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最強になりたい厨二病は異世界で代償を背負う  作者: 無度


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11/14

虚構には真実が1つ

隼人「ふぁーあ。良く寝たー。」


そう言い隼人はゆっくりと立ち上がるが


隼人「ベッドが…ない!?てかアスファルト!?」


そこは石で作られた地面と学生達が通っていた

隼人は慌てて自身の衣装を確認する


隼人「制服…名前は宮本…もしかして…日本?」


制服は中学生の物に似ており

ワイシャツの胸元には

名字である宮本と書かれていた


隼人「ん?誰か2人来てるな?」


1人は自転車を押している男子と

1人は歩いていた女子がいた


??「でさー、昨日宮山とゲームしたけどさー」


そう誰かが言った後もう1人の女子は


??「終わっとるやんけ。

   いつかお前らとマッチングしてみたいわ。」


そう言う何気ない会話が耳に入る

そうすると突然男子が話しかけてきたら


隆矢(?)「君、転校生?俺は川西隆矢よろしく。

     てか早めに行かんと遅れるで?」


と言うともう1人は


山井(?)「そうやで?遅刻したら面倒だし。

     あ、私は山井真緒よろしく。」


そう言われて隼人は焦りつつ答える


隼人「あ、そろっと校長室行くんだけど

   何か噂あるなら教えてよ。

   そう言うの興味あるんだよねー。」


そう聞いてみると

隆矢は少し悩んだ末

哀しげな顔をして隼人に聞かせる


隆矢(?)「つい最近な?

     東山さんが行方不明になったんよね。」


そう隆矢が言うと隼人が更に聴き込む


隼人「東山さん?誰それ?」


そう聞くと話したくない事かの様に隆矢は答える


隆矢(?)「リーダー格の女子に虐められてた人

     突然消えて神隠しなんて

     言われてるよ。」


そう話を聞いた後

隆矢は急いだ口調で話を終わらせた


隆矢(?)「あ!?新研究出さなあかん!?

     姉貴〜いきやしょうぜー?

     てな訳でまたなー」


そう言うと山井は


山井「誰が姉貴じゃ。まぁいいや。」


そう言いまた歩き出す2人

余裕そうにまたゲームの話を2人話していた

そのすぐ後にもう1人歩いてきた


華菜(?)「君転校生?私は白石華菜!よろしく!」


やたら元気な女子で隼人は呆気にとられつつも

話を試みる


隼人「この学校って何処なの?

   名前覚えてなくて…」


そう言うと華菜はあっさりと答える


華菜(?)「ここは第二中学校だよ♪

     面白い所だよー

     私も最近転校したんだー」


意気揚々にその事を言ってきて

隼人は驚いた口調で答える


隼人「マジで!?じゃあ同じだね。」


そう言うと華菜は嬉しそうに言ってくれた


華菜(?)「そうだね!仲良くしよ?」


華菜は右手を笑顔で差し出して

隼人と握手をしようとしていた

隼人はそれに気付き微笑みながら左手を出し

互いに握手をする


隼人「よろしく白石さん。」


そう言うと勢いよく華菜は


華菜(?)「うん!」


と言い華菜も焦り気味で急いで

自分のクラスへと向かっていった


隼人(ここは…何処だ?)


隼人がそんな事を考えていると

最近闘った1人の少女の声が聞こえてくる


レイ(?)「セシルじゃん。おはよー。」


そう言われた後に隼人は


隼人「おはよーレイ。ここ何処かわかる?」


そう聞くとレイ(?)は


レイ(?)「私もわからないかな。

     ごめんね?役に立たないかな。」


そう言うと隼人は申し訳なさそうに


隼人「俺もだよ。あの時の事はごめん。」


レイ(?)に向けて謝罪の言葉を口にした


レイ(?)「あの時の事……あぁ、そうだね!

     だ、大丈夫だよ!」


どこかぎこちない言い方に隼人は違和感を持つ


隼人(誰だ?

