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27話 次の一歩へと段階を進め②
そうしてやって来たのは、飲食店街の一角。
店の装飾の主張が強いこの一帯にしては、落ち着いた外装の店。
推測するに、上層のような気品の高さを目指しつつ、それでいて周りに埋もれてしまわない程度には装飾を盛った、そんな印象。
あえて上層側の濃い思想で言えば、かわいい真似事。
今の自分にとっては、馴染みがあるようで微妙に違和感のあるデザイン。
「…来たばかりと言う割に、よくこんなピンポイントで覚えてたな。」
「目星として意識して覚えてたので。
という事でご教示をお願いします。」
それに対し、戸惑いながらのニメージュの返答。
「前にも言ったろ、わざわざ教えれるようなもんじゃないって。
見て真似て慣れろ。」
そう言い先に入ってくニメージュを追って、自分も店内へと足を踏み入れる。
内装も同様に、外の賑わいと対照的に、ドアが閉まると同時に訪れる中の静けさ。レンガの壁に控え目の照明であえて薄暗くしてる演出は、上層でもよく見たもの。
ニメージュには予想外だったようだが、その様子を見せたのは一瞬の事。
店内に見とれてる間に、奥に案内されるがままにニメージュについていく。




