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異世界での出会いからはじまる最強剣士たちの物語  作者: 荒木政一郎


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3/15

実力と運

次の日、新たな依頼が来た

依頼内容は最近、町で暴れている妖怪 雷獣を討伐してほしいとのこと

雷獣とは落雷とともに空から現れるとされる妖怪

のことでイタチの姿をしており、雷雨になると雲に飛び移って空を駆け、地上に落ちる時は木を裂くほどの激しい勢いで墜落すると言われている。

健志は雷獣が出た場所の付近で調査を開始した。

その日の晩、早速雷獣が現れた

健志「早速出たか。宗近 赤火斬」

健志が臨戦態勢になるだが

雷獣は予想以上に速く、健志にタークルをし、吹き飛ばしさらに雷撃を放つ

それを喰らった

健志(全身が痺れる、呼吸がまったくできない)

雷獣は動けない健志に何度もタークルした。

結果、健志は全身血まみれになった

そしてタックルを10回食らってようやく動けるようになった

健志(やっと体が動けるようになった。でも見てから反応してたら間に合わない。なんとかして雷獣の動きを遅くしなければ)

健志は刀に炎を溜め始める

だが雷獣がまた突進

健志は雷を放つ時だけ、ためがあり、さらに放つ瞬間に光ることに気づいていた

そのため突進を食らい続け、雷のみを交わし続けることにした

健志(十分、炎が溜まった)

その時また雷獣が突進してきた

「宗近 獄炎葬」

健志は自分の周囲に円を描くように獄炎葬を放った。トップスピードを出していた雷獣は止まることができず、炎の中に勢いよく自ら突進した

その結果、雷獣の体は激しく燃えた

雷獣も強力な妖怪、それだけでやられるほど弱くはなかったが、大ダメージをくらい、スピードが落ちた

だが諦めずに健志に突進する

健志(これなら俺でもギリギリ視える!)

なんとかガードして雷獣の攻撃を防ぐ

そして雷獣が今出せる最高速度で正面から突っ込んできた

そこで健志が出すのは森川流最速の技

健志は居合の構えをとった。

両者には一切の小細工はない

より速いのは健志の斬撃か雷獣の突進か

それにより勝敗が決まる

健志(仮に雷獣が途中で方向転換しても

抜刀からの獄炎葬で迎撃してやる

集中力を上げていけ)

雷獣が斬撃をかわせない位置にまでくると

健志(方向転換はない!)

イッキに鞘から刀をイッキに抜き

健志(森川流 龍月)

健志の横薙ぎが雷獣の体を上下真っ二つに切り裂いた

勝者は健志!

そしてそれを見ているものがいた

雄二「雷獣を倒すとはやるなあ健志。最悪、逃げ出すかと思っていたよ。これならあの化け物にも届きうるかもしれない。」


2日後 雄二が健志の自宅を訪れた新たな依頼がきたようだ。

依頼内容は山に現れた妖怪 覚を倒してほしいとのこと

覚とは人の心を読み取る能力を持ち、山深くに棲むサルに似た姿をしているとされている妖怪だ。

雄二「覚は本来、人をあまり襲わない妖怪のはずなんだがな。」

健志「そうなんですか?」

雄二「ああ、性格は温厚で人間が攻撃をしようとしても能力で察知して逃げるから覚が人間に怪我を負わせたという事例は聞いたことがない」

健志「何か理由があるのかもしれませんね。わかりましたその依頼引き受けましょう」

雄二「頼んだぞ」


その後、健志は覚がいるという藤川山へ向かった

途中、覚のようなものがいたが雄二が言ったとおり、襲って来なかったのでとりあえず放置して

覚に襲われたという情報がある場所に向かった

そこに着くと、他の個体より大きな覚がいた

覚「人間か!」

覚が襲いかかってきた。

健志は合気道の小手返しを使う。

覚の手首を掴み、その手首を外側にひねりながら投げ倒した。

覚「人間のくせになかなかやるなあ」

覚はすぐに立ち上がると

鋭い爪による攻撃を連続で放つ、少し皮膚を切られたが健志はカウンターで空手の正拳突きを放つ。

覚はそれをいとも簡単に避ける

健志(心を読めるというのは本当のようだな)

覚「ああ、俺の能力は最強だ。誰も突破できない」

健志「お前ら覚はあまり人を襲わないはず、どうして俺たち人間に攻撃をするんだ」

覚「俺の家族はお前ら人間に殺された。お前ら人間は俺たちに正面から勝てないから、卑怯にも爆弾をすみかの近くに仕掛け、俺の家族全員を爆死させた。俺はたまたますみかの外にいたから巻き込まれなかった。逃げていく人間どもの心を見たら

やはりそいつらが犯人だったよ」

健志「だから人間を山から遠ざけているわけか。理由はわかった。ただ最近、この山で顔をズタズタにされた男性の遺体が見つかっている。それもお前の仕業か?」

覚「ああ、そうだ。あいつが俺たちのすみかを爆破し、俺の家族を殺した奴らの一人で、あろうことか、のこのこ、

この山にまた現れやがった」

健志「お前のことを見逃そうと思ったが、人を殺しているなら話は別だ。一緒に来てもらおうか」

覚「嫌だね」

健志「なら無理矢理、連れて行くだけだ。

宗近 赤火斬」

健志は赤火斬を発動し、森川流の技を放ち続けるが覚はそのすべてを交わす

健志(意識した攻撃はすべてかわされる。

何か読めない攻撃をしなければ)

