日本人視点からのオタク文化論 キャラクター総論 国内キャラクター増殖各論
今日も今日とて駄文書き。日々面白いことや楽しいことを求めています。
今や世界に広がる日本のヲタク文化ですが、この発展には日本特有の宗教や思想、歴史、言語、倫理観が大きく関わっております。この度はそういった視点から ヲタク文化 を考えてみました。出来る限り硬くない内容にしたいと思っておりますデス。
よろしければごゆるりと。
本編は tarutaruさん本日のオススメ なろう版 です。よろしければ覗きに来てください。
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はいどうも~。
チコちゃんはいつもええこと言うなぁ~、と感心しきりの今日この頃、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
皆さんはNHKでやっている “チコちゃんに叱られる!” をご覧になったことがございますでしょうか。改めて尋ねられると上手く説明できないことをチョット捻った答えで明快に解説してくれるという番組です。
この番組で「日本にキャラクターがいっぱいいるのはなぜ?」という質問があり、それについての回答が「日本には八百万の神様がいるから。」というものでした。日本人は数多くの神様を信じていたのでキャラクターが受け入れやすいという見解です。
ご神木や狐などの動物や自然に限らず扇子や茶釜など歳月を経た道具にも魂が宿ると信じられるようになりました。これらは神様や妖怪として扱われてきた訳です。こういった考えは絶対的な神様が存在する一神教では受け入れられない考えだと思います。
また、地震・洪水・噴火・台風・疫病などは神や妖怪の仕業と考えられてきました。こういった自然災害への恐れが神様に直結することは多神教ではままある事だと思いますが、人工物が時を経て魂を持つというのは多神教の中でも日本の考えは特異だと思います。
このように数多く存在する神様や妖怪をまるで人のようにとらえて恐れ敬う考えが日本人のキャラクターを生み出す力の源泉になったようです。しかし、時代が進むと恐れられていた妖怪に対する認識が変化します。
江戸時代後半に土木技術が進化して人間がある程度自然をコントロールする力を得た事が大きな転機となり、だんだんと自然に対する恐れが薄れてきました。そうなると恐れの対象だった妖怪達が娯楽の対象に変化します。
実際に江戸時代には妖怪図鑑と呼ばれる “画図百鬼夜行” が出版され、様々な妖怪が収録されています。ユーモアを交えた妖怪の姿は評判を呼んで次々と続編も発表されます。そうして妖怪はすっかり江戸の娯楽として一大ブームになりました。
このブームに乗り、妖怪すごろくや妖怪カルタなども登場。これが日本最古のキャラクタービジネスになりました。これを機に浮世絵師による妖怪のキャラクター化も大きく進み、より漫画的な表現も誕生したそうです。
これはそのまま “ゲゲゲの鬼太郎” や “妖怪ウォッチ” など現代の妖怪カルチャーにも繋がることになりました。一方、明治時代に入るとキャラクターは商品のパッケージに採用されるケースが多くなりました。
不二家の ペコちゃん、コーワの ケロちゃん等が店頭を飾るようになりました。現代ではサンリオやサンエックス等でキャラクターそのものが商品となっております。更には全国各地で生まれたご当地キャラクターの存在も特徴的ですね。
みうらじゅん が名付けた “ゆるキャラ” のネーミングの広まりも手伝って各地域に一つはキャラクターが無いとおかしい位に迄ご当地キャラが増殖しました。ということで、日本にキャラクターが多いのは日本には八百万の神様がいるから、という説でした。
まぁ、余談なんですが、みうらじゅん が何故 “ゆるキャラ” と命名したのか皆さんはご存知でしょうか。地方自治体が対して予算もかけずに作ったキャラクターの出来が杜撰で造形がゆるい事から作られた造語で、それを馬鹿にした言葉だったんですね。
その言葉が独り歩きして今では各地のご当地キャラが自分で ゆるキャラ を名乗っています。時代と共に言葉の意味は大きく変化することがよく分かりますね。
因みに補足すると、考えの起源的には賛同できますが、明治以降のキャラクタービジネスが発達した契機については語られていないのでここからは持論になります。
現代のキャラクタービジネスはおっちゃんの考えでは2系統あると思っています。それが企業系キャラクター系統、玩具ビジネスキャラクター系統です。
企業系キャラクター系統は明治時代に商品のキャラクターを作ったことが切っ掛けで会社のシンボルにもなり、各企業のイベントなどでそのキャラクターの着ぐるみが活躍することから始まります。
ここからイベントを盛り上げるには子供にウケる着ぐるみを出せばイイんじゃね?という観点から発展し、現在のご当地キャラクターへと繋がっています。同系統で警視庁の ピーポくん なんかもいますね。
玩具ビジネスキャラクター系統はテレビアニメや特撮番組から生まれた玩具によるキャラクター化です。漫画やアニメ、特撮のキャラクターはそのままでは時代の波に消えてしまいますが、商品化することでキャラクターとして定着します。
特にウルトラマンの怪獣達等は単なる1回限りの敵役だったものが、今ではデフォルメキャラになり、マスコットとしても活躍しています。このような進化化からキャラクター自体がビジネスになり、現在のサンリオやサンエックスに繋がっていると思います。
あと、別枠なのですが、玩具ビジネスにおいて子供たちの収集癖をくすぐるモノが登場します。仮面ライダーカードやウルトラマン、キン肉マンの消しゴム人形といった商品です。これらは収集するという過程がいつの間にか目的になってしまう悪魔の商品です。
この恐ろしくも魅惑的な収集癖を突いたのが ポケモン なのだと思います。過去にあった妖怪図鑑の要素も汲みつつ収集癖を大きく刺激する。正にキャラクター世界の集大成と言える作品なんじゃないでしょうか。
今に存在するものはどうしてもその国の宗教観や地域的特性から逃れることは出来ないものです。皆さんも自分の成り立ちを実家に帰って思い出してみてはいかがでしょうか。
チコちゃん って 木村祐一 が声を担当しているって知ってました?あのキム兄ですよ⁉科学の進歩って怖いですねぇ。しかし “チコちゃんに叱られる!” も来年秋で終了することが決まっているようです。
良い番組なのに残念ですねぇ。とは言え、時々しか見ていないおっちゃんが言える事も対してありませんが。それはともかく、次は何を書こうかの予告が予告の意味をなしていない状況が続いておりますが、次回は如何に?
今回はこの辺で。でわでわ~。
お読みいただき、ありがとうございました!
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