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登場人物一覧

戦争編を書くにあたり登場人物が多くなり自分でも頭がこんがらがってしまうことから、ここで一度登場人物をきちんと整理しておくことにしました。

いわば作者のメモ書きのようなものですが、一部まだ本編で未出の情報も出せる範囲で入れてあります。


戦争編は現在執筆中です。なるべく早くにと思っていますのでもう少しお待ちください。

毎度毎度亀更新で申し訳ありません。



登場人物表


●アンリエスト(魔法帝国神無)


四十無湊《よつなしみなと》 

アンリエスト王にして魔法帝国神無六大公爵の一人。また帝国最強を誇る14円卓の一人でもある。

あらゆる方向に天才的な才能を有する。

その卓越した剣の腕も異常な位に殺気に敏感な点も彼の生い立ちに理由がある。

帝国最強の剣士で剣の天才館林五十鈴の剣の師でもあるが、その一方でその能力者としての能力《ちから》が「使えない」ものであるということは帝国人の間では有名な事実であった。

容姿に優れるため、帝国の能力者の中で最も女性人気が高い。

クレッサール王国から口八丁でアンリエスト地方をまんまとせしめた直後、単身で黄金竜《アリアレイン》に挑み討伐する。神竜殺しになった影響か、過去に行使した大魔術の後遺症で一日に四時間しか起きていられない状態だったのが回復した。

実は彼らがこの異世界へやってきた目的の中にもう一つ本編で一切触れられていない案件がある。


○地球から共にやってきた直臣


ルシル・テンペスト 

銀髪の美少女。長距離狙撃を始めとする各種銃器の取り扱いとナイフなどの近距離格闘戦能力を併せ持ち、いわゆる暗殺や対テロに特化した実力を持つ。個人戦闘能力では配下の中でも五十鈴と双璧をなす。

異常なまでに湊に執着しており、またそのことを隠しもしないため、彼に近づく女性には基本敵対的に接するのだが、どうしてかカタリナやセリネにはあ(・)ま(・)り(・)強く突っかかっては来ない。

幸いなことに彼女が敵視している最大のライバル(相手はルリルの存在をあまり気にしていないのだが……)となる女性は地球に残っている。

とある理由から地球出身の直臣の中で唯一トンガール戦に参戦することになるのだが、湊から離れたくない一心からか本人はあまりそのことに納得してはいない。


羽間黒子 

男らしい口調のサバサバした性格の女性。治癒能力者であり、また天才的な外科医でもある。

シーリンの負った大火傷をまるで何もなかったかのように完璧に元に戻した。

そのメスさばきと縫合の腕は神業で、能力を使わない状態でも世界的な名医と呼ばれる医者が2時間かかるような手術《オペ》を、彼女はその半分の1時間で終わらせることが出来る。

しかし、そのあまりに突出した腕のため、患者や後輩の医者から神聖視される一方、同僚やライバルからは嫉妬や反感を買い疎まれることにもなっていた。

そのため彼女の才能を恐れた同僚や上司たちに共謀して嵌められて、医薬品の横領をしたと無実の罪を着せられて医局を追い出され、更に他の病院に再就職出来ないよう色々と手を回されて路頭に迷っていたところを、その状態を知ったと(・)あ(・)る(・)人(・)物(・)を通じて湊に拾われたという過去がある。


西陣宮子 

湊たちの母艦である『天下布武』の艦長兼操縦者であり、優れた戦略・戦術指揮官でもある。

各種機械や兵器を支配することができる特殊能力を持ち、彼女がいれば戦艦や戦闘機、戦車などあらゆる乗り物や電子製品を一人で動かすことが出来、彼女旗下にある機体はその本来のスペックを大きく上回る性能を発揮する。また、損傷による不具合が発生した場合も即座にその場所と修理方法を把握することができる。

