勝利
修斗がもとの世界にいたころの話
修斗「オラ!マジで弱いな。よくそれで俺に喧嘩売ろうと思えたよなクソザコパイセン!」
修斗の周りには修斗が倒した不良が何人も倒れていた
修斗は喧嘩になるとハイになるタイプの戦闘狂で地元では
「ジャンキー 修斗」という絶妙にダサい異名で有名だった
そんな彼は調子にのり日本トップクラスの武闘派暴力団 剛田組の構成員に喧嘩を売った
道を歩いていた修斗と剛田組の構成員の方がぶつかった
修斗「邪魔だよこのくそグラサン。サングラスのせいで見えてないんじゃないの?」
剛田組構成員「なめてんのかこのクソガキ」
修斗「なめてるに決まってるだろ。なんならここでタイマンする?」
剛田組構成員「上等だゴラ!」
結果は修斗の圧勝
修斗「こんなもんかよ天下の剛田組は!」
剛田組構成員「覚えてろよクソガキ!」
剛田組の事務所にて
修斗にボコされた構成員を可愛がっている組1番の武闘派 一ノ瀬がいた
一ノ瀬「お前その顔どうしたんだよ」
剛田組構成員「大変申し訳ございません、一ノ瀬のアニキ。カタギのガキにやられてしまいました。」
一ノ瀬「お前の正直なところが大好きだぜ。だがいくらお前が組の中では弱いと言っても流石にただのガキにやられるとは思えない。そのガキはどういうやつなんだ」
剛田組構成員「この辺で有名なジャンキー 修斗です」
一ノ瀬「最近噂になってるあいつか。いくらカタギのガキとはいえうちの可愛い子分をボコボコにしたんだ、ケジメはとらせてもらう」
修斗が夜道を歩いている
修斗「どいつもこいつも弱いな俺を楽しませてくれるやつはいないのかよ」
一ノ瀬が後ろから近づき声をかける
一ノ瀬「こんばんはクソガキくん。うちの可愛い子分をボコボコにしたみたいだね
ここで死のっか」
修斗「お前みたいなチンピラが俺に勝てるわけないだろう」
結果は修斗の惨敗、一ノ瀬が懐から銃を取り出して修斗を殺そうとする
一ノ瀬「カタギだからって、殺されないと思ったら大間違いだ」
修斗「ささっと打てよ。どうせ俺が死んでも悲しむ奴なんていねえ」
一ノ瀬「ガキのくせに覚悟決まってんな。てっきり負けた途端しょんべん漏らしながら許しを乞うかと思ったぜ」
修斗「そんなダサいことができるわけないだろう」
一ノ瀬「じゃあさようならクソガキくん」
一ノ瀬が引き金を引こうとした瞬間、修斗は転生した
一ノ瀬「あれ?あのクソガキはどこにいった?まあいい、もうびびって何もできないだろう」
一ノ瀬はその場から去っていった
修斗は目が覚めると殴られた後が治っていた
雄二「君の力を貸してほしい」
修斗「なんだお前」
修斗が雄二に殴りかかる
結果はみごと惨敗
修斗は雄二にふたたびボコボコにされ
他のメンバーとは異なり、言葉遣いの矯正、
喧嘩ぱやい性格をなおすところからはじまった。
そしてその後始まった妖怪との戦いは命がけの戦いだった
目の前にいるはそんな妖怪の中でも強い上級の鬼
いままで相手にしてきた妖怪とは格が違う
それまで元の世界で生きてきた修斗がいたのは死とは無縁の世界だった。誰も命を賭けてなかった。賭けているのはないも同然の薄っぺらいプライドだけ
そんな低次元の勝負を戦いだと思い、自分を強者側だと思いこみ、調子に乗っていたにもかかわらず一ノ瀬や雄二に負け、鬼の圧力にビビり散らかしている自分の情けなさが恥ずかしくなった。
修斗(それでも他のメンバーは明らかに空亡との戦いに命を賭ける覚悟あった。俺もあんな風に誰かのために命を賭ける人間になりたい)
その思いに反応し盾が真の力を発揮する
鬼の金棒を盾で受けた瞬間、明らかに鬼側にダメージが入った
その時、修斗の目の前に雄二が現れた
雄二「ようやく武器本来の力を解放できたようだね。ぬりかべの力が込められているその盾が持つ真の能力は攻撃の防御ではなく反射。だけど反射できるダメージには限りがあるから限界を越えると盾ではなく君が超過分のダメージを受けることになる。だから反射ばかり使わないように気をつけてね。無敵の能力なんてものはこの世に存在しないから」
修斗「つまりどんな攻撃でも防げるが攻撃手段を持たない絶対防御と
受けた攻撃を跳ね返せるが防げない攻撃もある反射
この二つを使いこなし、この化け物を倒せということですか」
雄二「そういうことだ。その難題をクリアするには相当な戦闘センスが求められることになるがいけるか?」
修斗「他の5人ならきっとNoとは言わないでしょう。
なら俺もこの世界の人々の命を背負う覚悟で悪い妖怪たちに立ち向かってみせます」
雄二「いい心がけだ修斗。目の前の強敵を超えてみせろ」
修斗「わかりました」
(君はこの世界に来てからしばらくたった時、強いヤツをどんどん倒す英雄になりたいと言ったね
でもそれは俺が考える英雄とは違う。英雄とは人々の平穏を守るためにすべてを賭けて最後まで戦い抜く人間のことだ。そして君たち6人は見事英雄に近づいている)
修斗「だんだんコツを掴めてきた」
修斗はもとの世界で無意識のうちに培われた抜群の戦闘センスにより
修斗は鬼の金棒の振りあげ方から威力を予想し、見事防御と反射を使い分けて見せた。そして鬼を撃破
修斗が試練を突破!!!
