6/15
相談
「やったあ、山ぴょんだ。」
「山ぴょんはよせ。」
「だって、山ぴょんってかわいくない?」
かわいいって、自分まもなく四十になるんだぞ。
瑠璃の服装は、普通の女子大生よりちょっと派手目くらい。その世界の女の子には、見えないのが救いだが。
「私、ギャル友多いんだよ。夏休みとか親に内緒で、ギャルメイクするよ。」
「よかったあ、瑠璃と会う時ギャルメイクの時じゃなくて。」
「今度してこようか?見たい?」
「よせ!」
「うふ、そういう山ぴょん可愛い、子どもみたい。」
なまじ答えない方が良いな。
「ねえ、今時間ある?」
「な、なんだ。」
焦る、まさか。
「ちょっと、友達のことで相談があるの。」
二人でフアミレスに入った。