異世界派遣部隊の湊に次ぐ№2で、湊が不在の時は彼女が司令官になる。

万が一彼女が死亡してしまうと少人数での『天下布武』の生産区画の運用が困難になるため、滅多に艦から降りることはない。

余談として、一応同型艦でも採用されている将官級自立思考式AIがこの艦にも搭載されており、艦の通常運用自体ならば彼女の代替えとすることも十分に可能。

しかし、宮子の能力の支配下にある機械の性能が大幅に上がることや、彼女の支配下の機械に関しては不具合が発生しても即座に分かること及び艦内の生産プラントに関してはそのほとんどが宮子の機械強化能力の恩恵下において生産力強化されているため、彼女なしでの艦の運用は基本ありえない。

ちなみにその自立式AI『天下布武』通称『てんかちゃん』と宮子は大変に仲が良く、滅多に外に出ることがない彼女の良い話し相手になっている。


篠原霧枝 

超一流の料理人であり、また優れた農学・環境・地質・資源・土木の博士でもあると、実は湊の配下で最も多才な人物。

国中の労働者の胃袋を鷲掴みにする影の支配者。彼女の料理のおかげでアンリエストの生産性は格段に高くなっている。

現在領内に料理の弟子を育成中。


鷲尾竜太郎 

チーフメカニックであり、金属の専門家であり、また、帝国第3位に位置づけられる鍛冶師でもある。

一同のまとめ役であるおやっさん。小此木紗希の天敵。

魔法金属ヒヒイロカネの開発者の一人。

異世界派遣部隊の№3。

カタリナ王妃、セリネ、ノワールの所有する武器の多数は彼の作品。


片瀬川浩一 

サブメカニックで催眠系の能力者であり、また繊維関係の専門家でもある。

地球産の上質な紙を使った名刺や写真を使ってトンガールを始め各国の貴族たちから多額の金をぼったくる。


里見聡志 

サブメカニックで変身系の能力者であり、プログラミングと交渉の専門家でもある。

シーリンのプログラミングの師匠。

浩一とともに他国の貴族たちから金をぼったくるための悪巧み中。


小此木紗希 

サブメカニックで人形を操る「人形遣い」であり、建築と機械工学の専門家。

一見すると清楚で可憐な三つ編みメガネの文学少女だが、残念なことに彼女の頭の中身は手遅れなまでにドロドロに腐っている。

シーリンとはゲーム仲間だが、まだ操作に慣れない彼女に対しても容赦なくハメ技を繰り出す勝負の鬼。

彼女の人形が『天下布武』艦内のあらゆる作業を行っている。これらの人形には自我はなく、あらかじめ指示された限定的な行動のみすることができる。

これらの人形は融通は利かないが、流れ作業をするには十分な性能があり、またきちんと指定されていればかなり精密な作業もこなせる。

彼女の配下には三体だけ自我を持った特別製の人形がいる。この三体には素材や武装に特殊なパーツが使われ、桁外れに強力な戦闘力を有している。また紗希の代理たる指揮官として他の人形に独自の判断で命令を下すことも出来る。


館林五十鈴 

湊直属のメイドであり、剣の天才にして幻影系能力者。

魔法帝国神無最強の14円卓にも匹敵する力を持つが、湊に専属で遣えるためその席次は階位騎士99位と実力に比して大幅に抑えられたものとなっている。

階位騎士は完全実力主義の入れ替え制を取っているため、その座を狙う者は相手を指定して勝負を挑むシステムになっているが、彼女が階位騎士最弱だと勘違いして挑んでは散っていく哀れな挑戦者たちが後を絶たない。

過去に絶望的な状況から湊に救われたことがあり、その恩からか、彼女の湊に対する忠誠心は天元突破している。


○異世界へ来てからの配下。


カタリナ・デュ・四十無・クレッサール 

アンリエスト王妃。元クレッサール王国第四王女。古人種とのハーフ。

家臣の裏切りによりトンガール王国に誘拐され処刑されるところを湊たちによって救われる。

古人種由来の魔力と生来の優れた頭脳、そして母親譲りの美しい容姿の持ち主で、トンガール王国との戦争においては、クレッサール王国へ援軍に行った湊たちに代わり彼女がアンリエスト王国軍の総大将として亜人たちを率いることになる。


