表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
185/198

日本人視点からのオタク文化論 キャラクター総論 ケモミミ各論

今日も今日とて駄文書き。日々面白いことや楽しいことを求めています。硬いお話からクッソネタまで幅広く色んな所が硬かったり柔らかかったりする筆者が書いております。


よろしければごゆるりと。

 はいどうも~。


 美味しくな~れ、ニャンニャン♡ってキっツい茶番やわ~と頭を抱える今日この頃、皆さんいかがお過ごしでしょうか。


 以前テレビでメイド喫茶を特集していた番組を見た時にネコミミメイドさんがやっていた美味しくなるおまじないだそうですが知らんがな、って言ってしまうと話が始まりませんね。イヤ、痛々しいモノがこみ上げては来ますが。


 何が言いたいかというと現代日本ではネコミミ=カワイイの図式が成り立っているという事です。ネコミミだけに限らずウサミミ、イヌミミ、キツネミミとケモミミは今や多種多様。みんなちがって、みんないいって 金子みすゞ も言うてはりましたし。


 そんな訳で 日本人視点からのオタク文化論キャラクター総論ケモミミ各論 始まります。


 日本ではネコミミと言うと何を思い浮かべますか?恐らく可愛い人間の女の子の頭部に猫の耳がくっ付いている姿が思い浮かぶのではないでしょうか。これは猫の擬人化から始まっています。


 ですが、西洋の猫の擬人化を思い浮かべてみてください。妖精ケット・シーや長靴をはいた猫など直立した猫そのものの姿です。猫が人に混ざるのでは無く、人の動作をすることが西洋での擬人化と言えるでしょう。


 この文化論でも散々言っております神が作りし完全な人間肉体美への強烈な賛美が根本にありますから、獣が人と交わるという考えはタブーなんですね。それがこれらの違いによく表れております。


 因みに例外としてバニーガールが挙げられますが、これは獣の擬人化という意味合いから出てきたものではありません。アメリカの成人雑誌 プレイボーイ が企画で運営した高級クラブでウエイトレスの衣装として採用されたものです。


 何故ウサギかと言うと、ウサギは1年中発情しているからという理由でプレイボーイのシンボルマークになりました。いつでも発情期を衣装の象徴として使ったことが由来なので獣の擬人化や人と獣の融合とは少し違いますね。


 また、1968年にスタートレック のTVドラマで異星人として頭部に猫耳を付けた異星人が現れますが、これは人間以外を象徴する為に用いられており、若干当文化論で話したい内容とは違ってきますので割愛します。


 日本におけるケモミミの大本はネコミミが源流になります。鎌倉時に書かれた “明月記” に登場する猫又や化け猫が発祥ですね。その後神楽や狂言に取り入れられ、江戸時代の浮世絵師 歌川国芳 が1985年に “独道中五十三次” で猫耳を持った女性を描いています。


 と言う事は、江戸時代で既に猫の擬人化は人の頭に猫耳が乗った状態という姿が成立していたと言えるのではないでしょうか。その後、文学作品では 宮沢賢治 の “水仙月の四日” に登場するネコミミキャラ 雪婆んご が登場します。


 日本の漫画で初めてネコミミが出てきたのは諸説ありますが 1978年 大島弓子 の “綿の星国” が最初と言われております。こちらは猫を擬人化したキャラクターなんですが、しっかり少女の頭に猫の耳が乗っかっております。


 また、日本漫画界の神 手塚治虫 も数多くのケモミミキャラを描いており、こちらが初だという説もあります。どちらが大本かは分かりかねますが、元々妖怪として不気味な要素としてのネコミミに萌え要素を持ち込んだのは 手塚治虫 のようです。流石神。w


 その後漫画においてネコミミが普及していきますが、それはひとえに耳を描くだけで簡単にその動物の特性をキャラクターに付与できるといったことが大きな要因でした。これにより日本におけるネコミミキャラクターは特異な存在では無くなり、定着しました。


 また、ゲームの世界でもネコミミは登場します。RPGでパーティーを組む時のバランスとして平均的、力が強い、賢い、素早いというキャラの割り振りがあります。平均:人族、力が強い:ドワーフ、賢い:エルフ、素早い:獣人といった具合です。


 素早い担当の獣人に割り振られる大半がネコミミだったことは言うまでもありません。犬は素早い以外の属性が強いし、ネズミだと可愛くないし、やっぱ猫じゃね?って誰しも考えた結果なんでしょうか。


 また、ケモミミを乗っけるだけで動物の特性を付与できるという記号化された情報は現実にも及びます。ネコミミのカチューシャ等の装具の登場です。気紛れで時に甘える猫的特性を付与=可愛いやろがぃ!という方程式がここに確立されました。


 その方程式の確立が更なる亜種を生み出し、人懐っこい=イヌミミ、巫女衣装と言えばこれでしょ!=キツネミミという流れはもう止まることはありませんでした。2012年には脳波で動くネコミミ型アクセサリーが発売されるなど時はまさにネコミミブーム到来。


 コスプレにおいてもネコミミは定番のモノとなりました。そして現代日本において漫画、アニメ、ゲーム、ファンタジー小説等のオタク文化とは切っても切り離せない地位を確立しております。皆さんも時には雑念無しに動物の耳をモフってみてはいかがでしょうか。




 実際にメイド喫茶とか行ったことは無いんですよねぇ。何か敷居が高くて。そういう場所でもハッチャけられる度胸があれば良いんですが、残念ながらそのようなモノは皆無でして…。ですから堂々とメイド喫茶に行ける方々をおっちゃんは心の中で勇者と讃えております。いや、マジで。


 次はクリエイターの権利についてでも書いてみましょうかねぇ。


 今回はこの辺で。でわでわ~。

少しでも面白い! 続きが読みたい! と思っていただけたら、


『ブックマーク』と広告下の【☆☆☆☆☆】を【★★★★★】にしていただけると嬉しいです!


評価ボタンはモチベーションに繋がりますので、何卒応援よろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
script?guid=on
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