セレムの疲労とトムの仕掛け
進はそれでも反抗して、絶食状態が続いた
「まだ分かりませんか?」
そう言って。
「あなたが思うようにはもうならないと言う事ですよ。反抗しなければ。ちゃんと、病院に通えば、もう許してあげるのに。まだ意地張ってるんですか。辞めた方が良いですよ。どうにもならないと言う事ですよ、さあ食事を食べましょうね。食べさせないと食べないんですか……。意地を張って、そうやって意地パリだから、嫁さんも来ないんですよ」
呆れて、
「さあー。美味しく無いかもしれませんが。食べたらどうですか?病院に、ちゃんと定期的に通いますか」
「……一つ聞きたいが……、お前はどうして俺が好きなんだよ?俺みたいな奴の何処がいいんだよ」
と進は言ったが
「食べてくれるって言うんだったら。答えてあげても良いですよ……」
(どうやら取引と言う訳か……。この男は何を考えてるのか。ますます分からんなー)と考えて答えを待ってるとそのテレパシーを既に読んでいたトムは
「はっきり言うと、あなたの経歴に惹かれてるだけですよ」
と言ったが。
「さあ答えたんだから。食べてもらおうか」
そこで進のお腹がグーと鳴った。
「ほらやせ我慢もいい加減ですよ。食べなくては駄目です」
そう言って。又食膳を出した。進は耐えられなくなって思いっきり箸が進んだが、
カチャッと、部屋を出て行ったトムは厳重に鍵をかけた。そこへ、薫先生が通りかかり
「お疲れ様、今日はすこぶる調子はいいけれども、何か元気が無いんですね。トム先生」
「嫌ね、厄介な患者が入院したんですよ。それは一筋罠では行かない患者ですよ。こっちも、いい加減疲れが出ますよ」
トムは行って白衣を翻して行こうとしたが、それの後ろ姿をただ憧れる、薫先生がいた。
「どんな患者ですの。お手伝いしましょうか?言って下さい。この個室には誰が入院してるんですか?」
と聞いたが
「秘密の患者ですよ」
「だからどんな所が悪いんですか?」
と聞いたら
「心と拒食症ですよ。まだ誰にも言ってませんがね、私が受け持つからには治しますよ」
と言ったが。
「まだ面会謝絶にしてますよ。身内もいなさそうだしね」
「どんな方ですの?何歳ぐらいの方ですか?」
「秘密です。患者のプライバシーなので秘密ですよ」
と言って白衣を翻したが。。。。。お城では、進様が帰って来ないから。警察とその他に連絡を入れていたが、
「いやー何処にもいませんね?」
と大臣達も大騒ぎをしていた。
「連絡を待つしか無いでしょうね……」
と言ったが。既に進のユライザーは治って来ていた為にその間ユライザーは、停止をするといけないので、杏さんに過去から来てもらい、進のユライザーを管理していたから。どうしようもない、不安にセレムはかき乱されて、飯の最中にもセレムはありとあらゆる場所を探したが、何処にもいないから
「待てよ。進様はこう言っていた、①俺だけ目当ての場合は……。と。まさかジェルかトムさんかな?」
と、推測したが
「まさか、幻覚だよ。進様の考えてる事は。。。いつだって先走ってるからいけないんだよなぁ~、メロディちゃん」
メロディちゃんはそれでも懐かしく声で鳴いていたが、しばらく進がいないと、部屋を探しまあって飛び回って探した。
「ほらお前達も寂しいのかい。俺もだよ」
と言って。今度はちゃんとご飯をやった。餌だったがその疲労の為に、セレムは倒れてしまったー。