セリネ・アル・ウルカ 

古人種の少女。Aランク派遣者。魔法では世界屈指。『宵闇の魔女』の二つ名を持つ。カタリナの母親と彼女の母親は姉妹である。現在は湊によって正式に雇われカタリナの護衛についている。


ノワール・クー・カノッタ 

黒猫の獣人。Aランク派遣者。剣の達人。カタリナ救出の際に重傷を負うが黒子の治療によって命を取り留める。五十鈴に弟子入りした。現在は湊によって正式に雇われカタリナの護衛についている。


リスティリカ・クルネシオン

元ナトーヤ聖教会第13使徒。各元素たった一人ずつしか存在しないといわれる『元素の能力者』の中の『光』の元素の能力者。

その実力は使徒の中でも抜きんでていて、魔法帝国神無の誇る14円卓にも匹敵する。

湊にナトーヤ神と世界の真実を知らされ、使徒をやめて湊の配下になる。


○各部族長


ザンギ

蜥蜴人族《リザードマン》の長。亜人有数の戦闘力を持つ根っからの戦闘民族。

仕事以外の時間はだいたい銭湯に入り浸っている。


ミムザ。

ミノタウロス族代表。林業と窯業を管轄する。アンリエスト各地に設置されている公衆トイレの便器は彼らの手によるもの。

また最近ガラスの製造に乗り出した。


ゴラード

ドワーフ族代表。超一流の鍛冶職人であり、アンリエスト中の鍛冶職人たちをまとめる。工業部門を管轄。機械式腕時計を何とか再現しようと今日も徹夜中。


ナガル

鬼人族の長。医療業務を管轄する。

彼ら鬼人族はその優れた頭脳や器用な手先のみならず、接近戦闘や魔法戦闘などオールマイティーに高い実力を発揮する。


サイガ・ニルゴ

獣人族代表、銀狼族族長。商業ギルドと派遣者ギルドを管轄する。

獣人族はその種族ごとに異なる特性もあり最も多岐に渡る分野で活躍を見せる種族である。


ウルミラ

蟲人族代表 蜘蛛人《アラクネ》族女王。

女王のウルミラは現存する9種の神人・神獣の一柱でもあり、その戦闘力は魔法帝国神無の誇る最強の14円卓にも匹敵する。普段は妖艶な美女の姿に人化している。

アンリエスト王国においては紡績業務を管轄する。

蟲人族はそのあまりにヒトからかけ離れた姿から、迫害を受けている亜人たちの中でも最も迫害を受けた種族であり、強力な魔物が跋扈する魔の森の奥深くに隠れ住んでいた。しかしその生命力・戦闘能力は極めて高く、その種族としての力はウルミラの存在がなくともヒト種、亜人種の中で最強の存在である。


コロネル

ゴブリン族の長。農業部門を管轄。同じ作物でもゴブリン族が育てると発育の速度と味が明らかに良くなる。また彼らが産出する砂糖の魅力に他部族は頭が上がらない。


デリア・ノイマン

オーク族女族長。畜産部門を管轄。また一部はコック見習いとして霧枝の弟子になっており、鉱山や建設の現場で働く人たちの胃袋を掴んで離さない。


ガオ・ルー

トロール族族長。鉱山の採掘を管轄。

彼らやドワーフは鉱山での危機に超能力じみた察知能力を持っている。そのため、トロール族の監督する鉱山では崩落などの事故が極めて少ない。


ダルガス

サイクロプス族族長。土木建設を管轄。

歩く大型重機。その巨体の自重を支えるための大型の肉食恐竜並に発達した筋肉と、それを補助するために無意識下で常時使用している身体強化魔法(彼らが唯一使える魔法である)によって、他種族では持ち運ぶのに数人から数十人必要になるような荷物も彼らなら一人ないし二人で持ち運ぶことが可能。

また、彼らが専用の巨大スコップで穴を掘ると、あっという間に堀レベルの溝が出来上がる。


ライナス・セルニカ

森エルフで妖精七部族(森エルフ、地下エルフ、海エルフ、ケットシー、クー・シー、小人族、小妖精《ピクシー》族)代表。

主に植林業務を管轄。戦闘においてはアンリエスト王国中の新語魔術師と精霊語魔術師たちを一手にまとめる。種族によっては接近戦闘もいける。

 

