"リフライト"
ライト達がルイド国に滞在して数日が経ちました。
ついに新しいライト機が完成し、プラチナス国へ帰ります。
「本当にいいのか?」
「構わねえよ、捕虜ってのもおかしいしな。今は信用してやる」
聞こえないようにラッドは舌打ちをします。
彼もプラチナス国へ行くことが決まりました。
扱いは客人、リズを助けるのに協力してくれた中立国の男というにしました。
「帰ってどうするんだ?」
「お前の話だとセクト国はしばらく攻めないんだろ?」
「ああおそらくはな。それに俺達のチームのリーダー、まぁカイザーの方がわかりやすいか。あいつも行方をくらませているからな」
「指揮できる奴がいねえってことか」
「そういうこった」
新しいライト機には他に2つのシートが用意されています。
片方は乗っていることに意味があり、もう1つはただのシートです。
もう1人乗ることで攻撃の手段が増えました。
これはルールが乗ることを前提に設計されています。
「なかなか便利なもんだろ?」
「おいおい、お前ついてくるつもりなのか?」
「いけたらな。普段は乗らねえけど、整備は俺かこいつしかできない代物だからな」
ルール曰く、新しい設計を踏んだんに盛り込んだそうです。
基本はカンガルーと性能は変わりませんが、武装、バーストモードに替わる新機能。
何より操作性はかなり違っています。
白騎士と違い人が操作することに特化したインターフェースですが、常人には操作できるものではありません。
「武装は俺がだいたい設計した。魔法の仕組みは基本的には乗せてないぜ」
「バーストモードは?」
「アレはさすがに魔法を使う。が、起動時のみでその他は違う」
「どういうことだ?」
「まぁそれは見てからのお楽しみだ」
ライトは少しはぐらかせてムッとしました。
「ところで、名前は何だ?」
「うーん、そうだなぁ」
「リフライト、俺はこの名前以外譲らないよ」
ルールがハッキリいいました。
「リフライト、か」




