表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
よろず屋-百合の衆-  作者: 幹藤 あさ
68/718

2話

むつは携帯を取り出して、画面を颯介に見せている。颯介はにこやかに見ている。流石に冬四郎と山上も気になっているのか、むつと颯介の方をちらちらと見ている。


「こんな制服なんだね。2種類?どっちもレースとふりるがついてて、女子校のって可愛いね」


「制服は、だろ?」


「いやいや、むっちゃんの制服姿なんて滅多に見れないですよ?これは見といた方が良いですよ」


山上が意地悪そうに言うと、颯介は山上にむつの携帯を渡した。受け取った山上は、冬四郎にも画面を見せた。


「ほぉ…可愛いんじゃないか?なぁ?」


「まぁ…そうですかね?」


冬四郎は携帯を受け取ると、画面をスライドさせると何枚も写真を見ている。


「ちょっと‼他のはダメでしょ‼」


「何だよ。おっ…何だよこれ」


むつは冬四郎の隣に移動すると、冬四郎の見ている写真を覗きこんだ。


「何っていちにぃだよ?」


むつの4人居るうちの1番上の兄である晃と2人で、寄り添って一緒に写真を撮っている。


「ご飯行ってきたの」


「はぁ…知らなかった」


「言ったら来たの?」


冬四郎は首を傾げていた。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