ラウムハルト・グルトルカ

都市憲兵隊隊長。武にも人格にも優れている好青年。元々グロッソの部下だったが、彼の非道な命令を実行しなかったたため解雇させられる。しかし、追跡調査をそれを知った湊によりグロッソが罷免され、代わりに彼が憲兵隊を任されることになる。


グロッソ・セガール

都市憲兵隊の元隊長。ヒト種に選民意識を持っており他種族を見下す。また孤児院や保護施設を管轄しているジョルノと組んで予算を着服していたが、五十鈴の手によりその犯罪が露見し罰せられる。

人望がなく剣の腕もそれなりでしかない彼が憲兵隊の隊長をやれていたのは、前領主に賄賂を渡していたから。そのため、生真面目なラウムハルトとは馬が合わなかった。


ジョルノ・ジーバス 

グロッソと組んで孤児院の運営費の一部を着服していたが、五十鈴の調査によってその罪が露見し、罰せられる。


ロジエ・ロロッサ

妖精種小人族の少女。『影』の祝福者《ギフトホルダー》。

闇組織にその才能を見出されてしまい経営に行き詰った孤児院への援助を盾に暗殺者としての教育を受けさせられてしまう。

本人の意に反してその才能が開花し、組織でも実力で彼女に敵う者はいなくなるほど実力を付けるが、幸か不幸か初仕事として組織に差し向けられた標的の湊にあっさりと捕縛されてしまい、彼の元へ寝返ってしまう。

不幸な生い立ちの割にあっさりとした軽い性格。現在は五十鈴の下についてメイド修行中。


シーリン・ナタレ 

かつては裕福な商家の娘で街一番と評判の美少女だったが、強盗の放った火のせいで家族と財産と半身を失う。野垂れ死に寸前のところを湊たちに救われる。

現在は五十鈴の下についてメイド修行中。

紗希とはゲーム仲間。数学やコンピューターなどに興味深々でその方面に稀有な才能がある。

最近紗希に見せて貰ったロボットアニメにどっぷりとハマっている。

『天下布武』のデータベースから、湊の手によって8割作成された状態で没案となって放置されたと(・)あ(・)る(・)モ(・)ノ(・)の設計図を発見し、それをよりによって小此木紗希に相談を持ちかけてしまう。


ローラッド・アルバス 

シーリンの両親が営んでいた商会の番頭をしていた老紳士。

全てを失い、まともに体を動かせなくなったシーリンを引き取って面倒見ていたが、流行り病を患って死んでしまう。


コルドバ 

アンリエストで唯一営業を認められた奴隷商。人を売り買いする自分の職業に嫌気がさしていたが、湊から新たな道を示されてからは精力的に他国へおもむき亜人を買い付けてアンリエストへ連れ帰ってくるようになる。


青果店の女将。

回復したシーリンと再会する。強盗に両親を殺されたシーリンのことを心配していた。


 ?   

虎族の獣人。シーリンの実家を襲った実行犯の一人。


テッド 

虎族の獣人。シーリンの実家を襲った実行犯の一人。



●クレッサール王国


アレス四世 

クレッサール王。湊に義父にあたる。滅亡の危機にある国を何とかしようと奮闘するも現状に行き詰っている。

王者としてのカタリナの才覚を認めており、彼女が女であることを惜しんでいる。

最愛の女性であるアリアネの娘であるカタリナを溺愛しており、表情にはあまり出さないが、彼女を誘拐し処刑しようとしたトンガール王国とヘムガール帝国にはもの凄い怒りを抱いている。

ヘムガール帝国が攻めてくるのに乗じて王宮内を乗っ取るべく起こされたトンガール勢力のクーデターを、アンリエストの力を借りて鎮圧した後、纏めてトンガール王国へと追放する。


