それぞれが生きる道
リンが天狗の山にある祠に向かうと天狗がいた
天狗「九尾から話は聞いた、遠慮は要らない全力でかかってこい」
リンが雷槍に雷を纏わせいきなり奥義 雷神杖を放つ
その速度は肉眼ではとらえられないほど
だが相手は妖怪最速の上級天狗、その攻撃を容易に交わすと突風を放ち、リンを吹き飛ばす。
空中に放り投げられたリンは山から地上に落ちていく。リンは落下地点で槍を地面に突き刺して勢いを殺して空中で回転して着地し、なんとか背中を地面に叩きつけれずにすんだ
天狗が地上に降りてきた
リンは理解していた、今の攻撃速度では天狗を捉えることなどできないと
リンは天狗に雷神杖の攻撃を天狗にぶつける方法を考えていた。リンは秘策を思いつく
次の瞬間、リンは雷王杖を発動し、天狗に接近
天狗「通常技の雷王杖の威力じゃワシは倒せないぞ」
天狗は九尾とは一応知り合いで武器のことも知っている
リン(雷神杖は雷の力を槍にためイッキに開放する技で中距離でこそ真価を発揮する。だから近距離では使わないと天狗も踏んでる。これは相手が武器のことを知っているのを逆手にとった作戦。雷王杖で軽く攻撃をして油断させてからのゼロ距離で放つ雷神杖で倒す)
その瞬間天狗とリンにゼロ距離の雷神杖の雷撃が当たる。
この雷は対妖怪のもので人間にダメージはない
リンはダメージを食らうことなく
この一撃で天狗を動けなくすることができた
しばらくして天狗が動けるようになると
天狗「やるなお主。合格じゃ」
リン「やった!」
リンが試練をクリア!!!
修斗は鬼がいる鬼ヶ島に小舟に乗って向かっていた。そして島に到着すると凶暴な鬼が待ち構えいた。鬼は修斗を見つけるといきなり金棒を振り上げたその強力な一撃を修斗はなんとか盾で防ぐたが防いでいるだけでは強靭な肉体を持つ鬼を倒すことなど天地がひっくり返ってもありえない。どうにかして勝利への道筋を見つける必要がある。これが修斗に与えられた試練
塚田修斗vs鬼
そして坂田律がえんらえんらと町中で戦いを繰り広げていた
えんらえんらは煙の妖怪、あらゆる攻撃がすり抜ける
案の定、律の大鎌による大鎌の斬撃はえんらえんらにはまったく効かない
妖怪の中でも高い攻撃力を誇る鎌鼬の斬撃でも煙を斬るのは不可能
これをどう突破するか考え、えんらえんらを攻略することが律に与えられた試練
坂田律vsえんらえんら
神田浩介もまた苦戦していた。彼が戦うのは坂田律の大鎌にも宿っている妖怪、鎌鼬。
鎌鼬は妖怪の中でも最速クラスの強者だ
彼の未来視をもってしても攻撃を当てるのは至難の業
鎌鼬「そんなトロイ攻撃じゃいつまで経っても攻撃を当てられないぜ」
浩介(一体どうすれば)
神田浩介vs鎌鼬
真島優馬は峠でヒダル神と戦闘していた
ヒダル神とは山中や峠で突然取り憑かれ、動けなくなったり命を落としたりすると恐れられてきた妖怪で優馬の体は徐々に動かなくなっていた、アマビエの力を宿す扇の
力を用いても回復しきれない
このピンチをどう切り抜けるのか
真島優馬vsヒダル神
その頃雄二はかつて空亡がこの世界を襲った時のことを思い出していた。
雄二(あの時も悪い妖怪が大量に発生し、人間と共存を図ろうとする穏健派の妖怪や人間に襲いかかり、食おうとしていた。当時、最強の妖怪と呼ばれていた俺だったがそんな俺でもすべてを飲み込む黒い太陽 空亡には到底勝てるとは思えなかった。そんな時俺の人間の友達であり、伝説の名工だった宗光が俺に提案してきた。向こうの世界でつい最近死んだという伝説の陰陽師 安倍晴明をこの世界に転生させてはどうかと、俺はその提案を受け入れ向こうの世界で死んだ安倍晴明を俺の力で全盛期の状態で復活させ、事情を話した。向こうもいままで数多くの妖怪や幽霊といった存在を相手にしてきた存在。わりとすぐに状況を理解すると俺の願いを聞き入れ共に空亡と戦いこの世界を守ってくれることを約束してくれた。)
これはおよそ1021年前のこと
安倍晴明「九尾。空亡は私がもといた世界にもいた。多くの妖怪が列をなし夜を歩く百鬼夜行の最後に現れすべてを飲みこむ、黒い太陽。私の力だけでは空亡を相手にしながらこの世界を守りきれない。なので町を守るための結界をつくり、空亡を倒すことに専念させて欲しい。そのための五芒星の結界を構築するには5人の強者かま必要だ。その5人に私の師匠 賀茂忠行 彼の息子であり私の兄弟子である賀茂保憲 私のライバル
賀茂光栄と蘆屋道満 そして私の息子 安倍吉平を推薦する。彼らなら私が説得すれば空亡討伐にきっと協力してくれるはずだ」
九尾「了解した」
そして九尾はその5人も転生させた
安倍晴明から事情を聞いた彼らは空亡討伐に協力することに同意した。
空亡は超がつく強敵、安倍晴明たちは九尾を含む六体の妖怪と契約し、宗光が作った最高傑作の刀や槍、盾、大鎌、弓矢、扇に彼らの力を宿し、空亡に挑む
