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人工惑星リフライト  作者: シャーク・フカ
リフライト編
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40/50

突入

 自爆した跡に大きな空洞があります。

 リフライトはそこに近づき、見下ろすように立ちます。


「この空洞は」

「俺も知らねえな、こんなとこの下にこんな空洞があるなんてな」

「なかなか深いな」


 広く、円形の穴。

 爆破によって大きくえぐられたことで開けました。

 側面はおうとつのない綺麗な円が長く、下に続いています。


「飛び込むか?」

「さすがにここに入るとここからは戻れないかもしれないな、それでもいいか?」

「構わねえ、ここまで来たらとことんいくしかない」


 二人は顔をあわせ、頷きます。


「待ってくれ」


 ラッドの声で止まります。


「その機体のダメージじゃここを降りることも難しいだろ、ここで待っていたほうがいい」

「ああ、それはわかっている。機体はここで乗り捨てるがそっちに乗せてくれないか」


 リフライトは三人まで乗ることができる機体です。

 白騎士改が使い物にならなくなりましたがラッドはそれでも行きたい気持ちがあります。

 ライトはハッチを開けます。


「三人で行こう、これが最後の戦いだ」

「ああ、ケテルって奴をぶっ飛ばして終わり、のはずだ」

「もし、もしも地球へ帰る方法がこの下にあったらお前はどうするんだ?」


 ラッドの質問にライトは固まりました。

 ルールは隣でそりゃ帰るだろうといいますが、ライトは悩んでいる様子です。


「何故そんなことを聞くんだ?」

「いやなんとなくな。ただなんとなくだけど」

「……今はそれを考えるときじゃない」


 ライトはそう言うとレバーを握ります。

 一歩、また一歩と前に出て、穴のギリギリのところで立ちます。


「……いくぞ!」

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