マリアンナ 

トンガール出身の正妃。

カタリナの母親をいびり殺す。また自分の子であるアレックスとフェリペには異常な愛情を注ぐ。

正妃という立場を利用して、クレッサール王国内に親トンガール王国派閥を作り上げる。

トンガール王国主導によるカタリナ誘拐の件でも分かるが、彼女たちトンガール人はクレッサールに骨を埋めることになるにも関わらず、かたくなにクレッサールに染まろうとしない。

あくまでもトンガールを中心に物事を考える彼女たちのあり方は危険視され、お付の使用人と共に王宮の一室に隔離されていたのだが、それでも第二王子フェリペを使い国内のトンガール勢力を率いた反乱を起こさせるなど暗躍を続ける。結果、反乱はたった一人のメイドに抑え込まれて失敗し、マリアンナを含む国内全てのトンガール派勢力はまとめて貧しいトンガール王国へと追放されてしまう。


アリアネ・アル・ウルカ 

アレス四世の側室。元クレッサール王国筆頭宮廷魔術師。

数少ない純血の古人種の一人であった。銀髪の美しい女性。

王の愛を一身に受けていたが古人種なため正妃にはなれなかった。その存在を疎ましく思う正妃マリアンナ一派にいじめられ、幸薄いまま病気で(?)死亡。


アレックス 

クレッサール第一王子。トンガール出身の正妻の子。

そこそこ頭の回転が速く口も良く回るが自分が思っているほどには頭は良くない。

王位継承権を7位に降格されたが、カタリナが湊の元へと嫁いたことに伴いクレッサールの王位継承権を返上したためいったんは6位に上がったが、弟のフェリペの反乱を契機に国内のトンガール王国勢力の影響を完全に排除することとなり、あおりを食らって廃嫡となった上でトンガール王国への追放処分となった。


ガレス 

クレッサール第二王子。母親は第二王妃。

知と武と人格に優れる秀才タイプだが、王宮で正妃の一派が幅を利かせているため動きを見せているヘムガール国境の防衛司令官に追いやられていた。

王位継承権第1位に昇格。次代のクレッサール王。

豪胆な父《アレス》、優秀すぎる妹《カタリナ》、考えが浅く傲慢なアレックスとフェリペという個性の強すぎる家族たちに囲まれた常識人であり、非常に苦労人。


フェリペ クレッサール第三王子。

トンガール出身の正妻の子。脳筋の武断派。

一時は王位継承権第2位であった。

湊が援軍のための出陣の挨拶としてクレッサール王へ元へ訪れた際、独断で国内のトンガール派勢力を率い他国の王(湊)を監禁し武力を以てアンリエスト領の奪還を試みるという事実上の反乱に打って出るが、館林五十鈴たった一人に返り討ちにあって逆に抑え込まれてしまう。

そのフェリペの独断行為を契機にクレッサール王宮内から国内のトンガール王国勢力の影響を完全に排除する動きが起こり、首謀者であるフェリペは兄とともに廃嫡となった上でトンガール王国への追放処分となった。


第一王女 未登場


第二王女 未登場


第三王女 未登場


第四王女 カタリナ・デュ・クレッサール 

上記アンリエストの欄参照。


グラード・タランティーノ 軍務卿。


ストラガ 国務卿


ノウエンラート 外務卿。


ログノア・トランド 宮廷魔術師。


クラントック男爵 

武勇に優れる若手貴族の筆頭格。口論になり湊を襲うも間に入った五十鈴にぶん殴られて宙を舞う。


アンリエスト公ラムセル 

クレッサールを裏切ってトンガールにカタリナを売った。その他大小様々な悪事に手を染める。


●トンガール王国


ヴィルムヘルム・リー・トンガール

トンガール王国国王。

民、配下に対して冷徹な支配者であり、徹底的な自己中心主義者。

謀略が得意でその手はアンリエスト王宮内やダルムス大公国内にも及んでいる。

鍛え上げられた肉体による個の武勇はなかなかのものだが、指揮官としてはその野心に比して凡才もいいところで、戦争に負けていることにも気づかずのんきに国内の有力貴族たちを集めてどんちゃんパーリィしていたところを纏めて一網打尽されるまぬけぶりを晒す。

