兎の暴力
「うおおお」
凄まじい地鳴りがします。
思わずライトは叫んでしまいます。
背後の壁が崩れ落ち、白い腕が現れます。
「無事かライト!」
「ラッド!!」
白騎士改はそのままラビットを掴みます。
「捕まえたぞ!」
「捕まえた?そんなガラクタでこの私を捕まえられると思ったのか?」
ラビットは白騎士改の指を手にとると、むしるように引きちぎります。
そのまま力まかせに広げて脱出してみせました。
「なんだよその力!」
「その程度の力で私に挑むのが間違いだ」
そのまま腕を駆け上がっていき、頭部に蹴りを入れます。
すると白騎士改は吹き飛ばされました。
クルクルと回転しながらラビットは着地します。
「ば、化物すぎるぞ」
「急いでリフライトのところに戻るぞ!」
三人は走って出口を目指します。
ラッドはその間足止めを試みます。
「イ、インチキだ!」
「ほらほらどうしたどうした」
蹴り、蹴り、肘打ち、正拳。
恐ろしいほどの打撃が白騎士改に襲いかかっています。
物理法則を超えたその攻撃は常識を覆すものがあります。
「どうやってその体でそんなパワーだしてんだよ!」
「これが魔法力というものだ」
手刀が振り下ろされ、左腕が切断されます。
「クソッタレー!」
サンダーロッドを振りかぶり、ラビットに向かって振り下ろしました。
しかし恐ろしいことにそれを素手の、片手で受け止めます。
電撃が流れる様子はありません。
「うそ・・・だろ?」
「この程度かやっぱり」
握りつぶし、へし折ります。
そのまま折った半分を投げつけ、白騎士改を膝をつかせます。
「ライト、こいつはリフライトでも手に追えんかもしれんぞ」
にじみ出る汗を拭いながらラッドは呟きました。
「ひとまず下がれ、俺がなんとかする」
リフライト、そしてカイザーが並んでいます。
「2体増えようが雑魚は雑魚、来るがいい」
こんばんは、シャーク・フカです。
普段00:00の投稿をしているのですが、明日以降からは02:00の投稿になります。
仕事の事情で帰りが遅くなっている関係で時間をずらせればなと思います。




