ケテル
城の頂上へと3人は向かいました。
そこにはハッピー・ラビットが待ち受けていました。
「やった来たんだね~待ちくたびれたよ~」
「ラビ……!」
ライトは銃を構えます。
その手は震えていましたが、シャドウが後ろから肩を持ちます。
「慌てるな、あいつもすぐに手を出す気はないだろう」
「しかし」
「ここはまかせろ」
シャドウはそう言いながら前へ出ます。
「あらお兄様、生きていたのですね」
「やはりお前の差金か。」
ラビの雰囲気が一気に変わります。
のんびりした雰囲気が彼女の特徴でしたが口調・表情からはそんなものはなくなります。
「驚きました、十分に対策を練ってから差し向かわしたのですが」
「こっちはこっちで備えていたからな。さてと、まずは質問いいかい」
とぼけた顔をしながらどうぞ、と言わんばかりの手。
シャドウは少し歯ぎしりをします。
「お前は何者なんだ?いつからラビに成り代わっている?」
「やだなぁ、ひどいこというのですねお兄様」
「おいシャドウ、どういうことだ?」
ルールは状況がつかめないので尋ねました。
隣でライトは頷きます。
「お前、ラビに魔力があるっていったよな。その時から気になっていたんだ。何故ラビに魔力があるのかと」
「あ、ああ言ったけど」
「魂に魔法力が宿る。そのことを考えればラビの肉体は改造され、魂ごと乗っ取られたんじゃないかって思ってな。だからこいつの正体が気になっている」
「ふぅん……少しは考えてるんだ。まず二つ目の質問から言うなら随分昔からかなぁ。ここに乗り込む時には既にラビの魂なんてものはここにはないよ」
「なんだって?」
「そして一つ目の質問の答え。……私は神を超えた神であるケテル様の一部分だ」
ラビの様子が変わります。
邪悪に満ちた瞳、にじみ出る禍々しいオーラ。
「ケテル?」
「ケテル様はおっしゃられていた。いずれこの惑星は宇宙を統べる力を手にすると。そうなる前に破壊しておかねばならないと」
「この惑星を破壊するだって?」
「今もこの惑星の中央制御室を破壊するため地下深くで戦ってらっしゃってる」
「なんだって!?」
「おしゃべりは終わりだ、お前達には死んでもらう」