自身の甘い見込みの結果、国内の目ぼしい資産はことごとく奪い去られてしまった(実はそのほとんどは食料として民に還元されているが)上で天文学的な賠償額を課されてしまった。


エドワルド・リー・トンガール

トンガール王国第一王子。

トンガール王国の後継者として小さいころから甘やかされて育っているため手に入れたいと思ったものを我慢することが出来ない。

自分では策士だと思っているが、考えが浅いため彼の考えた計画は穴だらけ。

馬鹿に権力と行動力があると碌なことにならないという生きた見本。

商家の娘だったシーリンに目を付け身請けを迫るが両親に断られ、ならば実力行使と部下を通じならず者の一団をけしかけて店を襲わせ彼女を攫ってこさせようとするが、目的のシーリンが彼らが放った炎によって予想外に大火傷を負ってしまいそれがもはや回復不可能だという事実を知ると、途端に興味を失った。

自分が出資している商会の取り潰しを撤回させるために湊の元へ直談判に来るが、他国の王たちが居並ぶ中で散々醜態を演じた末に部下にも見捨てられ、終いには同一人物と気付かずシーリンに自分の側室になるよう誘いをかけるもきっぱりはっきり拒絶されたあげく、逆上して過去に自分が指示した悪事を自供してしまったうっかりさん。

湊に捕えられて死んだ方がましな生き地獄なう。

……な状態であったが、その後戦争に負けてアンリエストに捕らえられたヴィルヘルム王(パパン)と涙の再会を果たすことになる。講和条約締結後はゴミのようにまとめてトンガール王国へと送り返される。


グラツェフ・フェイノルト

トンガール王国外務官。

エドワルド王子に付いて湊の元へと乗り込む。外交官としてかなり高い能力を持っている筈なのだが、母国の悪事の露見と後先考えないエドワルドの愚行の尻拭いに奔走させられて全くその力を発揮させてもらえなかった。

エドワルドの醜態続きにいよいよやってられなくなり、トンガール王国を見捨てる決断を下す。


クラード・クレゴロル侯爵

トンガール第2都市アンプース領領主。

商人ジョン・スミスに扮した浩一から名刺と写真を購入し多額の金を巻き上げられる。

しかし、そのおかげて彼はそれらを王国で初めて使用した人物として歴史に名を遺すことに成功し、またトンガール社交界では国一番の文化人と称されるようにもなった。


アルマーク・ドノバ将軍

アンリエスト侵攻軍総司令官。

アンリエスト軍個々の実力があまりにも精強であったことと、打ち出してきた策が奇抜だったためにあんな結果になってしまったが、彼そのものの指揮官としての実力はそこそこ優秀。

手堅い戦術を好むので、都市の防衛などでじっくりと戦わせればそこそこ活躍してくれる人材ではあった。

自分に課せられていた命令と最後の引き際との間のバランスは見事にわきまえていた。


●ロンジエン帝国


ミレガ皇帝

威厳ある初老の皇帝……のはずが、なぜかエドワルドの突っ込み役になってしまった。


●ダルムス大公国


ロスク公王

人間性に厚みのあるナイスミドル……のはずが、なぜかエドワルドの……(以下略)。

トンガールから妃を迎えたことで、クレッサール王国と同じくダルムス派とトンガール派の派閥争いが激化して頭を悩ませている。


●ヘムガール帝国


ドワイド・カーラー

ヘムガール帝国外交官。

王たちを交えた会議では、自国の悪事がばれて分が悪くなったと判断するや、ちょうど都合良く悪あがきをしているトンガール王国の陰に隠れて空気に徹した。

かなり不利な条件で制裁を課されたが、そもそも悪事を働いたのも露見したのも自分のせいではないため、それについては致し方がないと割り切っている。


●神人・神獣


雷の『空狐』


光の『一角獣王』


炎の『古竜族』


氷の『氷巨人《フロストジャイアント》』


風の『妖精王』


水の『王鯱族《おうしゃちぞく》』

海の支配者。

彼らがいるのでこの世界では大航海時代が始まらない。

湊との拳を交えた「О・HA・NA・SHI?」によってアンリエスト籍を持つ船を襲わないという約束を交わす。

またその交換条件として、現在彼らによって海洋進出が阻まれている国家が将来的に彼らと対抗できるような技術を得た場合に、それらの国家から向けられる王鯱族への報復に対し、アンリエストが盾となって彼らの身を守るという事実上の同盟に近い盟約を結んでいる。