宗近「できた。これらの武器がそなたたちの相棒だ」
宗近は自分が作った武器が盗まれて人殺しの手段に使われないよう人間には効かないようにした。
安倍晴明「いいね。これ」
蘆屋道満「さすが名工。」
賀茂忠行「うむ。手によく馴染む」
その後、食事をしながら
彼らは宗光や九尾とともに空亡討伐の策を練っていた。
九尾「やはりこの作戦で行こう
最強戦力である安倍晴明が九尾とともに空亡と戦い、他の5人が五芒星の形をつくり、町を結界で守る作戦
6人は天才だった。それぞれの武器に宿る妖怪の力を最大限に引き出すことができた
宗光「晴明、忠行、保憲、光栄、道満、吉平よ、私風情がそなたらの心配をするというのもおかしな話だが気をつけていけよ」
安倍晴明「ありがとう宗光!戦いが終わったらまた7人でおいしいご飯を食べに行こう」
宗光「ああ、約束だぞ」
だがこの約束が叶うことはなかった
空亡vs安倍晴明、賀茂忠行、賀茂保憲、賀茂光栄、蘆屋道満、安倍吉平
5人の結界は完璧だった。安倍晴明は安心して空を飛び、九尾とともに空亡に挑む。得意の妖術と九尾の力が宿る名刀 宗近で空亡と激闘を繰り広げた。
安倍晴明「宗近 青火斬!!!妖術 火雷」
空亡が放つ闇のオーラを結界で防ぎながら青い炎の斬撃を纏った宗近で空亡を斬り
怯んだところを妖術を放つ
妖術 火雷。相手を焼き尽くす。上級妖術 炎と上空から相手に強力無比な雷撃を放つ上級妖術 雷の融合技であり四方から超高火力の技が飛んでくる。だいだらぼっちや鬼ですら一撃で倒せる攻撃特化の大技
その攻撃を受けた空亡は体の攻撃を受けた場所が損傷し、太陽に大きな穴が4箇所できているような様子だった
安倍晴明「いけるぞ!妖術 滝」
上級妖術 滝。雷と同じく敵の頭上から強力な一撃を落とす技。滝を受ければ並の妖怪なら押しつぶされ原型をとどめることすらできない
これにより空亡の上部にも穴が開き
合計5箇所の大穴があいた
空亡も負けじと大量の配下の妖怪を放つ
その数は数千を軽く超えた。他の5人に対する負担を減らすためそのすべてを安倍晴明が九尾とともにたった2人で倒す。
安倍晴明「宗近 青火斬」
安倍晴明は刀に青い炎を纏わせ、町に向かおうとする妖怪を斬りまくる
九尾は自分の周辺の妖怪を妖火で焼き尽くす
しかし、いかに安倍晴明と九尾といえど空亡の配下である強力な妖怪をすべて倒すのは至難の技。ふたたび空亡と戦う時にはもうボロボロだった。
責任感の強さは安倍晴明の長所でもあり短所でもあったのだ
安倍晴明「すまんな九尾、私のわがままに付き合わせてしまって、お前もボロボロじゃないか。あとは一人で戦うからゆっくり休んでくれ」
安倍晴明は九尾を自身の術で無理矢理地上に転送させた
安倍晴明は自身のボロボロの体を無理矢理動かし、最後の大技を放つ
安倍晴明「食らえ!空亡!!!宗近 獄炎葬」
強烈な青い炎の斬撃が空亡に大ダメージを与えた
その結果、空亡は配下の妖怪を召喚する力を失い、大幅な弱体化を余儀なくされた
だが同時に力を使い果たした安倍晴明が宙に浮いたまま生き絶え地上へと落下する
九尾が安倍晴明の体を受け止めるが彼はもう死んでいた。
他の5人が駆け寄る
賀茂忠行「おい!晴明大丈夫か」
賀茂保憲「嘘だろ。晴明、目を開けてくれ」
晴明とは家族のような関係だった二人は誰よりも晴明の死を悲しむ
賀茂光栄「晴明、お前は俺にとってライバルでもあり最高の友人でもあった」
蘆屋道満「お前がいないと寂しくなるな」
安倍晴明のライバルであった彼らの悲しみもやはり並大抵のものではない
安倍吉平「父上、どうか目を開けてください」
それを見た5人は悲しみに暮れながらもやはり彼らは優れた陰陽師、決意を固め、力を合わせなんとか空亡を封印することに成功した。
そして5人は封印を解かれた時のため、6つの武器を残した。
その後5人の陰陽師は安倍晴明の意志を継ぎ、悪い妖怪から人々を守っていたが
彼らも人間、宗光が死んだあとを追うように病気や老衰で次々、死んでいった。
九尾は6人の墓を安倍晴明の墓の横につくった
そして九尾は安倍晴明に変わる二人目の英雄を求めて
雄二と名乗り、適正のある人材を探すことにした
そして舞台は現在に戻る
雄二(もしあの時誰か一人でもかけていたら封印さえできなかった。それぐらい紙一重の戦いだった。空亡は晴明たちのおかげで前回よりははるかに弱体化しているがそれでも勝てるかどうか。俺も命を投げ捨てる覚悟を決めなければ勝利はない)
その頃
修斗は相変わらず防御に徹していた。ぬりかべの力が宿る盾で鬼の金棒による重い攻撃を一時的に防いでからの回避の繰り返し
修斗(めちゃくちゃ怖い。一歩間違えれば確実に死ぬ。戦うってことがこんなに怖いことだったなんて)
修斗はもともと喧嘩に明け暮れる不良だった。腕っぷしには自信はあったし、年上相手でも負けたことはなかった。




