やり返し
バチッバチッ、っと、霧の中で電気が弾ける音が響く。何が起こったかわからず、生徒たちは呆然と霧の中に浮かぶ二つの人影を見つめていた。
「ここまでにしようか、フリージア」
「私としてはまだ消化不良ですけどね」
霧が晴れ、浮かんだ二つの人影はフリージアとボロボロのミオンロートだった。
〈鳴神〉でも服しかボロボロに出来ないって、この先生は化け物ね。
「とまあこんな感じに戦って技術の向上、身を守る力をつけるのが魔闘技。ま、今回のはチョットやりすぎだけど」
そういって、ミオンロート先生は私の頭に手を置いた。
「フリージア凄い!」
魔闘技の授業が終わった後、私とハティは女子更衣室で着替えていた。ハティが目を輝かせ、私を見つめる。
「ハティもすぐできるようになるわよ」
あれくらいなら今のハティでもできそうだけど。
「そうかな、そうだといいな」
「ええ。私は全系統使えるから、あれは反則」
そう言うと、ハティは私の体に目を向けた。?どうしたんだろ。
「それしても、フリージアの肌って綺麗だよね」
「えっ!?」
丁度下着姿になっていた私のお腹を、ハティの白魚ような指が撫でた。
「え?えっ?どうしたの?ハティ」
「んーとね、いつもやられてばかりだから。うん、やってみると、これ、癖になりそう」
恍惚とした表情でハティがそんなことを言う。いつもはやってばかりのため、やられ慣れてない私の肌を、ハティはずっと撫でていた。
私はずっと悶えていたけど。




