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突入
「はいどーん」
私が会議室の中身を想像するまでもなく、キュウちゃんがドアを豪快に開ける。
「おお、広いですねえ」
学校の教室一つ分ぐらいはありそうな広さだ。長机がコの字型に並べられていて、コの字の空いているところには足つきのホワイトボードが当然のように置かれている。
夜桜先輩は長い指で壁に付いた、クーラーの電源ボタンを押した。私達にはもったいないぐらいの快適さだ。
「へっへっへー」
キュウちゃんが嬉しそうに笑う。わかります、その気持ち。ああ、早く小説が書きたい!
夏休みはこの部屋で先輩たちと一緒に書くんだ。
真っ白な会議室の壁を言葉で埋め尽くしたい。