えんらえんらの能力を攻略できずにいる坂田律
たつまき
通常技の風断切りでも奥義の断巻でもまったくダメージを与えられることができない
えんらえんらが放つ大量の煙を吸い込んでしまい、いよいよ絶体絶命のピンチ
律(苦しい。どうにかして攻略法を考えないと)
だがそんな律の考えを読んだかのようにえんらえんらはいった
えんらえんら「無駄よ、あなたがどんな策を講じようと私の前ではすべて無意味」
律「うるさい、俺はクソみたいな人生を変えるために戦うことを決意した」
坂田律はいじめられっ子だった。毎日、理不尽にものを隠され、蹴られ、殴られ
先生たちもみて見ぬ振り。両親に相談しても無視するほどの無関心いわゆるネグレクトってヤツだった
律が元の世界にいたころ
律「僕の靴返してよ」
いじめっ子「俺たちがとったっていう証拠がどこにあるんですかー」
律「ないけど」
いじめっ子「証拠もなく疑われて傷ついちゃったな。慰謝料100万円出せよ」
律「そんなお金払えないよ」
いじめっ子「じゃあその分殴られよっか。」
律「いやだよ 」
いじめっ子「証拠もなく俺たちを疑って、俺らの心を傷つけたお前が悪いんだろ」
こんなふうに律は毎日、いじめられていた
両親に相談しても
律の両親「知らないよそんなの。自分でなんとかすればいいじゃん」
小学校を卒業し、中学校に入ってもその生活は続いた
(こんな世界嫌だ)
そう心の中で思ったとき律は転生した
律「ここはどこだ」
雄二「ここは異世界。君にはこの世界の危機を救うだけのポテンシャルがある。どうか力を貸してくれ」
律「俺が世界を救う?」
雄二「そうだ君はこの世界の英雄になれる」
律「わかりました。その提案を受けましょう。」
坂田律の最初の任務
律「大きなガイコツ」
雄二「あれはガシャドクロ。その大きさは妖怪の中でもトップクラスだ」
ガシャドクロが町の人を潰そうとする
律(俺が行かなきゃあの人は死ぬ。覚悟を決めろ)
雄二「覚悟が決まったようだな。これを使うといい」
そうやって雄二が渡したのは大鎌
雄二「それには強力な妖怪 鎌鼬の力が宿っている。通常技の風断切は鎌で妖怪を裂くだけだが、奥義の断巻は空中に浮き、強烈な斬撃を放てる。それぞれ大鎌 風断切、大鎌 断巻と唱えることで発動できる 」
律「わかりました。やってみます」
そして坂田律の人生初めての格上に対する反逆が始まる
ガシャドクロに襲われている人を逃すと
ガシャドクロの攻撃を回避していく
雄二「なかなか筋がいいな。健志にも劣らない回避の才能。誰も味方がいない環境でいじめられているうちに無意識のうちに磨かれた異常なまでの彼の生存本能の賜物か
律はガシャドクロの動きを注視していた、そして
ガシャドクロの攻撃パターンを分析し、満を持して奥義 断巻を発動
律「大鎌 断巻」
律は空中に立ち、強烈な斬撃を放った
その一撃でガシャドクロの体は崩壊、バラバラになった骨はしばらくするとすべて消えていった
律は町を襲ったガシャドクロを倒してみせた
町の人は律のもとに集まり、みな感謝の言葉を述べた
律は前の世界では誰からも感謝されたことがなかった
だからこそ坂田律は雄二によってこの世界に転生し、はじめて凶悪な妖怪 ガシャドクロを倒して人々から感謝された時はとても嬉しかった。
自分が周りに認めてもらえたような気がした
それが坂田律が戦う唯一の理由
その時、坂田律は突然閃いた、この大鎌による攻撃に回転の力を加えれば、より強力な技が放てるのではないかと
彼は空中から強力な斬撃を放つ断巻を利用して
空中に移動する空中で大鎌を持ちながら回転した。律を軸に空中で竜巻が発生するそして
その竜巻はどんどん大きくなっていく
えんらえんら「何よこれ、だけど物理攻撃で私の能力は突破できない」
その勢いのまま律は技を放った
律「風断鎌 断巻」
空気さえも焼き切るような強力無比な斬撃が空中からえんらえんらに向けて放たれた
その斬撃は煙の妖怪であるえんらえんらの体すらも捉え、切り裂いた
えんらえんら「私が物理攻撃でやられるなんて。正直、あなたのこと舐めてたわ。戦闘で自分の能力にかまけて、油断した報いね。私の負けよ」
律「あなたはとても強かった。だからこそ俺はこの戦いで強くなれた。」
坂田律がえんらえんらを撃破し、歩きはじめた
坂田律が試練をクリア!!!
そして空亡討伐のために雄二から6人に課せられた過酷な試練はついに佳境を迎える




