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26話 次の一歩へと段階を進め①
早速の翌日、業務終わりの夕方。
具体的な話を聞かないまま、待ち合せへと話が進んで。
気が逸るままに早く来すぎたのもあって、非常に長い体感待ち時間。
「よ、騎士様。…待たせちまったか?」
「いえ、私が勝手に早く来ていただけなので。」
「…ならいいか。
早速だが行くぞ、散策だ。」
「それで、具体的には何を?」
隊舎を出て大通りを歩く道中、今更ながらな問いを。
「昨日も言ったが、私もこの辺りには慣れてねぇんだ。
だからとりあえず歩いてみて良さげな店を、と思ったんだが……。」
少しの間ののち、ニエージュが言葉を続ける。
「…その、なんだ、騎士様の方で気になる店とか、無いか?」
「ここはやはり勤めであったの人の目利きを頼りたく。」
その返答も、再びの間を開けて。
「…別に私も詳しい訳じゃねぇんだよ。ただ配達員してただけで、調理には全然関わらなかったし。
その元のきかっけも、外からの流れ者でも体力で稼げるからってだけの理由だったからさ。」
そう言われてみれば、納得はする話。
となるのなら、最初来た時に街観察してて、気になった店の中から。
「であれば、ひとつ目星が。場所も覚えてます。」
「よし、じゃあ案内頼む。」




