行き場のない住民を拉致る!!
わし達は、話し合いを終えて、
城の中へと、入ったのだった。
城の中は、豪華なシャンデリアと、
でかい階段、そして部屋が大量にあったのだった。
わし達は、驚愕しながら話した。
「これ……あの材料で、100パー作れないよね!!どうなってるんだ?」
「三郎様の能力は、人によって完成度が違うんです。他の人が万能創造の力を持っても、最低品質の可能性だってあるんです。」
「三郎様は選ばれた人、三郎様が作るものは全て、最高品質になるのです。」
「いや、最高品質にも度合いってものがあるよね!?これは、やりすぎでしょ!!」
「三郎様、あまり大きな声を出すと血圧が上がってしまいますよ。ドードー」
「ドードーって、わしは動物じゃねぇよ!!」
落ち着け……イライラするな、
二アスはロボット、ただの機械なんだから。
わしは震えながら、怒りを抑えた顔で思ってると。
カノンとユーナが、部屋を見ながら、
楽しそうな顔で、話した。
「ねぇ、お姉ちゃん!!書斎もあるし、訓練場みたいな場所もあるよ!」
「ほんとねぇ……家作っただけなのに、本も何もかも揃ってるって、すごいわね!!」
まぁ……いいか!
あいつら2人が、喜んでるんだし。
「ユーナ!カノン!お主ら、好きな部屋使っていいからな!」
「いいの!?私たち、好きな部屋使って……」
「ユーナ!ちょっと待って、先に三郎に部屋を決めてもらおうよ!三郎が、この城作ったんだし。」
「わしはいいよ!お主ら2人が、居なかったら作れなかったからな、選んでいいぞ!!」
「「やった!!!」」
ユーナとカノンは、目を輝かせながら叫んだ。
「三郎様この城を管理するには、まだまだ人が沢山要ります。どうされますか?丁度、移民たちがいる場所を知っていますが、そこに行かれますか?」
「そうだな……この城は、わし達ではどうしようも出来ないからな!行ってみるか!!」
わしは不敵な笑みを浮かべて、二アスに話して、
3人と二アスで、その場所へ向かったのだった。
♢♢♢♢
そしてわし達は、とある森に転移魔法で行き、
その森で、移民たちを探し回ったのだった。
森の中は、禍々しいオーラを放ち、
巨大な木で、覆われていた。
わし達は森を歩き、周りを警戒しながら話した。
「本当に、こんな森の中にいるのかよ?」
「三郎様文句を言ってはいけません、私がこの目でちゃんと見ましたので。」
「この目って……お前機械だろ!!薄暗いし、ここに住む移民って、メンタル化け物だろ。」
「ねぇ……三郎さん?なんか、女性の泣き声しませんか?」
「やめなさいよ……何言ってるの?女性の声なんて、する訳ないよ!ねぇ?三郎!!」
「お、おう!女性の泣き声なんて、する訳……」
『……誰か、助けて。』
わし達は、森の遠くの方から、
女性が泣きながら、呼ぶ声が聞こえて。
「ユーナが変な事言うから、わしまで聞こえたじゃないか!」
「はは……そうよね!あれは、幻聴よね!!」
「でもさ……お姉ちゃんと、三郎さんが聞こえたって事は、幻聴ではないんじゃない?」
「えぇ、あれは幻聴ではなく。完璧に女性の声でしたよ、三郎様。見に行ってはいかがでしょう?」
「ふざけんじゃねぇよ!!二アス、お主が代わりに見に行ってこい!主からの命令だ!!」
「残念ながら私は三郎様の、お傍を離れる事は出来ませんので、三郎様が行かれてください。」
「クソ……どうすればいいんだよ!!」
わしは、ホラーだけは無理なんだよ、
ゲームでも、映画でも避けてきたのに。
さすがに、怯えてる2人に行かせるのもな。
まぁでも何かあったら、この背中に担いでる、
アサルトで、撃ち殺せばいいし。
二アスと一緒だから、行ってみるか。
わしは足が震えながらも、森の奥へ進み、
泣き声がした方向に、向かったのだった。
そしてその場所に着いた時、わしは歩くのをやめ、
草に隠れながら、目を見開き話した。
「なんだよ……移民って、女しか居ないのかよ!!てっきり、男も居るのかと思ったけど」
その場所には、ボロボロのテントがあり、
男性用の服があったが、男性は居なくて。
やせ細った女性や、小さい女の子が居たのだった。
「そのようですね、私が見た時は男性の方もお見えになられたのに、今は居ないようですね。」
「でも物干し竿には、男性用の服はあるけど……女と子供しか居ない。」
「聞いてみてはいかがでしょう?もしかしたら、今は出かけてるだけ、かもしれませんし。」
わしは草から出て、移民達の前に立ち、
真剣な面持ちで、移民達に話しかけた。
「すまない!お主らに、聞きたいことがある!少しだけ、話を聞いてもいいか?」
「い、いやー!!!みんな、避難して!人攫いがやって来た!!」
「子供たちを早く、テントの中に入れて!!」
移民達は、焦った様子でテントの中に避難して、
数人はテントの前に立ち、他の人達は。
わしの前に立ち、木の槍で戦闘態勢をとっていた。
「いけません三郎様、いきなり見ず知らずの男が、話しかけるなんて、怖いに決まってます。」
「二アスが、聞いてみろって言ったんだろ!!」
「とりあえず謝罪して、敵意はないことを示したた方がいいかと思います。」
「あぁもう……仕方ねぇな!!」
わしはその場で、両手を上にあげて、
真剣な眼差しで、移民達を見つめながら言った。
「すまない……怖がらせるつもりは無かった!ただ聞きたいことがあった、だけなんだ!!」
いや……すっげぇ警戒してますし、
この女達、人攫いって言ったよな。
この場所で、何があったんだ……?