地の『島亀』


不死の『神祖吸血鬼《ノーライフキング》』


闇の『蜘蛛人女王《アラクネクイーン》』蟲人族の女王。上記ウルミラと同一人物。


魔力の『魔女王』……古人種の女王であったが過去にナトーヤ神と相打ちになって消滅し、以降その座は失われている。


●神竜族

超越存在である神人・神獣の更に上にいる真の最強種。

過去にこの種族を打倒することができたのはナトーヤ神と湊の二人だけ。

その名に神を冠する通り、その精神のありようが極めて別世界の精神生命体(守護神)に近いせいか、祝福者《スキルホルダー》が神竜種を討伐すると、その竜の特性や魂を一部引き継ぐことがある。


黄金竜アリアレイン 

神竜種最強個体。ヒト種に異常なまでの敵愾心を燃やす。湊によって討伐される。

地球において、合州国が起こした実験の余波で突発的に発生した空間裂によって東京に現われ、大暴れした過去がある。その時湊と数日に渡る激しい戦闘を繰り広げるが、自慢の尻尾を切り落とされて異世界へと撤退する。

一方、この戦闘で湊はアリアレインの撃退に成功したものの、戦国時代より伝わる名刀数本をおしゃかにした上で全身ボロボロの重傷を負うという事実上負けに近い状態だった。

その原因は、玉鋼製の日本刀では能力者の全力戦闘に耐えられなかったこと。

この戦闘での教訓から、四橋重工にて極秘に開発されていたそれぞれ強度や特性の異なる二種類の超硬素材『ヒヒイロカネ(甲・乙)』を使い、それを日本刀の製法で打ち上げた神無刀が新たに作り出された。

この神竜の鱗をも切り裂くヒヒイロカネ製の神無刀を手にしたおかげで湊は再戦においてアリアレインを圧倒することが可能になった。


●その他


合州国

食糧援助と引き換えに彼らが日本国首都圏で行った実験により能力者が誕生する。

本来は1人か2人を除いて五年後に全滅する予定だったが、予想に反して彼らは生き残り、合州国に深い恨みを抱く能力者の国家である魔法帝国神無を建国してしまう。

上記の事情から合州国上層部は常に帝国からの復讐に怯えていて、時に過剰に反応し、相手が何もしていないのに自分から手を出してしまうという墓穴を掘り手痛い反撃を喰らうことも。

合州国軍にも能力者はいるが、彼らは能力者になった時点でその強力な力を得た代償として5年以上生きられない体になってしまう。


クリストファー・グレイソン 

合州国の錬金術師。彼が発見した術式によって人類を能力者にすることが出来るようになった。しかしその術式で能力者になった者は5年ほどで死を迎える。


国家社会主義大雅人民共和連邦。通称大雅国。

太平洋上にて神無が合州国第七艦隊とぶつかっている隙をついて尖閣へ向け武力侵攻するもボロ負けし、ならばと自分の国でも能力者を確保しようと画策して合州国にいる協力者を通じてクリストファー・グレイソンの編み出した術式を盗み出したはいいが、手に入ったデータが中途半端なものであったため自分たちで勝手に弄って実行してしまう。結果、一億人の犠牲を払って命を魔力に転化した強大な力で地球と異世界の次元を強引に繋ぎ合わせてしまい、その反動であやうく両世界を滅ぼしてしまうところだった。

結果、湊たちが異世界に渡るための準備や装備に費やした天文学的な費用の四割をこの大雅が負担することになる。

現在国家を運営しているのは臨時政府で、騒ぎを引き起こした共生党の幹部や一部の軍部は姿をくらませて行方不明になっている。


2019.6.3

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