覚「無駄だ。どんな攻撃も俺には通じない。諦めて帰りな人間」


健志(木々には申し訳ないが覚を倒すために利用させていただこう。勝利の鍵は運だ)

健志は適当に選んだ木に蹴りをいれ、倒した。

すると

覚「何をしているんだ?」

覚は健志の心を能力で読もうとするが姿が木に隠れて読めない


5本目に倒した木が運良く、覚の上に倒れた

覚はうつ伏せの状態になる

覚「チッこれが狙いだったのか。」

健志「お前たち覚の攻略法は偶然の攻撃だ。しばらくの間寝ていてもらおうか」

覚(負けてしまったし、仕方がないな。能力に頼りすぎた末路がこれか)

健志が覚の首に手刀を放ち、気絶させた

そして覚を、持ってきていた縄で縛り、拘束

警察に連れて行ってもらった。


警察が去ったあと、健志は考えていた

健志(もし大切な人たちを殺されたら俺もあの覚のようにならないと言い切れるだろうか。師匠の教えを忠実に守り、力を復讐に使わないと言い切れるだろうか。わからない。)

健志はやるせない思いを抱えながら1人で自宅に戻っていった。

健志(馬鹿な俺にはわからない。ならばそんな結末になることがないように、大切な人たちを守れるように自分を鍛えるしかない)

これを結論として、健志は帰ってからも厳しい鍛錬を自分に課し、能力や肉体を鍛えあげる

それから数日後また雄二がやってきた

雄二「やあ健志!また新たな依頼だ。

最近、雨の日の失踪が多発している。おそらく

犯人はびしゃがつくだろうな。

天候の悪い夜道にあらわれ、背後からビシャビシャという湿った足音をたてて近づくが、ふり返ると、すがたをかくしてしまう妖怪だ」

健志「その妖怪が失踪事件に関係していると」

雄二「ほぼ間違いはないと思う。気をつけて調査をしてくれ」

健志はさっそく調査に乗り出した。雨の降る日、夜道を歩いているとビシャビシャという音が後ろから聞こえてきた

健志(現れたか!だが振り向くと消えるはず、しばらく待ってみよう)

そして背後からの気配が明らかに接近した瞬間、体を反転させ、居合の構えをとる

そこには大量の触手を持った化け物がいた

そして化け物が触手を伸ばしてきた

健志「森川流 龍月」

それにより触手を斬ったがすぐに再生し、より多くの触手が襲いかかってきた

健志は刀でそれを迎撃、次々に向かってくる触手をすばやく斬っていく。

だがびしゃがつくの攻撃を止まらない

健志(触手を迎撃するだけじゃダメだ本体を斬らないと)

そして再生の速度が遅くなった隙をつき、地面を強く蹴り

跳躍。空中から大技を放つ

健志「宗近 獄炎葬!」

空中からの凄まじい炎がびしゃがつくを包み込み

、びしゃがつくを消しさった、そして囚われていた人たちが解放された。

健志「みなさん、大丈夫ですか?」

囚われていた人A「ありがとうございます。本当に助かりました。あの化け物に食われた時はもう終わりかと思いました。」

囚われていた人B「あなたは命の恩人です。なんとお礼をすればいいか」

健志「みなさん、私がご自宅までお送りします。」

囚われていた人C「何から何までありがとうございます。」

こうして事件は解決したはずだった

全員を自宅まで送り、帰ろうとしたとき

突然、道の真ん中に家が現れ、玄関が開き、無数の手が出てきて、健志を引きずり込んだ

怪異 迷い家

神出鬼没の幻の家。訪れたものが二度と出られなくなることがある危険な場所。

健志はその家の玄関前に倒れていた

健志「なんだここは家か?」

健志は玄関の扉を開けようとしたが開かない

健志「この家そのものが妖怪なのか?なら

宗近 獄炎葬」

しかし、玄関は壊れない

健志「奥に進むしかないか」

中は昔ながらの民家。ただし雰囲気はかなり不気味で廊下が長い

しばらく奥にむかってすすんでいると、奥から同種の妖怪が数体出てきた。妖怪 うわん

古い屋敷や山道にひそみ、人間が通りかかると「うわん」と奇声を発して驚かせる妖怪。気をぬいていると命をうばわれてしまうという。

うわん「うわん、うわん」

健志「襲ってくる様子はないな」

するとうわんが一斉に飛びかかってきた

健志「油断してしまった。宗近 赤火斬」

健志はうわんたちを斬っていく。幸い、うわんたちは強くはない。無傷で突破する

健志「なんとか間に合ってよかった。」

それからも奥に向かっていくと

左右の壁に襖があった

まずは左の襖を開いたがただの和室で調べても変わったところは何もなく、一応、右の襖を開けると妖怪 雪女が現れた。

妖怪 雪女。白装束を身にまとい、雪のふる夜にあらわれるとされる妖怪。人間を見つけると、冷たい息をふきかけて凍えさせ、人間の精気を奪う。

強力な妖怪 雪女VS健志 氷と炎の対決がいま始まる


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