第2話 風魔七忍将 7人の刺客達
登場人物紹介が含まれてます
第21代目風魔小太郎には秘密裏にSAC傘下の7人の仲間がいる。
【名前】ゴヤスレイ・ロホ ・ファイヤーボーン
【通称】ロボ
【異名】翼忍。「科学忍者」
【号】赤朱陽鳥
【素性】アメリカ先住民族の勇者。
落ち着きのある褐色のムラート
【風貌】モヒカン頭に赤いキャップ帽
パイロットジャンパー
全身に大量の羽根飾りを纏う
【武器】トマホーク(鉈)、
弓矢
大鋏
釵
羽根手裏剣
【忍術】空中戦や自然を活かした忍術
消え身の術、身変わりの術
隠れ身の術、空蝉の術、高速移動
ムササビの術、飛行凧
日遁の術
(影うつし、影身の術、影縫いの術)
【備考】小太郎の後見人兼七忍将のリーダー
温厚で面倒見が良い
【名前】ビリー・ザ・ネロ・ガンスミス
【異名】弾忍。「ウェスタン忍者」
【号】漆黒雲狼
【素性】ハーレムに棲んでいた元ギャング
血気盛んなシチリア系
【風貌】リーゼント頭
テンガロンハット
ポンチョ
革ジャン
【武器】二丁拳銃
ナイフ
投げ縄(独楽)
【忍術】銃火器や爆薬を活かした忍術
消え身の術、身変わりの術
隠れ身の術、空蝉の術、高速移動
自在縄、縄抜けの術
火遁の術
(煙幕、煙隠れ、遠隔爆破、
火炎手裏剣)
【備考】ヘビースモーカーな切り込み隊長
軟派で女に目がない
【名前】テムジン・アルト・サンダース
【異名】武忍。「カンフー忍者」
【号】黄金雷麒
【素性】カリフォルニアのゴーストタウン出身
中華武士の末裔
好戦的な内蒙古系華僑
【風貌】ドレッドヘア
バンダナ
派手なスカジャン
甲冑
【武器】二刀流(日本刀と青竜刀)
薙刀
メイス(棘棍棒)
ら【忍術】電撃を活かした忍術
消え身の術、身変わりの術
隠れ身の術、空蝉の術、高速移動
土遁の術
(土潜り、土中駆け、地震の術)
雷電の術(体内放電、稲妻落とし)
【備考】手先が器用で機械に強い
全員が使用する忍具を作っている
陽気なムードメーカー
【名前】ダグラス・グルン・モンテアグル
【異名】軍忍。「ミリタリー忍者」
【号】翠緑山龍
【素性】元アナポリスの空軍パイロット
退役軍人
ロッキー山脈に潜伏していた戦略家
アフリカ系黒人
【風貌】スキンヘッド
ベレー帽と迷彩柄の軍服
【武器】鉤爪(手甲)
ガトリング砲
チェーンソー(しころ)
【忍術】植物や軍事兵器を活かした忍術
消え身の術、身変わりの術
隠れ身の術、空蝉の術、高速移動
壁抜け、透明の術
木遁の術
(木登り、飛び降り攻撃、木の葉返し)
【備考】風魔一族の軍師であり頭脳。長身
生真面目で几帳面
【名前】サリー・バインガニー・メルトムーン
【異名】陣忍。「魔法忍者」
【号】紫紅月蝙
【素性】カンザスの女快盗
天真爛漫なインド系の少女
【風貌】毒針の付いた三つ編み
タキシード
シルクハット(マジックハット)
マントを纏う魔女
【武器】鎖鎌
ヌンチャク(戸締器)
ブーメラン(扇子)
【忍術】魔法と変装を活かした忍術
消え身の術、身変わりの術
隠れ身の術、空蝉の術、高速移動
蜻蛉返り、変身の術、幻術
月遁の術
(軟化脱力、引力磁石、月光の術)
【備考】無邪気でいつも水晶玉と
トランプを所持している。
天真爛漫な最年少
【名前】ヘレン・アルジェローザ・キャリオッツ
【異名】騎忍。「騎士忍者」
【号】銀碧雨馬
【素性】デトロイト出身
十字軍の末裔
クールで澄ましたケイジャンの女性
【風貌】西洋甲冑のマタドール
【武器】パイク(蛇の目傘)
円盤型の盾(フリスビー、ヨーヨー)
ライフル
【忍術】カラクリを活かした忍術
消え身の術、身変わりの術
隠れ身の術、空蝉の術、高速移動
畳返し、蜘蛛糸縛り
金遁の術
(銭爆弾、金縛りの術、刃鋼線)
【備考】冷静沈着で礼儀正しい。
プライドが高いが甲冑を取れば
ロングなブロンドヘアの美女
全員が使用する忍具を作っている
敬虔なカトリック
ケチで金に目がない
【名前】モーゼス・シーニー・ハイドロブレーン
【異名】旗忍。「海賊忍者」
【号】蒼青嵐鯱
【素性】マイアミのカリブ海賊
明朗快活なラティーノ
【風貌】海賊帽
詰襟
マフラー
【武器】錨槍(剣玉)
鎖鉄球
大斧
【忍術】水や波を活かした忍術
消え身の術、身変わりの術
隠れ身の術、空蝉の術、高速移動
滑走の術、水蜘蛛
水遁の術
(水駆け、水柱の術、火消しの術)
【備考】巨漢で髭を蓄えいつも酒瓶を持っている。巨漢で豪快な策士
彼らは先代20代目風魔小太郎の弟子、つまり忍びである。彼らは皆、故郷を圧政者に滅ぼされ先代20代目風魔小太郎に引き取られた孤児であり、21代目風魔小太郎に仕える刺客である。 彼らを「風魔七忍将」と呼ぶ。風魔に仕える身でありながら、小太郎は彼らを「兄弟」と呼び、タメ口で話す対等の間柄である。小太郎を含めた8人の世界忍者達は現在、彼らはSACの特殊作戦グループ「SOG」に属している。依頼は全てSACのサン・ライズ・シャドー・クロウ(朝陽の影鴉 通称SRSC)と呼ばれる素顔や素性を知らない正体不明の人物が一手に引き受けるが、ほとんどが「世直し」の依頼である。