   あの事をすぐに思い出せないこいつは)


そうすると誰か知らない少女の声が響き渡る


??「これ以上…好き勝手しないで!」


その声にレイ(?)は


レイ(?)「見つかったか…早かったね。

     東山瀬菜ちゃん。」


そう言うと瀬菜は


瀬菜「私の身体で好き勝手しないでよ。

   私が本体なのに本体面して…返して。」


急展開に隼人が一旦口を挟む


隼人「ま、まて!君は誰なんだ!

   いや…まて。東山瀬菜?」


そう口が詰まるとレイ(?)が話してきた


レイ(?)「セシル。あいつは偽物だよ。

     早くぶっ殺してよ。ねぇ?」


レイが絶対に言わない事に隼人は怒りを露わにする


隼人「おい。ぶっ殺してとか。

   レイは絶対に言わん。お前誰だ?」


そう聞くとレイ(?)は焦った様にして

走って逃げ去っていった


瀬菜「ごめんね?セシル。

   多分ややこしいと思うけど

   聞いてくれない?」


そう隼人に聞くと隼人は優しく了承する


瀬菜「私は、この学校の学生でね。

   先週くらいにセシルがいる世界に

   来たんだけど。

   そこで名前を偽って

   レイ・アスフォルトって名前にしたの。

   それと過去の事は忘れたくて

   神器に頼ってたんだけど…

   いつの間にかレイとしての人格が

   強くなって私の人格が乗っ取られてたんだ。

   でもこの精神世界で2つが分離して

   東山瀬菜とレイ・アスフォルトの

   2人がいる状況なの。」


ややこしい状況に隼人は困惑しつつも

頭の回転をフルスピードにして

なんとか状況を把握する事ができた


隼人「つまり、ここは東山瀬菜の精神世界?」


と聞くと瀬菜は申し訳なさそうに答える


瀬菜「そうなるね。

   セシルが巻き込まれるって

   思ってなかったけど…」


そう言った後に隼人は思い出したかの様に

隆矢(?)との会話で聞いた事を尋ねてみる


隼人「そう言えばさ。川西って人が言ってた

   東山瀬菜は虐められてるって話

   それってほんとなの?」


隼人がそう言った瞬間

瀬菜の呼吸のスピードが上がったが

すぐに元の速さに戻り隼人に聞き返す


瀬菜「何処まで…聞いたの?」


そう聞くと隼人は驚いた様な口調で答える


隼人「リーダー格の女子に虐められてる

   突然消えた事とかかな?」


それを言うと瀬菜は無言で後ろを向き走り出した


瀬菜(そこまで聞いたんだね。)


瀬菜であった時よりも体感速く走れていると感じ

ていたが隼人は


隼人(魔力強化に慣れすぎて足おっそいな!)


異世界での過ごし方に慣れていた為

瀬菜に距離を離されてしまっていた


隼人(でも、別に何かあるのはわかった。

   今は追いかけねぇと。)


         ―地球―

千菜「じゃあまたねー

   気をつけて帰れよー」


千菜がそう言うと隆矢は


隆矢「おう。じゃあな。そっちも気をつけて。」


と言い二中を出てから少しした分かれ道で

ゆるい別れの挨拶をして別れたが


        ―精神世界―

隆矢「ん?二中?なんで戻って…」


そう考えるともう1人見覚えのある人物が見えた


千菜「あれ?隆矢じゃん。なんで戻ってんの?」


2人はそう考えていたがふと疑問が思いつく


隆矢・千菜「バックと自転車どこや!?」


そう考えていると頭の中から声が響く


シルビア「一応家に置いておきました。

     あそこにありっぱだと

     可哀想でしたので。」


そう言われて2人は安堵したが

隆矢が勢いよく口を挟む


隆矢「お前誰やねん!?」


そう言うと便乗した千菜も発する


千菜「マジでそう!有難いけどね?」


そうしていると何も聞こえなった


隆矢・千菜「えぇ〜いなくなったよ…」


そうして辺りを見渡すと知っている人を見かける


千菜「ねぇ…あれ東山さんじゃない?」


そう言うと隆矢は腕の痣を見た後に

千菜が指差した方向を見る


隆矢「ほんとだね。行こうぜ!」


少し不安と嬉しさが混じっている声で千菜に

そう聞くと千菜は元気よく


千菜「おっけー!」


といい瀬菜に近づいていった

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