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決戦前夜
決戦前夜。
新しい機体も完成し、明日には出発できそうです。
「敵は来なかったな」
「ああ、おかげで助かったが少し不気味だ」
「まあいいじゃねえか、備えはできた」
ルールは笑顔で答えます。
浮かない顔をしているのはラッドだけです。
「そんなに不安か?」
「嫌な予感がしてな」
「嫌な予感?」
「ただの直感さ。気味の悪い良いことのあとには悪いことはつきものさ」
「そういうもんか?」
「さすがにひねくれすぎだろ」
ルールは少し不機嫌そうに答えます。
「まあ考えすぎもよくないな」
「明日は決戦だ、できるだけプラスに考えよう」
「ああ、それがいいな」
ラッドのセリフは少し自分にも言い聞かせてる節があります。
ライトは空を見上げて星を眺めます。
そして二人に聞こえないようになにかを呟きました。
「なにかいったか?」
「いや、なんでもない!」
そっと手で視線を遮りました。