「わしはただ、わしの家で手伝ってくれる人を、探していただけなんだ!!それと、ここに男の者は居ないのか?」
そう話すと、女性達は鋭い目つきで睨み、
涙を流しながら、黙っていたのだった。
1人の少女が、テントから出てきて、
生気を失った顔で、わしに話した。
「ここに……男の人は居ないよ、多分人攫いの奴隷になってると思う。」
「ダメよ!『サーシャ』この男に話しかけちゃ、この男も人攫いに決まってる!!早く、テントに戻りなさい!!」
人攫いって、女とか狙うと思っていたが、
男を狙うのか……?
そう困惑しながら、思っていると、
騒ぎを聞き付けた、ユーナとカノンが来て。
唖然とした表情で、口を開いた、
「なにこれ……三郎さん?この人達が、移民の人達なの?」
「あぁ……だけど男達は、人攫いって奴らに攫われたっぽい!!」
「人攫い……だったら、もう諦めるしかないわね、人攫いの連中は、奴隷にした後容赦なく殺すから」
「カノン……お前知ってるのか?」
「えぇ……一応ね、奴隷にしてこき使い果たしたあと、使わなくなったらまた人を攫う、ゴミ以下の人間よ!!」
この移民たちを、納得させるのは無理だろうな、
誰も信用してない、目をしている。
前世の戦地で、沢山見た目つきだな、
誰も信用していない、信用したら殺される。
だが、関係ない!!わしの家に連れていき、
城を快適に、住めるようにするために。
わしは、ニヤリと口角を上げながら言った。
「ユーナ!!こいつら全員、わし達の家に転移魔法で転送できるか?」
「できると思うけど……いきなり転送したら、この人達びっくりしちゃうよ?」
「いや関係ないね!こいつらの、メンタルを回復させる時間なんてない!!」
「三郎……何考えてるの!?人攫いの被害にあって今、すごい辛い思いしてるんだよ?私たちなんて、信用されてないのに。」
「そしたら、何年も待ち続けるか?こいつらの、精神状態は悪化している、回復するのに何年も」
「いや、10年以上かかる可能性だってある!!そんなの待つ前に、幸せな暮らし見せてある程度復活させるんだよ!!」
「やれ!ユーナ、転移魔法を使ってくれ!!」
「わ、分かった!『転移魔法ラージ』!!」
ユーナは転移魔法を使い、移民達がいる場所に、
転移魔法を放ち、移民全員を俺たちがいた場所に。
連れて行ったのだった。
♢♢♢♢
その後わし達も、城の中へ戻り、
城の扉を開き、外を見てみると。
移民のみんなが、困惑しながら立ち尽くしていた。
わしは不敵な笑みを浮かべて、みんなに話した。
「よく来たな……使用人共!!ここが、今日からお主らの住む場所だ!!!」
次回へ続く!!
次回予告です!!
二アスの言葉で、移民達を探しに出かけた三郎達は森の中で、女だけの住んでる場所を見つけたのだったが、どうやら男の人達は『人攫い』に攫われたようで。
女性達は警戒していたが、三郎が無理やり連れて帰り、女性達を攫ってしまったのだった。
女性達や女の子供達は、無事に慣れてくれるのか……そして三郎達は、今後どうなるのか!!
次回『最初の街づくり!!』お楽しみに!!
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