リフライトの謎
「地下の遺跡は機械だらけだぜ?」
ルール・ラーラの話は彼にとっても非常に有意義なものでした。
この城の地下には遺跡があり、そこは機械だらけ。
彼女の同僚はそこで機械について学び、扱うこともできるようになったとのことです。
「これが話に聞いていた遺跡か……しかしこれは凄いってもんじゃないぞ」
「そうなの~?私達はよくわかってないんだけどね~」
ノンビリとした口調で話しているのはハッピー・ラビット。
彼女はルールの同僚で機械が一番扱える細工職人でラビと呼ばれています。
「俺がいた……地球にはこんな凄いマシンはないよ。なんなんだこの星は」
「実はね~私も気になってるの~」
彼女はスクリーンをタッチし、何やら打ち込んでいきます。
すると巨大なスクリーンが現れ、何かが映し出されます。
「この星の神とされる人、クリエイターと呼ばれてるの~。言い伝えでは遠い昔、この惑星に生命を誕生させ、緑溢れる美しい星を創造したと言われてるの~。けどここに映っている惑星リフライトは機械のようなわ、そして星ではなく巨大な船のようにも見えるの~」
「こいつはたしかに宇宙船に見える……」
「データは断片的にしかないけど、この数千年の間に何かがあり、今に至ってる気はするの~。そして君に見せたいのは……これ」
ラビは新しい映像をスクリーンへと描写します。
そこには見慣れない形の船、そしてゲートが映し出されています。
「文字……が読めない」
「えっとね、『時空渡りの船』と書かれているね~もしかしたらこれを使ったら地球だっけ、そこに帰れるんじゃない?」
「……そうか、これはワープゲートか!」
思わずガッツポーズをしました。
ここまで何ひとつ帰ることに関する朗報を聞けてなかったのか、今までにないほど喜びを爆発させています。
「船のありかについては恐らく帝国の地下遺跡あたりにあるように見えるんだよ~」
「……たしかにこの地図を見る限りそうだな」
「見つかるといいね~」
確信はないが、これまでにない頼れる希望。
「ところでラビは何を気にしていたんだ?」
ふとした疑問。
この星に対する疑問を口にした時、彼女は肯定しました。
「みんなに内緒にしてほしいんだけど、実はこの星は星ではないんじゃないかなって」
「さっき映像にあった宇宙船って言いたいのか?」
「そう、けどここの資料だけだとわからないんだよね~だからお願いがあるんだけど……」
「他にもデータを探してほしい、か?」
「ぴんぽーん、大正解!」