小太郎と風魔七忍将は、ロッキー山脈のとある谷底にある洞窟でひっそり暮らしている。コロラド川流域にあるこの地の小さな村落に紛れ、自給自足生活を送っていた。
ミッションを終了した小太郎が皆の元へ戻る。テムジンが焚き火に火をくべながら
「おい、小太郎。またお前一人でやったのか?」
と皮肉をかける。小太郎が
「まだお前らの出番じゃない。そう焦るな。」
と嗜めるが、ビリーが林檎の皮を剥きながら
「ところでその後ろのねーちゃんと小僧は誰だ?お前ナンパでもしたのか?」
と振り向くと、そこにはキンバリーとサイクルが知らない間に付いて来ていた。微笑んでいるキンバリーはお礼をしたいと言って家を飛び出し、サイクルが追っかけてきたという。サリーとヘレンが
「あんたほんとトロいわね。何で民間人をここに連れて来たのよ?」
「知られた以上しょうがないわね。ここで息の根止めましょ。」
と無表情で2人を睨みサーベルを抜くヘレン。するとダグラスが
「待て。取り敢えず口封じでいいだろ。おい、お嬢ちゃんと坊や、とっととここから消えろ。ここは修羅場だ。常人が来るところじゃねー。ここにいた俺達の事喋ったらお前ら地獄見るぞ。」
と威嚇する。モーゼスが気さくに
「なーに、俺達の事忘れて普通に暮らしてりゃいいだけさ。簡単だろ?」
と告げる。ロボが記録を書きながら目も遭わさずに2人に話す。
「俺達と関わるとまた危険な目に遭う。早く行くんだ。くれぐれも他言無用でな。」
「小太郎。素人に背後を取られているのに気付かないなんて、まだまだ修行が足りねーみてーだな。」
と呆れかえっていた。
そして小太郎とロボは、キンバリーとサイクルを家まで送ろうとしたその時、SRSCから司令が下る。SRSCは、洞窟の壁に翼を広げた鴉の紋章から司令を出す。
『風魔忍軍に告ぐ。今回のミッションは、シカゴに巣くうマフィアの一掃である。彼らはシカゴを縄張りに列車強盗を繰り返し、トレインジャックでアメリカの交通網を乱す悪党である。大金の強奪だけではなく、クスリの密売も行っている。直ちに成敗せよ。』
SRSCからの司令を聞かれてしまったとロボが
「取り敢えずお前ら先に行っててくれ。俺と小太郎はこの2人を送ってから合流する。」
と告げるが、SRSCは続けて
『言っておくがその娘と小僧はお前達の命に代えても守るのだ。その娘は天照大神が転生した娘だ。』
一同は驚くが、小太郎が
「サイクルは何故?」
するとSRSCは
『・・・それは貴様が一番良く知っておろう?以上だ。』
小太郎は理解出来ずにいたが、七忍将は全員ピンと来た。
(そういう事か・・・)
ロボはサイクルに
「お前は今日からサイクル改め最九郎と名付ける。ここに来て我らを認識したならば、このまま帰すわけにもいかねー。我ら風魔は一見必殺だからな。いいな。お前の最初の任務はキンバリーの護衛だ。失敗は死を意味することを忘れるな!」
サイクル改め最九郎は思わずたじろき唾を飲み込むが、今更帰る所などなく、ロボ達七忍将の言うことを聞くしか選択肢はなかった。最九郎は小太郎と関わってしまった事を悔やんだが、あの圧政の故郷に帰るくらいならと誘いに乗ったのである。
ヘレンはキンバリーに片膝を突き頭を下げ
「先程は大変失礼な事をつかまつった。深くお詫びします。これからはこのヘレンが神命をとしてあなたを御守り致します。」
と謝罪した。テムジンやモーゼスは
(何で日本の女神がこのアメリカのお嬢ちゃんに?)
と疑問を持っていたが、ダグラスが
「まあ、こっちでいうアルテミスって奴だ。どっちにせよ命令だ。怠るなよ。」
と説明する。女に目のないビリーが
「いいじゃねーか。ウチの女はガキと可愛げのねーオトコ女で花がねーからな。」
と言い放つと、サリーとヘレンが
「ちょっと。それどーゆー意味よ!」
と怒らせた。
話を戻すと、ギャング団は列車に積んでいる現金輸送列車を乗っ取り、列車を停止させ大金を奪い、シカゴのアジトまでバイクでバラバラに逃げ回り、その金でドラッグを売りさばいているという。
ダグラスが陣割りを決め説明する。
「今回のミッションは、列車内の潜入、張り込みを小太郎、ロボ、列車をバイクで並走するのはビリー、ヘレン。俺とサリーは後ろから車で追尾する。シカゴ方面でテムジン、モーゼスが待ち伏せて列車を止めろ。乗客は列車を止めてから迅速に避難させるんだ。くれぐれも我々の正体を知られないようにな。」
一同首を縦に振るが、ロボが
「おい!小太郎!オメーに言ってんだ!ボケッとすんなよ。21代目!」
と締めくくった。小太郎と風魔七忍将は最九郎とキンバリーを残し洞窟から出ていった。
サン・ライズ・シャドー・クロウ(朝陽の影鴉 通称SRSC)は、残酷描写の中で今後笑わせる存在になります。




