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まっとうな人生を  作者: トースター
第1.5章
45/51

Everlasting On-line 4

作品を1ヶ月も放置していたので見るのが怖かったですが、アクセス数を見ると案の定な結果に。

自分の努力不足と思って、受け入れます。

くぅっ!

友人はカップ麺をお湯を入れたまま1時間放置してしまって案の定な結果になっていました。

ぐぅ~。

 化け物は動いた。そう認識したときには体が無意識に右に動いていた。


 バギィィィッ!!


 僕の背後にあった樹が、空気が、人間にも聞き取れるほど大きな悲鳴を上げて縦に分かれる。


 咄嗟に避けることは出来た、それが事実と判っているのに脳が体が、やられたと思い込んでいる。


 化け物はこっちを向く。ぼやけていて名前がみえない。だが、化け物から驚いているような、感心しているような、楽しんでいるような感じがする。


 化け物からの殺気が弱くなっていくのに、安堵しそうになると


 ヴォォォォォォォォォォォォォッッッ!!


 濃厚な殺気を帯びさせながら化け物は咆哮した。


 「!!?」


 体の細胞一つ一つが殺意の重圧に抗えずに自ら死を迎えようとして、いや、これはゲームだ。これも思い込みだ。


 気が付いたとき、私は仰向けになっていた。体が動かない。


 化け物は動かない私を一瞥して何処かへ去ってしまった。


 助かった……のか?


 ――これで生き残れたら生かしてやろう。――そんなところだろうか。


 よく見ると、ステータスに麻痺の異常付加が出ている。なるほど、動けないはずだ。


 さて、どうするか。私もまだこのゲームを始めたばかりだ。麻痺なおしのアイテムなんて持っていないし、麻痺を治すような呪文なんて習得などなおさらしていない。


 β版のときなら複数の異常状態を治す魔法もあるんだけどな。


 その魔法を思い浮かべていると、その魔方陣が明確になっていくにつれて出来るような手応えがある。具体的にいえば、MPが体が流れ出そうな感覚だ。


 そうか!マニュアル式でなら行けるのか!!


 魔法発動には、エフェクトのON/OFF……プレイヤーたちの間ではオート式とマニュアル式がある。ON……つまりオートは魔法名を言葉にするだけで発動する。しかし発動までの魔方陣が目に見えるため、相手にもどんな魔法を使うのか察知されてしまう。反対にOFFは自分の頭の中に魔方陣を思い描いて使用するものだ。こちらは魔法発動まで相手に気付かれないが、動きながらだと同時に二つの事をすることになる、玄人向けだ。


 つまり自分で魔法を作ればいいのか。


 すぐに今思い浮かべている魔方陣を掻き消す。この魔法はMPが高すぎて無理だ。


 初級用の麻痺治しの魔方陣を思い浮かべる。不幸中の幸いと言うべきか、化け物の咆哮のお蔭と言うべきか知らないが、まだ通常モンスターの気配はない。


 この魔法の上位変換が出てきた頃からマニュアル式だったせいだろうか、魔方陣を思い描くのに一苦労する。


 「……!『アンチパラライズ』」


 魔法が自分に発動し、弾けて消える。


 失敗した。どこか間違ってたか?いや、魔法は発動した。あぁ、3分の1で失敗する魔法だったんだ。


 もう一度、最初から思い描く。


 「……!『アンチパラライズ』」


 再び魔法が自分に発動し、今度は体に浸透していく。


 「……成功したのか…」


 立ち上がる。


 かなりの時間を使った気分だが、時間はどうだろうか。


 7:52


 残り8分。集合に間に合わないかもしれない。いや、むしろチャットをしてから12分しかたっていないのだと考えれば、マシだろう。


 ただ、これから信頼を得ようとしている若輩のギルマスとしては最初から時間に遅れるのは、致命的だろう。


 私は、疲れを胸の奥にしまい込んで、東の広場へと走り出した。


 仲間を救えなかった悔しさと不甲な無い自分への憤りを活力として。

森の化け物の話を入れたけど、よく考えるとそこまで過去話を長く書くつもりないんだったww

そうなると、別作品になるもんね。

主人公が死ぬっていう最大のネタバレをしているから、別作品として出すこともないからつまり……


そうか。お前…消えるのか?


???「えっ、ほんまっでっか!?」

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