ドリームキャッスル・夢の中
モナカが退室してミクは暇をしていた。外を見るともう夜も更けていて、いつもならぐっすり寝ている時間だったため、ものすごく眠いのだ。
「もう・・・だめ・・・」
気が付いたらミクは睡魔に負けて意識は闇の中へと引きずり込まれてしなった。
「ん・・・?あれ、ここは・・・」
「珍しいわね。ミクが授業中に寝るなんて。昨日いったい何時に寝たの?」
気が付いたら、学校の中にいて、目の前にはあの子がいた。もちろん、これは夢なのだが、ミクはそれに気づかず、泣き出してしまった。
「うっ・・・ひっぐ・・・__ちゃん。会えて・・・よがった~」
目の前でいきなりミクがなくものだから、あの子は困ったように笑いながら慰めていた。
「よしよし。よっぽど怖い夢を見たのね。聞いてあげるから、できる限り話してみなさい!」
「あっ!あの・・・あの・・・!」
そういうばかりで、話し出そうとしないミクに若干焦りを感じていたあの子は、おろおろしながらなだめ続けていた。
「あ、あのね・・・」
ミクが落ち着いたころ、話出した。あの子が死んだ夢を見たことや、遊園地での出来事も。すべて話していた。
最初は落ち着いて聞いていたあの子も、だんだん複雑な心地で聞いていた。表情にあまり変化はないが、どんどん機嫌が悪くなっていった。
「その話だと、私は死んでいて、ミクを泣かせたやつもいるってことだよね?そいつは誰?絶対許せない」
そういって、機嫌が悪いあの子はちょっと今日絞めてくるわ。と言って、出て行こうとした。
「ちょっ・・・まって__ちゃん!!」
「ん?何よ。いいじゃない。ミクを泣かせたやつをちょっと懲らしめてくるだけよ」
そういって、学校が終わったころに出て行ことした。
そこで目が覚めた。そして、絶望もした。
「ここは?」
「あら。目が覚めたのね~!よかったわ!いくら呼び掛けても返事がなかったから、心配してたのよ!」
そういって、モナカはミクを抱きしめた。
「・・・あの子が・・・あの子は!?ねぇモナカさん、あの子は!?」
「ここにはアタシとミクちゃんしかいないわよ」
そう言ったとたん、ミクは泣きだした。
「あらあら。どうしたらいいのかしら?アタシは何もできないのだけれど・・・」
そういいながらも、背中を優しくたたくモナカの仕草は優しく温かかった。
「・・・ごめんなさい。いきなり、こんな泣いてしまって・・・」
「あら、いいのよ。何かあった?アタシでよければ話を聞くわよ」
そう言ったモナカの優しさが、あの子と重なって、引っ込んだはずの涙がまた出てきた。
「うぅっ・・・」
「えぇ!?ちょっ・・・アタシ、何かしたかしら・・・?」
_調整室_
「ねぇ、アレ、大丈夫なの?なんかミク泣いてるけど・・・」
「まぁ、モナカさんが意図的に泣かせたわけではないので大丈夫だと思いますよ」
「そう言えば、キョウ最近何か調べてるみたいだけど、手伝おうか?」
「大丈夫ですよ。そろそろ終わるので」




