山瀬菜を

     止めて見せてください。」


そう言われて状況を飲み込めないでいた千菜は


千菜「え?終わるの世界?マジで?無理じゃね?」


とシルビアに聞いたが隆矢が口を挟む


隆矢「だからこれを取れって事なんじゃろ?」


そうシルビアに問いただすと無言で頷く


シルビア「早くとってくださいね?」


その顔は笑っておりだが声は一つも笑っていない

それに2人はやるしかないと差し出された球体に

触れる


隆矢「……やると思ったか!ボケが!」


隆矢は触っていた球体を力任せにぶっ壊した


千菜「ちょ…あんた今

   ふざけとる場合じゃないって!!」


千菜がキレると隆矢は続けてこう言った


隆矢「はよ帰らせろや!」


怒った口調で言うとシルビアはやる事をわかって

いたとでも言わんばかりに笑った


シルビア「やると思いました。

     なので、貴方のは特別に

     壊した時に貰える様にしています。

     あと川西様には武器を一つ。」


武器を貰えるその一言で隆矢は目を輝かせ

期待に満ちた声を上げる


隆矢「うぇ!?武器!?伝説の剣とか!

   ぼくのかんがえたさいきょうのけんとか!

   貰えんの!?」


シルビアは勿体ぶらずに隆矢の手に武器を渡す


シルビア「貴方の家にあった十手です。」


そう言った後に数秒間だけ沈黙がながれ

その沈黙を最初に破ったのは千菜だった


千菜「十手ってなんやそれ!?」


千菜の後に怒った様に隆矢が


隆矢「見た事あると思ったらこれかい!?

   いや、名前十手なの知って驚いたけど…

   もっと…もっとあっただろーが!?」


シルビアはそんな言葉は聞く必要がないかの様に

隆矢と千菜の能力を説明する


シルビア「貴方達の能力説明としましょうか。

     まず川西様は能力の強制解除です。

     効果は対象が能力を発動してる時のみ

     使えます。

     単体の場合、攻撃があたると

     1秒間の停止と

     能力の5秒間使用禁止です。

     ただし、これは打撃攻撃のみです。

     拳かその十手での攻撃でなら

     能力を発動できます。

     もし、全体にやるのなら

     貴方の能力を発動しながら

     虚空を握り潰すか十手で叩いて下さい。

     そうしたら魔力攻撃や

     世界を破壊しようとしているあの力を

     解除できます。

     次に平松様です。

     貴方は対象と自身と武器の転移です。

     場所は何処でもいけます。

     転移できる数も決まっていません。

     何回でも使えます。

     それだけです。

     あ、あと能力の使用での魔力消費は

     2人ともありません。

     そこは、安心して下さいね?」


長ったらしい言葉に隆矢は理解できていないが

隆矢はまとめてみた


隆矢「つまり俺は能力解除

   あいつはテレポートでおけ?」


簡単に非常に簡単に言ってみると

シルビアは頷き

世界を閉じていった


千菜「いや、聞きたい事まだあるんだけど!?」


千菜の声に耳を傾けずに

元の場所へ2人は帰された


        ―異世界―

隆矢「……はっ!?」


突如元の風景に戸惑いつつ

隆矢はシルビアの能力説明の通りに発動する


隆矢「十手を…まぁ、こうでいっか。」


十手を右に振り上げると

バリィン!

と硝子が割れる様な音をあげて

地面の揺れが収まっていく


セシル「なんなのあの音!?

    あとレイは大丈夫か!?」


その声と共に


隆矢・千菜・セシル「あっ」


と声を出す

その反応にデヴィは


デヴィ「お前らは…知り合いか?」


と突然の事に驚きつつ聞いてみると隆矢が第一声を

出す


隆矢「まぁ…はい?」


その声に満足したのか

震えたままの声で隆矢と千菜に難題を押し付ける


デヴィ「お前らも…闘技場で戦え!

    チームで行っても良い。

    お前らでいくんなら

    相手は、レストとロイスだ。

    精々がんばれよ。」


隆矢と千菜はふざけるなと言いたげな顔でデヴィを

見つめるが意外にセシルが発言する


セシル「いや、できる訳!」


セシルの発言にデヴィは


デヴィ「やらせる。俺が言ったんだ。」


そうして明日の決勝戦前に

隆矢&千菜vsロイス&レスト

の戦いが決定された

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